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菊池寛実記念 智美術館

行ったところ

菊池寛実記念 智美術館

開館時間:11:00-18:00(最終入館17:30)
最寄:日比谷線神谷町駅6分、日比谷線虎ノ門ヒルズ駅8分、南北線六本木一丁目駅8分、銀座線・南北線溜池山王駅などなど 近い駅が多くて嬉しいね
入館料:ぐるっとパスで通常観覧料300円引き

入口の自動ドアが茶色いガラス?で、中の様子ははっきりと見えないようになっていた(入るのに少し勇気がいる)
ラフに入れるところも好きだけど、建物の中と外とがはっきり分かれている感じが「今から観賞するんだ~」という気持ちになれて結構好き

畠山耕治 青銅を鋳る

受付を終えて、螺旋階段で地下の展示室へ
螺旋階段の手すりがガラス作家の作品になっているの、贅沢なつくりだな~

撮影可の展示品が二つあって、その他は撮影禁止

《八つの面》

《八つの面》、ゲルハルト・リヒターみたいで好みです

そもそも何故この館に行こうと思ったか
最近なんとなく陶芸・器の気分だったというのと、HPで見た展示風景(一番最後の画像)があまりにも格好良かったというのものがあって期待していたんだけど、いざその場に自分が立つと、静謐さがひしひし感じられてとても良かった…

暗めの展示室だけど、重すぎないのはなんでなんだろう?と思ったら壁が深緑で、これのおかげかなぁとなった
和紙が使われていてその質感のおかげもありそう

あと、展示と展示を区切っているような薄くて透けるカーテンのようなもの、素敵…
あんまり他では見たことない展示室

「暗い展示室の中で展示品だけを上から照らすライト」が大好物なので、たくさんあって嬉しかったな
露出展示になっているのも、ガラスへの自分の映り込みを気にしなくてよくて嬉しい

ただ、展示品の形の都合上、ある一面にはっきり影ができて暗くて見えないということもあったけど、暗い展示室でひっそり見てる感があってこれはこれで…という気もした
(敢えてだったりするのかな~ 展示論、好きではあるけど無知……)

展示品が乗っている台座に敷かれている和紙も綺麗
ラメが入ったような布があって、細かくきらきらしていて好きだったな

順路の後半は壁の色が深い赤に変わって、雰囲気が変わるのが面白かった
一番お気に入りの展示《一つの面》はこの部屋の壁にある
青銅の着色(化学変化)の多様性、色んな表現・やりようがあることに驚いた

最後の部屋では展覧会のチラシにも掲載されている大型の作品が三点
ライティング的に、チラシの色合いの方が好きだったな~ということは思いつつ…大きい器、迫力とそのサイズ感にドキドキする

全体的にシンプルな形状のもの・素材そのものを生かそうとしている作品が多い印象で、青銅・鋳金の可能性沢山あるんだなぁと実感
細々描かれている器も好きだけど、素材感が見える作品が好きだな

先日訪問した大倉集古館が目と鼻の先だったので、一緒に回ってもよかったかもしれないな

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