変わらないでどうするの?
『強い者、賢い者が生き残るのではなく、変化できる者が生き残るのだ。』
皆さんも、この言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
かの『ダーウィンの進化論』で有名なチャールズ・ダーウィンの言葉です。
今年に入り世界全体が新型コロナウイルス(COVID-19)により苦しめられてきました。
このブログをご覧頂いている方のお勤め先や学校、またはご家庭においても大きな経済的、精神的負担を強いられているのではないでしょうか?
日本全国で4月7日より緊急事態宣言が順次発令され、約2週間前の5月24日に全ての都道府県において解除となりました。
秋以降の第二波が起きない様に注意は必要ですが、今後少しずつ生活面においては平穏が取り戻されていくことになることを願います。
ただ本当のコロナウイルスとの戦いは始まったばかりなのです。
今後ますます経済情勢は悪くなることは間違いない状況にありコロナウイルス関連倒産は日本国内で1万社以上、2020年のコロナウイルスによる失業者は最大で301.5万人との情報も目にしました。
リーマンショックが可愛く思える程の破壊力です・・・、しかも1年や2年でコロナウイルス前の経済状況に戻ることは100%ありません。そして、この状況を悲観的に捉えているだけの企業を待ち構えるのは、『企業としての死』です。
こんな時だからこそ知恵を出し合い攻めに転じる、そういった発想が何より大切なのではないかと思います。
さて、それではどうやって変化していくのか?
組織面の強化と企業としての柔軟性が何より重要だと思います。
私達が所属するこの警備業界は、以前から申し上げている様に中小零細企業により成り立っている業界です。
当然全てではなく、しっかりと頑張っている会社もあるのでしょうが・・・眩暈がする程アナログで、昭和末期から何も進歩していない様な企業も少なくないと思います。
メールでさえレガシーツールと言われているこの現在、ホームページも無い。あっても流入数が少なく、営業や求人において何の役割も果たしていない(自分で書いていて心苦しいところですが)ので、テレアポや飛込みをしている。
またハローワーク求人やフリーペーパーでの採用活動しか行っておらず、それで人材不足と嘆き続けている。
社内や社外とのコミュニケーション主体が電話やFAX。
上記は全てダメな例です。今後、営業にしても採用活動にしても直接人と人が会う機会が限られ、貴重な場面となることは間違いないでしょう
私が以前在籍していた警備会社は残念ながらご多分に漏れず、アナログを絵に描いた様な会社でした。
時代に即した取り組みをしていこうとの想いを胸に、少しずつではありますが変革にチャレンジしました。
例:office系ファイルのクラウド管理
eラーニングの導入
CRM、SFAの導入・運用
リスティング広告の運用
等です。
私自身の思い描いているものと比べると、まだまだ程遠い状況ではありましたが、これでも私が入社以前と比べるとだいぶ『近代化』が図れたといってもいいでしょう・・・それ位、凄い状況だったということです。
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