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電気に依存しない生活がしたい

先月の地震で停電になってはじめて、
こんなに電気に依存して生活していたんだと
気がついてショックでした。

ガス給湯器なのに電気がつかないと
お湯が出ないし、固定電話も停電だと使えない。
灯油ストーブも電源が入らないので使えない!
マンションの場合、電気が止まって
水道まで出なくなることもあるなんて!
私の中では、正に想定外。

真冬だったら、あんなにのんきに
していられなかっただろうな。

電気が止まると、社会全体がそんなに
マヒしてしまうということも、実際に
止まるまで考えることができなかったな。

便利ってこういうリスクがついていて、
便利が当たり前と思っているのは
危ないことなのかもしれない。

社会の動きが止まった時になんとなく、
もっと地面に近いところでくらしたいと感じました。

もし社会機能がマヒして、ゴミの回収が
できなくなったら、生ゴミを土に埋めたい。
とか、
食べ物が充分に買えなくなったら畑で作ろう。
とか、
トイレが使えない状況になったらその時は・・・
(想像にお任せします)
とか。

ふと家の周りを見るとアスファルトだらけで、
土があまりないことに改めて残念というか、
危機感すら感じてしまいます。

普段忘れてしまうけど、私達は地球の上に住んでいて、
地球のおかけげで生きられているんだと、
地震があって思い出しました。

やっぱり、人間が色々なことに気がつく為に
自然災害が起こるんじゃないのかな。

灯や機械音のない真っ暗な停電の夜は、
アフリカの国立公園の静寂の夜に似ていました。
電気のない世界は、妙に落ち着く
というかホッとするというか。

電気とかアスファルトとかのない、
土と水と草と空ばっかりの中で生きている
アフリカの動物達の生活が心底羨ましくて、
私もここに住みたいなと思ったな〜
電気に依存しない究極の生活!
いつかライオンに食べられるリスクはあるけどね。

みき

※この文章は2018年10月に書かれたものです。

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