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何事も解決できる

「親の時間」を始めてから6年になります。

それまでは、人と関係を持つのが苦手で
習い事もワイワイやる方ではありませんでした。
でも「親の時間」で他の人の気持ちを聞いたり、
聞いてもらったりしていくうちに、
自分の気持ちを伝える事や助け合う事や
人と安心して付き合う事が
出来るようになりました。
仲間もできて、習い事を
楽しく続けていました。

でもある時、習い事の先生から
理不尽な扱いを受けました。
たまに機嫌や体調によって
対応が変わる先生なので
「まぁいっか」と思い
流す事も出来ましたが、
そのことを聞いてもらっているうちに
本当の私は
「理不尽な扱い方をされて悲しくて、
先生に対して同じような態度をとって
傷付けたい気持ちを持っている」
とわかりました。

以前なら 波風を立てたくないと、
自分の気持ちに蓋をして
もやもやしながらも
習い事を続けていたと思います。

それまでは習い事も夢中で楽しくて
大好きだったのですが、
それからは全くやりたくなくなりました。
こんな気持ちにさせた先生に対して、
怒りもありました。

その気持ちを、
「親の時間」のメンバーに
何度も聞いてもらいました。

始めは 怒りがたくさん出て来て、
聞いてもらわなければ
自分自身が怒りでいっぱいに
なってしまう所でした。

気持ちを出していくうちに、
いろんな気持ちを味わいました。

小さい頃に、
親に理不尽な理由で
行動や気持ちを止められた事など、、、
悲しくなったり、また怒ったり
そのうちこんなに怒っている
自分自身に笑えてきました。

そのことを聞いてもらう前は
仲間と離れる事や、
夢中になっていたものから離れる事に
執着心がありましたが、
笑えてきた頃には
「もういいや、手放そう」と
清く思うことが出来ました。

そして、先生に対して辞める話を
愛情を持って伝える事が出来ました。
怒りや悲しみを持ったままだと、
きっとこんな風に出来なかったし
グズグズと続けていながら
先生の事を愚痴っていたと思うし、
自分の気持ちを大切に出来ずに
自分自身のことも嫌いになっていたと思います。

その習い事を辞めた今も
仲間と集まり 楽しめているのと、
先生もそして自分自身も嫌いにならずに
良好な関係でいられることが良かった事です。

自分の気持ちのささいな違和感を見過ごさずに、
話を聞いてもらうことで
何事も解決出来ることがわかりました。

けいこ

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