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アドミュージアム東京

行ったところ:アドミュージアム東京

日本唯一/世界でも唯一の広告のミュージアム
「広告」は身近で博物館で扱うものにしてはキャッチーな印象があったので、事前予約しても混んじゃうかな~って懸念があったけど、全体的にゆったり観覧できました

ロッカーがないので大きい荷物は駅で預けてから来るのがよさそう

常設展示室

HPの雰囲気やカタカナの館名から現代の広告に特化した施設かと思っていたけど、江戸時代の広告からあるとは……
展示室をぐるっと囲む形で広告史を追いかける

展示の先頭に動画の説明がある

広告の歴史を分かりやすく説明してくれていて、かたい印象が全くない
透明なキャプション、素敵

タッチパネルもあるけど「解説のためにわざわざ置いてますよ~」感がなくて、全部馴染んでいて好き

大正〜昭和前期の広告ゾーンになると、味の素、カルピスや千疋屋などなど知ってる商品がたくさんあって、今と昔の比較も楽しい
大きなポスターは幅もとるし少ないのかなと思ったら、↓のような形でたくさん見られるようになってるのも嬉しいな~

スライドできるようになっている

↑の展示の後に、戦中〜戦後の広告があるんだけど、折角欧米のデザインを持ってきたり、あれこれ工夫した広告があったのに…戦争…になって悲しくなるねぇ

昭和〜平成の広告、このあたりから懐かしい〜と思えるものが増えるし、生活様式が今の自分たちと近いので、広告内のメッセージがより心に刺さるようになってくるのでついジッと見てしまう

バザールでござーる、大好きだったなぁ

展示室の中央には、流れている広告をタッチすると、CMやらポスターやらドキュメンタリーが見られるコレクションテーブルがあって、江戸時代〜現代まで30万点を超える資料の中からおすすめを紹介してくれてる

入ってすぐの感想:白いもやもや、なに…?

こんなん、時間無限に溶けちゃうわね………複数台用意があるので安心

このCM懐かしい~!ってものもあれば、ついじっくりみてしまうドキュメンタリーもあり、これ最近電車で見たな?Twitterでもバズってたぞ?みたいな本当に最近のものもあって、複数人で来るとより楽しそう

↑の画像内の白いもやもやは、視聴ブース「4つのきもち」

4つのテーマ(びっくりする、考えさせられる、心あたたまる、元気が出る)広告を、裏側から中に入って音声付きで見られる
個室というほどではないけれど、広告・動画と1対1になれる空間があるのいいね

企画展示室

2月中旬に訪問した時は「世界のクリエイティブがやってきた!2022」展を開催していて、3ヶ月連続で世界を代表するクリエイティブ・アワードの受賞作品を展示している第一弾期間でした

最初に展示されていたドキュメンタリー(Change the Ref「The Lost Class」)に結構衝撃を受けたので、ぜひ見てほしいな…

企画展の様子

映像がいくつかに分けられて連続上映されていて、「気になったのがあってもタイミングを図らないと見れないのかぁ」になっていたけど、全部見られるタブレットもあって嬉しい〜になった

2階は日本で唯一の広告コミュニケーションに関する専門図書館だそうで、広告・キャッチコピー関連の本が沢山
そもそも専門図書館という概念を知らなかったな…

しかし、これだけの内容があって入場無料なの、ほんと?
2023/4/8まで休館中だけど近くにパナソニック汐留美術館もあるので、はしごもできそうでいいね

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