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心地よい居場所


私には娘が一人います。

娘は予定日より1ヶ月ほど早く産まれました。
当時はふにゃふにゃしていて、壊れそうな
小さな赤ちゃんを前に、かわいいと
思うよりも不安でいっぱいでした。

子どもとの生活は、毎日寝不足で
家事もなかなか思うようにならず、
二人だけでお出かけするのも
大冒険みたいで、怖くて心配で。
いろんなことがわからないことだらけ。
そんな中、訪問の助産師さんの
ともちゃん(八戸クラスのメインリスナー)に
お世話になったご縁で、
「親の時間」に参加するようになりました。

「親の時間」では、子育て中に感じる
不安な気持ちを聞いてもらえたことで、
少しずつ気持ちが楽に、前向きになっていきました。

きっと、あの時の自分のままだったら、
社会が求めるいい親にならなきゃという
プレッシャーや罪悪感に、押しつぶされそうに
なっていたことでしょう。

また、「親の時間」のクラスで、話を聞きあうたびに、
母親に対して話を聞いてもらえなかったこと。
話しても否定されて話すことを諦めてしまったこと。
そんな子ども時代の気持ちが
繰り返し思いだされました。

自分の居場所がないような寂しさ。
話を聞いてもらうたびに、こんなに気持ちを
表現できなくて苦しかったんだと気づかされます。

私は話したり、話を聞いたりすることは、
正直苦手なのですが、「親の時間」では、
思っている気持ちをそのまま話してもいいんだ、
否定されないんだと安心できます。

そして話を聞いてもらった後は、
心の中にちょっと余裕ができて、
自分の娘の気持ちにも寄り添ってあげたい、
もっと触れ合いたいと思えます。

「親の時間」に参加するようになって、
娘には大好きだよ、大切な存在だよと
伝えていきたいと思うようになりました。

そして、娘が抱えるどんな感情も、
そんなふうに感じたんだねと、
できるだけ寄り添って聞いてあげられるようになりたい。

そのためには、自分自身に対しても、
そのように接する必要があるのだなあと思います。

それから、託児にもお世話になり、
「親の時間」の仲間には、
娘が5ケ月から1歳3ケ月になった
成長を一緒に喜んでもらえたり、
仲間の子どもの成長にほっこりしたり。

私にとって心地よい居場所、
「親の時間」に出会えたことに感謝です!

みほちゃん

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