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681.小さな時間

風は少し冷たいけれど、陽射しが暑いくらいだった土曜日の午後。

だから足下だけのプール。

バシャバシャと水を蹴って踏んで、嬉しそうに楽しそうに遊んでた。

鼻水はまだ少し出ているものの随分と体力も回復したようで、遊びに悪戯と精一杯に楽しんでいるようにみえる。

久々の保育園では友達の靴下を次々と脱がしていったそうだ。すぽんと抜けるのが楽しいのかもしれない。

相変わらず迎えに行くと顔をクシャッとさせて泣いてしまうけれど、日中は本当に楽しそうに遊んでいるそうで安心だ。

ドラッグストアへ行っても子供服店へ行っても、公園と同じように興味のあるものに突っ走っていく。

帰ろうと言ってもきかないから、少し付き合っていく。

そんな風に小さな時間が積み重なれば、総量としてはきっと結構なものになるんだろう。

だけどその小さな時間を大切にしたいと思う。

「困ったなぁ」と思うような時間でも、キミが楽しそうにしている時間ならそれは困ったものではなくなる。

父親が娘と過ごせる時間なんてのは、本当に僅かなものだと思ってる。

だったらその時間を少しでも引き延ばす努力をしなければならない。娘ともっと一緒に居たいと思うなら、そうしなければならないのだ。

と、思う。

そうやってキミとの時間を大切にする。

他にやりたいことはごまんとあるけれど、今しかできない最優先事項となるのはキミと多くの時間を過ごすことだから。

今のキミにとってパパがどんな風に映っているか、そんなことはわからないけど、いつでもキミのことを大事に思ってることだけは何年経っても変わってない自信があるよ。

キミはもしかしたら「パパはきっと私のことなんか嫌いなんだ」って、叱られたり喧嘩したり口論したり自己嫌悪に陥るたびに思うかもしれない。

けど、こんなにキミとの時間を大事にしてる父親が、可愛がっている娘を嫌いになんかなるわけないんだよ。

何枚写真が飾ってある。どれくらい我が儘をきいてきた。腕が痺れてもビシバシ殴られても抱っこをやめずにいたろう。

だから自信をもっていい。

そして好きなだけ甘えて、迷惑掛けて、頼っていいぞ。

何があったって喜んで、キミにとって最高の親になるから。

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