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両方感じてもいいよ

3月のわこの「親の時間」で、
色々な出来事があったときには
「両方感じていい」ということに気づいたことは、
私には大きな衝撃でした。

子どもの頃クラス替えや卒業でお別れするとき、
別れの寂しさ辛さを感じるよりも、
先への期待感やワクワクする感じに集中することで
やり過ごしてきたように思います。

そこには、不安や恐れや様々な感情も
絡まっていたようにも思いますが、
誰かに聞いてもらうこともなく、
辛い感情には無意識にさっと蓋をして
毎年新年度の慌ただしさに紛らわせて
何となく乗り切っていたのだと思います。

2月3月になると、時々胸のあたりが
何ともいえなく辛く重い感じになることがあります。
その感覚はしばらくすると消えていくし、
その度にきっかけになるような出来事もあるのですが、
よく考えてみると、その季節以外に
その感覚を感じることはほとんどないのです。

大事ななペットが死にかけている時や、
死んでしまったときに感じた
辛い感覚にもよく似ています。

「泣いたって仕方ない」とか、
「言ったって仕方ないことは言わないの」と
誰かに言われたような気もします。

「大事な人が死んだら耐えられるかな?」と言ったら、
カウンセラーに「耐えなくていいよ」と言われて、
私は、別れのつらさは一人じっと耐えるものと
ずっと思ってきたことにも気づきました。

一人で耐えるのは辛いから、出来るだけ
感じないようにしたのかもしれません。

別れが寂しくて辛いのは、その人が大好きと
感じることでもあるなと思います。 

お別れしたくなーいと、
新しい場所が楽しみーの両方感じてよかったのですね。

のんちゃん

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