正しいベクトルを持つことの重要性
個人でも組織でも同じだと思いますが、敢えて自分自身や自分が所属する組織を悪くしようと頑張る人(組織)はいないと思います。
殆どの人や組織は多かれ少なかれ自分の人生や組織を少しでも良くしようと考えつつ、普段の生活や仕事に取り組んでいるのではないでしょうか?(傍から見て、どう見えるかは別の話ですが)
皆さんが働く会社もそうだと思います。創業者が高い志を持ち創業し、代々の社長がその想いを引き継ぎ、社員と企業理念やビジョンを共有し、正しいベクトルで順調に成長している会社もあることでしょう。
それとは逆に、創業者が高い志を持ち創業したものの思う様に会社が発展せず、売上も利益も伸びない。そうなると従業員のモチベーションも上がらず、社長本人も方向性を見出せない。そういった背景もあり低賃金で待遇も悪く、ブラック企業と化している会社も残念ながらあるかと思います。
※当然会社として好業績のブラック企業(『驕れる者久しからず』という言葉もある様に、長続きはしないでしょうが)もあれば、その逆もあるとは思いますが、ものの例えです。
それでは順調に成長する企業とその反対に伸び悩み、場合によっては倒産に至る企業との大きな違いは何でしょうか?
経営者(幹部)と従業員が組織として正しいベクトル(思考と判断軸)を持ち、高い志を共有出来ているか否かだと思います。
どうすれば顧客の満足や感動を得られるか?
社会に貢献できるか?
従業員が遣り甲斐を持って働きそして成長し、その努力と実績に見合った報酬と待遇を得られるか?
今向かおうとている方向性は正しいのか?
どうしたらより良い組織に出来るのか?
こういったことを常に組織間で考え共有し、その実現の為に1人1人が精一杯取り組むことだと思います。
誰しも自分が属する組織を意識して悪くしようと考える人はいない筈です。
ただ、思考の軸や行動に誤りがある為に本来進むべきベクトルと真逆になってしまったり、真逆とは言わないまでも理想とは程遠いものになってしまうことがあると思います。
良くないことが生じた際にミスをミスと認めずに隠そうとする隠蔽体質。
経営者(幹部)が一切従業員の言葉に耳を貸さない(若しくは自由に発言出来ない風通しの悪さがある)。
組織が向かうべき方向性が定まっていない(若しくは理解・共有出来ていない)。
コンプライアンスを意識していない。
顧客に対して真摯に向き合わない。
こういった組織にならない様に正しいベクトルを持って、個人も組織も成長し飛躍していきたいですね!
やるべきことは山程ある。何より自分自身が高い志を持ち、正しいベクトルをもとに日々頑張っていくことを心に誓いたいと思います。
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