730.二歳

730日目。二度目の誕生日。
何をしてあげようか。何が一番喜ぶだろうか。

まだ『ほしいもの』を自分から言い出せる年齢にないキミからすれば、一緒にいることが一番なんだろうと勝手ながらに思う。
どれくらい遊んであげるとか、どのくらい我が儘をきいてあげるとかでなく、とにかく一日中そばにいてあげるのが一番かなと。

いつも土日にそうするように、そばにいよう。
何度お菓子をせがまれても、どんなに泣かれても、離れたりせずに。

とはいえ、プレゼントは何か用意してあげたい。
そう思うけど、自己満足にはしたくなくて。たぶんフルーツかお菓子か、何か食べ物を買ってあげようと思う。

「美味しい」と言って喜んでくれるなら、それは贈り物として成立するだろうから。そういうものを用意しよう。

しかし、もう二歳か。
あっという間だった。時間が流れていくのが悲しいやら嬉しいやら。
こちらの真似をしたり、テレビの真似をしたりで、最近は言葉をはっきり発音するようになってきている。驚くくらいに。

もう半年もしたら自分の言いたいことをどんどん主張するようになるんだろうか。楽しみであり、我が儘を考えれば恐怖でもある。

でも、楽しみのほうが何十倍も強いなぁ。
何しろちゃんとした言葉を話すキミはとても愛らしく、誇らしい。

本当に楽しみだ。

誕生日おめでとう。

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