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白馬三山に登ってきた

北アルプスの白馬三山は白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の三山。
途中、富山•長野•新潟の境界である三国境を通ります。
栂池ロープウェイから上がり、白馬鑓温泉小屋から降りてくる二泊三日の山行。

山の上から見る日の出はいつも素晴らしい。
朝は雲が下の方にあり雲海となっています。
日が高くなり、気温が上がるにつれて雲が上がってきてしまうので雨が降る前に次の山小屋に行きたいところ。

徐々に上がってきます。
雲ひとつない青空より、白い雲がある風景の方が好きです。
強すぎる日差しも遮ってくれるし。

白馬鑓温泉小屋からみた最終日の朝日。
疲れた体も温泉で癒され、日光でチャージされます。
この光景が地球規模で毎日起きている事に想いを馳せていろんな気持ちにもなります。

別れを告げて帰路へ。
今回はNumb little bug(Em Beihold)がテーマ曲でした。
何も感じない小さな虫の歌です

この曲を山の景色と合わせてリールに使用してる方がInstagramにいて、震えたのがきっかけです。

毎日の小さな気遣いの積み重ねで気がついた時には何も感じなくなる。

そういった感覚を山が強制的に浄化します。

なぜなら、肩に食い込む荷物、高度を上げるにつれて薄くなる酸素、容赦のない日差し、足元の悪い急登が続く長い登山道を前に、自分はシンプルただ一歩ずつ歩くことしか出来ないから。

その引き換えに広がる景色が美しすぎて、やはりただ感動するしかできないから。

シンプルになります。

登山は力技の癒しですね。


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