お菓子教室の先生が畑をやる理由
4月1日
小さな畑の主になりました。
新年度ですね。
この時期は新たなチャレンジをはじめる方も多いのではないでしょうか。
私の場合は「畑」でした。
早速土づくり。
ガツガツ耕してから石灰を撒いてきました。
初日から筋肉痛確定。
当初家族の反応は
ー 畑って大変だよ。
ー 素人が作るより買ったほうが安くて美味しいよ!
こんな感じでネガティブなものでした。
それでも私がやると決めた理由。
初心を忘れないために、ここに記しておくことにしました。
「食べる」のその前を知る
私が最初にお菓子の仕事をさせてもらったのは長野県の農園レストラン。
新鮮な果物や野菜、ハーブが手に入る貴重な環境でした。
それでも当時はお菓子のことを覚えるのに精一杯。
たまに足りないものを走って畑にとりに行くくらいで、その作物がどのように育って食材になり得るのか知ることはありませんでした。
私はそれらをいかしたお菓子作りを学びましたが
それは食材について「食べる」にフォーカスした ごく一部にすぎない
ということがずっと引っかかっていたのです。
東京に戻ってからというものスーパーの果物売り場を歩いては、あのときもっと畑をみておけばという思いが幾度となく湧き上がり。
育てるということの大変さも含めて、作物が育つ過程を知りたいと思いました。
自分で食料をつくれる人に
これからの時代を生き抜くために、なんて書いたら大袈裟でしょうか。
それでも、食べることは生きること。
自分で食料をつくる力を少しでも身につけたいと思っています。
手に入らない食材を育てる
これは素人がちょっと欲を出しちゃった感じですが(笑)
慣れてきたら東京では手に入りにくい
西洋野菜やベリー、ハーブやスパイスも育てたい!
お教室のメニューにも使いたいな〜(妄想)
一皿を、一食を。
自分で作った食材をお菓子作りや料理に使う、それが
一皿を、一食を、より大事にする意識に繋がる予感がしています。
食べる時間を愛してじっくり味わいたいです。
そんな想いからスタートした畑。
またときどき進捗状況を書いていきます。
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