政権が変わるということ。

民主主義的選挙で選ばれた首長の政策推進をサポートするのが官僚の役目。
ところが、長年続いた前首長の下で可愛がられた官僚を往々にして従いません。
選挙で選ばれてきた新首長さんも、疑心暗鬼で心の安まるところはありません。
所詮、肝っ玉の小さい人間がほとんどです。
旧態依然とした長年の習慣にどっぷり使っているのが一番楽ちんなんです。
アメリカのように政権が変われば官僚もすっかり入れ替わる。
ところが、日本の制度はそうなっていません。
本来、ガバナンスの制度がしっかりしており、どなたが政権をとっても、
行政の動かし方には、一定の普遍性があるべきです。
進める政策の優先順位が変わるくらいなら、官僚もそんなにストレスがないでしょう。
兵庫県政も長らく同じ体制が続いてきました。
今、不幸な事態が続いていますが、一刻も早く平時の体制に戻ってほしいものです。


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