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ハネムーンでイタリアに行ってきた話🇮🇹

はじめに

結婚して2年くらい経つのだけど、結局ずっとハネムーンに行けておらず、どうしようかね〜となっていた我々。そして5月、ふたりとも1週間くらい休めそうなタイミングがやってきて、迷ったけどえいやで飛行機を取ったのでした。
イタリアとか行ってみたいねーとは前々から話していたのですが、遠いし円安だしイタリア語わからんし、、とかで悩みました。とはいえ、ヨーロッパなんて今後の人生でそう行けるタイミングないやろ!いくぞ!ってことで最終的にイタリアに決定。
飛行機と宿さえ取ってしまえばもう行くしかない。という考え大事でした。

というわけで、1週間のイタリア旅行に行ってきてこれが大変面白い経験だったのですが、日本に帰ってきたら、あれ、夢だったのでは?みたいな感覚になってしまい、何かしらに残したくなったのでここに書いています。

1日目

成田 → ドーハ  

22:30ごろの便だったので夕方に成田空港へ向かい、チェックイン。
搭乗口の近くまで来て安心したので、夜ごはん食べるかーとなり、フードコートへ向かうも、なんかお高いお店しかないエリアでうろたえる。(海外の方向けなのかな?)仕方ないのでちょっといい値段の蕎麦をすする。おいしい。

歯磨きを済ませて無事搭乗し、はじめての機内泊スタート。冷房ガンガン。なんと、23時近いのにがっつり機内食が出てきた。空港で食べなくても大丈夫だった。さすがに入らなくてキャンセルしてしまった。
そして、CAさんの英語がわからない。成田発だったためかかろうじて日本語できる方がいてセーフ。
カタール航空だったのですが、モニターで映画がたくさん選べてよかった。眠れなくてハリーポッターをずっと流す。しばらくしてトイレに行きたくなるが、窓側だったのでなかなか言い出せない。廊下側の方が席立った瞬間に真ん中の夫を叩き起こし脱出。めちゃ並ぶトイレ。並んでいる間周りを眺めていたけど、夜中なのに結構ガヤガヤしていてなんだかカオスだった。

実質12hくらいのフライトほんとに長く感じた…翌朝4時くらいにドーハ着。初日は機内で終了。

2日目

ドーハでトランジット

経由地のドーハに到着。飛行機を降りてTransfersみたいな案内に沿って進む。預けた荷物は回収不要で保安検査のみ。ここでペットボトルの水は没収される。
検査場のスタッフ、みんな強そうで震える。少しでも変なことしたら連れていかれそう。ウエストゴムなのにベルト外せ!っぽいこと言われる。必死にくっついてるのアピール。通じた。無事通過。スタッフにJapanese? Japanのどこから来たの的な感じで話しかけられる。How about Tokyo?って言われて、え、TokyoはGood!とか言えばいいのか..?とか思ったけど、??となっていたらHot or Cold?って言われた。そゆことか。文脈で判断すべきだったのか?TokyoはHotだったよ。

なんとか通過して一息つく。ドーハ空港はとても綺麗。というか未来的。有名なクマ。

空港内には緑のエリアもあって、ごろ寝してる人いっぱいいた。OKな場所とはいえ思いっきりごろ寝できるのすごい。勝手なイメージだけど、こういうオアシスみたいな雰囲気が、中東の人が思う理想なのかなとか思った。

冷房ガンガンのなか椅子で休憩。
検査場で飲み水没収されたから買いたかったけど、高いしドーハの現地通貨にするの面倒で諦める。700円くらいした。空港価格らしい。
空港内のエリア移動に透明な電車乗ってちょっと楽しかった。これも未来っぽい。("ドーハ空港 透明な電車" とかで調べると出てくるやつ)

バス移動→地上から階段登って乗るタイプの搭乗だったのですが、空港の中がどこもしっかり冷えていたので、外の暑さに引く。そうか確かにこの辺りは昼間の気温高そう…

ドーハ → ローマ

相変わらず冷房がすごい機内。隣のインド人っぽい人も全身をブランケットで覆って震えてた。わかる。
さすがにここからは日本語いけるCAさんはいないようだった。機内食のメニュー説明されてわからん顔していると、写真と日本語名の画面を見せてくれた。センキュー。
ソフトドリンクのラインナップがよくわからなかったけど(ネット繋がるところで調べておけばよかった)、前の人がクランベリーって言ってるの聞こえてクランベリージュースの存在を把握。クランベリー!で通じた。おいしい。クランベリージュース。これ以降、ドリンクお伺いのたびにクランベリー!って言ってくる客になる。

クランベリージュースと柿の種
ジャガイモ?で作ったホワイトソースみたいなのがのったラタトゥイユ的なもの

ローマまでは6hくらいのフライト。iPadに入れてきた映画を観る。ローマっぽいやつにして気持ち上げていこうと思いダヴィンチコードにしたんだけど、これほぼパリだったか?バチカンがあるのでまぁいいか。

ローマ → テルミニ

ローマに到着して、荷物受け取るところに出るかと思ったら電車で移動しないといけなかった。ターミナルが広いのだろうか。
入国審査に向かう。国籍によるみたいだけど、我々はパスポートスキャンと顔認証のみで通れた。素晴らしい。英語かイタリア語で質問されるかと思って緊張してたのでハッピー。確かに、入国目的とか期間とか聞いたところであんまり意味ない気はする。通過して、パスポートのスタンプ押してもらうところで雑に投げ返されて海外感じた。笑

空港からローマの中心テルミニ駅へ移動する。所要時間30分くらい。チケットの購入はomioを使った。

空港を出たところから、治安注意とのことだったので、気を引き締める。
途中で、車掌さんっぽい人が無賃乗車チェックに来る。omioの画面を見せてOKだった。

テルミニ駅 → ホテル

テルミニ駅到着。

ここのスリ率もなかなかと聞いていたので、強い気持ちで通過。

ホテルまでは徒歩10分程度の道のり。
機内でもらった水もなくなったので、ホテルまでの道中で買いたかったけど、個人商店っぽい店ばかりでめちゃくちゃ入りづらい。笑
早速セブンイレブンが恋しくなってくる。
道中で、マクドナルドを発見。タッチパネル注文してカウンターで受け取るタイプだった。クレカのタッチ決済が使えた。水を1.5ユーロで購入。冷えた水のおいしいこと。。(ローマでは日本で見るようなチェーン店はほとんど見かけなかったのだけど、なぜかマクドナルドはたくさんあった。)
この後、このマクドナルドで毎日水を買いました。なんか毎日水だけ買いに来るアジア人。

ローマの街、車もバイクも多かったのだけど、ちょっとマリオカートみたいな雰囲気。笑 そして、徐行とか歩行者優先みたいな概念が存在していないらしかった。信号のない横断歩道がまじで渡れなかった。信号のあるところまで行くか、誰かが渡りそうなのに合わせて一緒に渡るしかない。渡ろうとしないなら停止しませんけど?という感覚なのだなと理解。そして、歩行者は信号がなくても空気読んでめっちゃスマートに渡る。
(あと路上喫煙&吸い殻ポイ捨てが普通みたいだった。前歩いてる人にぷは〜〜っとされるとなかなかしんどかった。笑)
早速、歩行者優先が恋しくなった。

ようやくホテルの前に到着、したものの入り口がよくわからない。建物の4Fがホテルだったのだけど、階段しか見えない。くたくたでデカスーツケース持って4Fまで階段で上がるんか…?と絶望していたところ、2Fにいた韓国人ぽい方に声をかけられる。
「Korean?」
「Japanese!」
どうやらエレベーターがあるらしいとのことでお礼を言って中に進んだものの、見当たらない。まごまごしていると同じ人がまた教えてくれた。なんと、物置?、くらいに思っていたものがエレベーターだった。笑った。でも普通に使えるみたいだった。

エレベーター

なんとかホテルのカウンターまでたどり着く。緊張しながらボンジョールノ…
気さくなスタッフ、基本はイタリア語で英語もいけるっぽかった。いろいろ説明してくれたが、おそらく半分くらいを理解。何度もunderstand??って言われる。笑
よくわからんがなんとか宿泊税を支払い、部屋に入れて安堵。
さすがはローマ、床が石のお部屋。ローマっぽい雰囲気とアクセスとコスパ重視したせいで、古いしカーテンよれよれだったりしたけど、広くて水回り清潔だし全然いいじゃんって感じだった。

趣ある窓辺

実はこの日は結婚記念日で(たまたま)、せっかくならローマでちゃんとしたレストランでディナー行こうぜとなり、出発前に予約していた。シャワー浴びて向かう。
メニューはwebで確認するタイプ。スタッフがiphoneのブラウザだとこれで翻訳されるよって操作して中国語に変換してくれる。センキュー、と微笑みながらこっそり日本語に変換する。
最初にどかっと紙袋が置かれてなんだ??と思っていたら、パンがたくさん入っていた、そういえばイタリアだと勝手にパンが出てくるのだった。
ドリンクが来た。スパークリングワインが思ったよりたっぷりサイズで来てハッピー。ローマはスパークリングワインのグラスも大きいのか?さっそく幸せな気持ちになる。

スパークリングワインなんか大きい

注文したのは、ブッラータチーズと生ハム、パスタ、なんか仔牛?のソテーっぽいやつ、デザートも頼んでみたかったけどお腹いっぱいだった。
(イタリアのレストラン動画とか見てると、イタリアの人一食でめっちゃ食べるな??と思いませんか。)

ハモンセラーノとブッラータ
仔牛(?)のソテー

オリーブオイルとバルサミコ酢がテーブルに置かれたのでいろいろかけて食べた。バルサミコ酢美味しい。合ってるかわからないけど、ブッラータチーズと生ハムにもかけてみた。さっぱりしておいしい!夫と、バルサミコ酢家に置こうね…となる。
とても賑わっていたので、やっぱり予約しててよかった。

明日に備えてホテルに戻る。来てから知ったのですが、ローマは日暮れがとても遅くて、20時ごろまで明るい。街中に建築物や教会があって、夕暮れの空と相まって素敵だった。車に注意しながら宿に戻る。

3日目

ローマ観光の日!

barで朝食チャレンジ

イタリア、ローマといえば、bar文化。というわけでトライしてみた!
混んでるし、頼み方と払い方がわからんが行くしかなくてカウンターに突撃、クロワッサンとカプチーノを注文。えーっと、、となっていたら、クロワッサン、かしら…?みたいな感じで店員のお姉さんがフォローしてくれた。優しい世界。グラッツェ。
カプチーノはイタリア語でもそのままカプチーノでよかった。夫、よくわからずエスプレッソを頼んで、ちっちゃ!濃い!ってなってた。カフェでいつもアイスコーヒーしか頼まない人。でも意外とよかったらしい。

カプチーノとクロワッサン

クロワッサンをパリパリ食べながらローマの朝食風景を眺める。現地の人は大体カウンターでスピーディーに済ませている。OLっぽいお姉さんもおじいさんもガテン系っぽいお兄さんも、いろんな人が会話とコーヒーを楽しんでさっと出ていく。あと、店内に犬が普通に入ってくるの面白かった。もちろんお客さんが連れているのだけど、繋がれてもなくてナチュラルにトコトコついて入ってくる。ローマは街中で犬連れてる人が多かったし、犬たちはみんな落ち着いていて人間みたいだった。躾がきちんとされているのだろうか。
伝票もなくて支払いどうするんだろ、と思ったけど、、カウンターに行っただけですぐ支払いに進めた。ちゃんとテーブルをチェックしてたっぽい。安堵。カプチーノ、エスプレッソ、クロワッサン2つで11ユーロくらい。グラッツェ

バチカン観光

バチカンを外から眺める。

外から見たバチカン。(空青!)

バチカン美術館は事前にオプショナルツアーを予約していたのだが(貴重な日本語ガイド付き)、集合時間までまだあったので周辺を散策してみた。

近くを川が流れていて(おそらくテベレ川)、橋を渡ってみる。
石橋の造りと石像が素敵だった。渡って、隣の橋から戻ってサンタンジェロ城を見物。

サンタンジェロ城

いい時間になったので集合場所に向かい、ツアースタート。
チケット事前購入だからなのか、ツアーだからなのか、結構サクサク進んでスムーズに入場。

入り口の上にあるミケランジェロとラファエロの像(だった気がする…)

ガイドさんから最初にどっさりとインプットを受ける。日本語ガイドのツアーにして本当によかった!話聞くだけでも面白かったんだけど、事前にきちんと勉強していったらもっとよかっただろうな〜
膨大な広さのバチカン美術館を見どころをピックしながら進むツアーだったのだけど、とりあえず一生分の壁絵と石像を目にした。

フレスコ画って、生の漆喰を塗ってそれが乾かない内に絵を描く手法なんですって(フレッシュ的な意味らしい)、最後まで描き上げるだけで途方もないの想像できる…

いろいろとお腹いっぱいで美術館のツアーは完了して、そのままサンピエトロ大聖堂に向かう。出口には近衛兵の姿がありました。(これもガイドさんから聞いた話ですが、バチカンで近衛兵やるのってかなりのステータスになるらしい。へー)

外観壮大…
上に並んでる使徒、処刑に使われたものと一緒の構図になっているそう。(聖☆お兄さんのペテロのこと思い出して少し笑った。(※よくどこかの団体から怒られないですよね))

中に入ってまた衝撃を受ける。豪華…

当時の宗教と動いたお金のデカさを感じた。
個人的にこの旅で一番インパクト受けたのは、バチカン(バチカン美術館、サンピエトロ大聖堂)でした。生で見れて本当によかった!

最後にミュージアムショップ的なところでお土産チェック。サンプルだけ置いてある商品が欲しくて少し困ったんですが、スタッフに訴えて、This one!って言えばどうにかなることを学ぶ。

そういえば、ローマは海辺でもないのにたくさんカモメいるな?と思って気になってたんだけど、調べてみたら食べ物がないとかで都会にやってきて定着したカモメが一定数いるらしい。カモメ近くにくると大きいし捕食者の目をしてて怖い。

バチカンを後にして、コロッセオに向かう。

コロッセオ(フォロ・ロマーノ)観光

意外とランチ食べる時間もなく、コロッセオの駅に向かう。駅でジェラート売ってたのでさくっと食べる。イタリアのジェラート、コーンやカップのサイズは選べるんだけど、どのサイズでも3スクープ(3種類選べる)が前提らしい。嬉しい。

ティラミスとミルクとベリーっぽいやつを

コロッセオの入場時間までまだあったので、敷地内で待つ。water,water,water??と言いながら水を売り付けにくる人がたくさんいる。おそらくがぼったくりなので回避。
予約したチケットの時間15分前くらいでないと通してくれないが、付近の時間に並んでからは割とスピーディーに入場できた。

コロッセオ、ルートがよくわからないままウロつく。ここが市民の席か〜。

ほーって感じで眺めていると英語圏の方っぽいお姉さんに、ふたりの写真撮ってあげるよと話しかけられる。こ、これはスマホ渡した途端盗られるやつでは、、と一瞬の緊張が走る。が、そんなことなかった。疑いの心。後で夫に話したら同じこと思ってた。写真撮ってもらった後にお姉さんのことも撮って差し上げて別れる。
展示もたくさんあって、地下で猛獣を乗せて上にあげる仕組みとかを学ぶ。ただ、説明書きが英語か中国語でよくわからん。音声ガイドレンタルしたらよかったな。英語勉強しようと誓う。

コロッセオの中にもミュージアムショップがあったのでチェック。
マグネットかわいかったので購入。

おそらく全部の階を巡ったところで、コロッセオを後にしてフォロ・ロマーノに。

ローマ市民の広場的な場所の遺跡らしい。カエサルが演説してた場所。

さすがに午後の暑さでグッタリしてくる。屋外スポットは午前中にせめるべきだったかも。(5月末だったからかろうじていけたけど、もっと暑い季節だと厳しかったかもしれない。)
よく歩いた。

夫がパンテオンを見たいというので徒歩で向かう。

疲れちゃって、あれこれ誰の墓だっけ…状態で眺める。(※ラファエロの墓が中にあるって話でした。)

夕飯に適当なレストランに入って、ローマのピザを食べる。一日中歩いた体にビールが染み渡る。

夫、こういうとき安直に具が色々と入ってそうなやつを選びたがるのがちょっとだけ許せない。(ラーメンとかも全部乗せみたいなやつにしたがる。まぁ自分のは勝手にすればいいんですが。)最初はシンプルにマルゲリータとかで行くべきだろ、、と思いつつ、夫が前に食べてみたいと言っていたアーティーチョークが乗ってるやつだったのでこの日は譲った。アーティーチョークはピクルスの味でした。
初日の反省を生かし、メインはそこそこにしてティラミスを追加。思ってたよりあっさりめでおいしい〜〜!

ここでなんと初めて便座なしトイレに遭遇。イタリア、公衆トイレなど便座がないことも多いと聞いてはいたものの、こんな普通のレストランで出会うとは!笑

4日目

フィレンツェ観光のためItaloで早朝移動。チケット購入と座席予約が必要だったんだけど、これもomioで。

フィレンツェ観光

食べたいと思っていた、ランプレドット(モツ煮込みを挟んだパニーノ)を食べるべく中央市場のDa Nerboneへ。これが結構並んでいて、ツアーの時間ぎりぎりだったので朝食は諦める。泣

内部の見学ツアー予約していた、ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)を見にいく。大きい…高い…(語彙力)。外壁がかなり作り込まれていて、平らなところが全然ない。そして全体的にセピア色でかわいい。

有名な円筒形の屋根(クーポラ)(工事してた)
別方向から

実は、中を見学するためのチケットが取れず、やむを得ず英語ガイドのオプショナルツアーを予約していた。(他のところでも、入場チケットは売り切れだけどチケットが含まれてるオプショナルツアーは残っている、というパターンが多かった。)
ツアースタートしてからガイドさんの話一生懸命聞いていたが、やっぱりほとんどわからなかった。笑 ずーーっとリスニングのテスト受けてるみたいな気持ちでつらい。周りに合わせてフムフム…みたいな感じを装うのもつらい。笑  これほど夫と同じ気持ちを共有したことがあっただろうか。
マジで英語勉強しようと誓う。
でも、中に入れたのはほんとよかった。

おそらくあの円筒形の屋根の内側

フィレンツェ、ローマより落ち着いていて綺麗な街に感じた。

フィレンツェの街並み

午前中のガイドツアーが終わってから、ランプレドットに再トライ。

Da Nerbone
ランプレドット!

これ、パンにモツ煮込みのスープをぶっかけ、そこにモツをモリモリに挟んでぎゅっとしたやつなんですが、う、うまーい、、、、スパイシー?と聞かれたからイエスと言ったのだけど、辛いし、うまい、、、香草と煮込まれたモツのスープが染み込んだパン、味もさながらしみしみなのにパンが硬めだからか外側の歯応えは失われていない。朝ごはん抜きだったのもあって、ガフガフ食べて満たされる。9ユーロ。(ガフガフ食べたので断面の写真とかはない。)(ほんとは赤ワインも飲みたかったなァ。普通のコップでカジュアルに提供されてました。)
この旅で1、2位を争うくらいの食べ物だった!

続いて、サンタマリアノヴェッラへ。急にすてき空間。

思ったより広くて、たくさんの部屋があったので巡るだけでも楽しかった。ずっといい香りがしている。お土産に石鹸を買う。

食べたばかりだけど、フィレンツェではトスカーナ料理も食べたかったのでレストランへ。ステーキとパスタ。ステーキ結構大きいかなとか思ったけど、あっさりしていてぺろりだった。パスタは、ポルチーニ茸のオイルパスタだったんだけど、ポルチーニってなんだかなめこっぽくて意外だった(刻んだやつしか知らなかった)。なめこっぽい椎茸みたいな感じ。おいしい。
テラスでランチするの気持ちがいい。

ポルチーニのオイルパスタ
トスカーナ料理といえばステーキ
お天気に外で飲むワインよかった

イタリアにはテラス席があるレストランが多くて、みんな各々ランチを楽しんでいる風景素敵だなと思った。

最後にジェラートショップへ。ヨーグルト、レモン、ピスタチオ。サッパリ系で攻めた。おいしい!

写真撮ってるうちにみるみる溶ける笑

おなかパンパンで観光スポットベッキオ橋に向かうが、つらくて歩くのもやっとの私。慣れないことはするものではないですね。

ベッキオ橋からの眺め

またItaloでローマに戻る。夜ごはんを抜いて回復に努める…

5日目

ナポリ観光

ポンペイ遺跡を見たくて、ナポリに向かう。
ポンペイまで、ローマからはItaloとベスビオ周遊鉄道で1,2時間くらいの道のり。
周遊鉄道、電車の見た目が治安悪くて笑った。中は普通のローカル電車でした。

治安

ポンペイ遺跡の入り口がオープンするまで、近くのカフェっぽいところ(ほぼ屋外)で朝食。一番ベーシックそうなパニーノを注文したらめっちゃでかい。具はトマトとモッツアレラとバジルのみだったが、これが最高においしかった。こういうシンプルなのが一番うまいんだよな、を体現していた。アルミホイルに包まれていたので、食べきれなかった分はリュックに入れて持ち帰った。(写真撮ればよかったな)

入り口がオープンしたので入場。めっちゃ広い。

日本語の音声ガイド(スマホ)をレンタルしたのですが、地図と現在地もわかるようになっていて結構よかった。
テルマエだったところがしっかり残っていて感動。古代のお風呂に思い馳せる。

丘からの景色もよかった。

ポンペイ遺跡の後はノープランだったが、さらに南のソレントまで行って、そこからフェリーが出てるらしいから帰りはフェリーでナポリに帰ろうや、ということに(当日にこのリサーチと提案してくれた夫goodjobすぎた)

ソレントまで行くと、南のちょっとバカンスっぽい雰囲気が感じられた。

ソレントの港

海辺でシーフード食べれそうなレストランに入る。By the sea の席が空いてるよ、的なこと言われる。嬉しい。

海を眺めながらビール、最高。

ここで食べたシーフード料理がとてもよかった…
タコのサラダ頼んだらほぼタコだった(うれしいサプライズ)。タコ好きにはたまらないボリューム。

シーフード祭り
タコ!

ここからカプリ島にもフェリーで行けるみたいだったので、行ってみることにした。
ちなみにフェリーのトイレも便座なし。さらには紙もなし。笑
(こういう緊急時はもちろん、普通に手拭きや手洗いできるとこがなかったりもするし、綺麗好きの日本人はウェットティッシュ携帯必須ですよ、まじで。)

カプリ島到着

カプリ島、綺麗ですてきな雰囲気〜
浜辺でチャプチャプしてるひとたちもいて楽しそうだった。こういうところでのんびり過ごすバカンスいいな、、、、

青の洞窟ツアーもあったんだけど、ナポリからローマまでのItalo、遅い便があまりないのと、ナポリでお土産も買いたかったので、ナポリに着く時間を考えると厳しくて断念。

ナポリ発のItaloの時間を遅くしようとしたら(omioからItaloとかの予約を別時間に変更できる)、ソレント以降ネットワーク不調すぎて、なかなか変更まで至れずタイムロス。なんとか帰りのフェリーチケットを買って乗り場までダッシュしてバタバタのカプリ島だった。。残念。

無事ナポリの港に着く。港の待合室のトイレも便座なし。(そろそろ慣れてくる)
お土産を買いたかったスーパーまで意外と距離があり、さらに、ネットワーク不調続いてて、焦る。
なんとか地下鉄でナポリの中央駅まで向かう。ふーー

ナポリ中央

Italo乗って帰る。車内で今朝のパニーニの余りを食べた。やっぱりおいしい。

6~7日目

ローマ最終日

ホテル近くのbarで最後の朝ごはん。
やってみたかったテラス席での朝ごはんができた。

たぶんほんとは中で注文と受け取りした後に席に向かうんだろうけど、結構混んでて私たちがおろおろしていたら、スタッフのお兄さんがテラスに案内してくれてそこで注文聞いてくれた。混んでる店内だと逆にフォローが面倒だったのかも。でもグラッツェ。

夕方の便だったけど、ローマの空港でのチェックインが不安だったので、お昼前には向かうことに。帰りはオンラインチェックインができたので、割とスムーズだった。同じ便に日本人も結構いて少し嬉しくなる。空港のフードコートでランチ。ここでもThis one!で乗り切る。
搭乗時刻待つ間に追加のお土産を購入した。

乗る予定の便、搭乗口の番号がなかなか表示されないので、心配になってスタッフのお姉さんにチケットみせたら All right. と言われたので安堵。

ローマ → ドーハ

帰りもドーハ経由。

そろそろ慣れてきて、座席に着いてからのスリッパに履き替えとか、使うモノの配置とかスムーズにできるようになった、笑。そしてクランベリージュースをオーダー。

Netflixで落としていたコナンの映画を観る。コナンに飽きて、結局モニターでハリーポッター観る。

ドーハ → 成田

わかっていたけど長かった…
またコナンの映画を観る。

食事が全部で3回くらい出てきた。長時間フライトでエコノミーだと、ずーっと座席に半寝くらいの状態で、与えられるものを食べてばかりなのちょっと笑えた。

ラザニア的なやつ
たしかブランチだったけどプディング

そろそろ、機内食で日本っぽいメニューを選ぶと大体失敗することを学ぶ。わさびビーフステーキにしたら、なんだかルーロー飯みたいなやつがでてきた。確かに嗅ぐとワサビの匂いがしなくもない。それから、ご飯のメニューでもパンは絶対ついてくる。笑

わさびビーフステーキ(ほぼルーロー飯)

無事成田に着いて安堵。

日本帰れる…の気持ちだった

帰路につく。スマホでチャージしたモバイルsuicaでシュッと通れる改札のこと、もっと好きになった。

まとめ

準備してよかったこと

  1. 複数の通信手段
    言葉もよくわからんところでネットが使えないと詰むので、リスクに備えて複数手段持っておくのがよかった。ポケットwifiは充電の問題があるし、eSIMは基本使えても調子悪い場所があったりするし。今回は、自分のスマホのahamo(海外ローミングできる) + イタリア用のeSIM + 夫のポケットwifiだったけど、ahamoとeSIMが全然だめの場所があって、かろうじて充電ギリギリのポケットwifiで助かったりした。
    ちなみにeSIMはtrifa使いました。簡単でよかったです。データ量は無制限にしとくと慌てなかった。

  2. バッグに南京錠&財布にチェーン
    お金も時間もかけて来てるハネムーンで貴重品盗まれるのだけは絶対!避けたかった!ので対策してたけど、結局被害0だった。アピールできるし安心感もあるので、やっておくに越したことはないなと思った。

  3. ウェットティッシュ携帯
    レストランでもトイレでも、何かと使う場面多くて便利だった…
    水に流せるタイプだとなお良い。

  4. 教会、美術館の事前予約
    観光地の教会や美術館、事前のチケットやツアーを予約してたおかげで、基本待ち時間なくて済んだ!

準備しておけばよかったこと

英語と観光地の勉強、笑

感想

移動は、10時間以上のフライトが結構しんどかった!笑
ほんとビジネスクラス乗りたかった。次回はビジネスクラスに乗りたい。マイル貯めよう。
行きも帰りもカタール航空だったのだけど、機内食が割と美味しくて、座席のモニターで観られる映画がたくさん選べたのがよかったです。

それから、観光地なら英語ができれば苦労しなさそうということがわかった。英語があんまりできなくてもまぁなんとか…
私も夫もほぼ海外初で、英語もカタコトレベルでしたが、ツアーにしなくてもなんとかなりました。(実はイタリア語を1週間前くらいから少しだけ勉強して話す気満々でいたんだけど、結局挨拶以外はあまり使う場面がなかった笑)
ツアーにする選択肢もあったけど、しなかったことで良くも悪くもふたりだけで、スケジュールの自由度高く柔軟にできてとても楽しかったー。
そして、このイタリアでなんとかなった成功体験により、もっと近距離の海外なら気軽に行ってみていいかもと思えてきた。直行便とか、5,6時間程度のフライトなら余裕では…という気持ち。

異国の歴史とか文化を強制的に感じる1週間を過ごしてみて、適当にコンテンツ浴びて日常過ごすのつまらないのかも、という気持ちが湧いてきた。新しいことを学んだり体験したりする楽しさを思い出したので、適当に楽な過ごし方を選ぶ前に、フットワーク軽くなんでもトライしてみたいと思った。

あとたびたび思ったけど、日本というか東京って、清潔で秩序があってシステム化が進んでいる国なのだなと実感した。それに、コンビニたくさんあるし、いろんなジャンルのおいしいごはんが手軽に食べられるし、
やっぱり、、日本っていい国。

終わり

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