在宅で働くときに気をつけていること㉕まとめ

このnoteは、小屋野恵のWEBサイト「アラカンどうでしょう」の過去記事からピックアップ&転載するものです。基本的に表現は当時のままなので、その点お気をつけください。

#リモートワークの日常
2020-06-05oyanomegumi

ずいぶん長く書いてきたのですが、
ちょうどキリのいい25回目で一区切りにします。
今日は最後のまとめです。

と言っても、何か実りのあることが書けるわけでもないのですが……

私は基本的に在宅を中心に働いてきたので
その良さも、悪さも自覚はしているつもりでいます。
そのうえで、ずっと「もっと在宅での仕事が増えていけばいいのにな」と
思ってきました。

でも、今後積極的に推進するための障害もあるようで、
アンケートでは「人事考課がしにくい」というのが、
一番に上がっていたのに苦笑してしまいました。

会社は社員を信用していないし、
そもそも人事考課の評価軸が、
「上司の印象」「上司との面談」なんていう、
すごく恣意的な基準にのっとっているってことが
わかっちゃった。つまり、上司のご機嫌次第ってこと?

部下の評価が上司の大事な仕事の一つだとしたら、
それ自体なくてもいいのかも?
誰にでもわかる、納得できる評価軸を構築していって、
誰でも(自分でも)評価できるようにしていったらいいんじゃない?
社員の相互評価も積極的に取り入れて。

そして、在宅になると、その人のまじめさというか、
勤勉さは、よりよく分かるんじゃないか、とも思います。
いくらごまかしがうまくても、
個々人がその1日をどう過したかは、
通勤の時よりよくわかる部分も大きいんじゃない?
職種にもよると思いますが。

実際に仕事ぶりを見て、
会って話さないと評価できないっていうなら、
その上司こそ能力不足なんじゃない?
なんなら、家庭訪問?すればいいし(~_~;)

アホみたいに、
1日何時間ディスプレイを見ていたかとか、
デスクに座っていたか、を
計測するアプリなんか出て来なきゃいいなあ。
人によっては寝転がって資料読み込んだほうが
効率よく頭に入るって人もいるでしょうしねえ。

一律に「在宅」「出勤」と切り替えられなくても、
週の半分ずつとか、
うまく割り振りすれば、
通勤電車の混雑も緩和されるんじゃないかな?

学校も、毎日同じ時間に始業しなくても、
8時始業と9時始業の2グループに分けるだけでも、
通学時の混雑は解消されるんじゃないかしら?

おかげさまで、私はすぐにOfficeに戻されることはなさそうなので、
それはありがたいなぁと思っています。
でも、コロナにまつわるあれこれが落ち着いたら、
いつもの出勤体制に戻るとしたらいやだなぁ・・・・・・

同じ職種で、在宅が基本っていう会社を探して、
転職したい・・・・・・・・・・・・

ああ、全然まとめになっていない。

それもこれも、まあ、今の状況に緊急性がなくなった、
状況が少し落ち着いたから言えることなのかなぁ?
このコロナ対策に端を発した在宅ワークの広がりが、
仕事のありかたそのものを大きく変えて行くのかな?
旧来のシステムと、新しい動きがうまく融合するまでには
時間がかかるでしょうが、
人間が働きやすく、楽ちんになる方向に進めば良いなぁと
強く強く願っております。

↑ちょっとしめたっぽい。

※2021/07/29追記
まず、上司のご機嫌とって出世した人が上司になっているとしたら、
これは最悪ですね。
ご機嫌とってもらいたいのに、自分の番の時は部下が在宅で
放置されてるのも許せないし、自分の上司のご機嫌も取れないし。
そもそも「ご機嫌取り」で出世する世界だってところが、
まず問題だと思うんですけど、そこには言及しないよね。そりゃそうだ。
さらに、子育て世帯の場合、共働きで、両親が週の半分ずつを在宅と出社で
おおまかに分担できたら、子どもの病気とか、通院とか、健診とかも、
おしつけあいをしなくてもいいのかな、と思うのですが。どうかな。
単純に一人で子育てしている育休中のお母さん(まだママがメインでしょうね)が、孤独感の中で文字通り孤軍奮闘しなくていいだけでも、
すごく効果があると思うんですけど。
10年後、20年後の日本の子育てが、大きく変わる。
社会も変わるんじゃないかと思う。
少なくとも「どっちにする?」と選べるような
余地は残して欲しいと思います。
約一年経っても、まとめになることは何も書けないのですが、さて次からはどんなテーマにしようかなぁ?

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