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Supermetricsを使ってGoogle My Businessの口コミ件数、評価を取得する

複数店舗のGoogle My Business(GMB)のインサイトデータを管理するならSupermetricsが良さそうです。私も毎日200店舗近くの美容室のGMBインサイトを見ながらぐったりしていたのが解消されました。
今回はGMB各店の口コミ件数、評価をSupermetrics経由で毎朝スプレッドシートで取得する方法を書きます。

Supermetricsについて

https://supermetrics.com/
ざっくり言うと、色々なプラットフォームに接続して、加工しやすいデータにしてくれるSaasです。
繋げられるプラットフォームはこちら

トライアルは14日間無料です。
以降、スプレッドシート版は$69/月です。

私は主に
・Google My Business
・Google Search Console
・Google Analytics
・Google Ads
のデータをスプレッドシートに繋げて、加工、自動更新しています。

インストールの仕方

インストールの仕方は日本語で説明されたサイトもあるのでそちらを参照してください。
【SaaS必須ツール】supermetricsの初期設定方法
https://try.analytica.jp/article/how-to-apply-supermetrics

Supermetrics の設定

まず、Launch sidebarでツールを起動、[ Data source] からGoogle My Business を選びます。認証が起きるのでGMBを管理しているGoogleアカウントでログイン認証してください。

インサイトデータを読み込むロケーションの設定
[ Select locations ]
から対象のロケーションを選択してください。
件数が多ければデータを更新する際に時間がかかりますが、後々自動化すれば問題ないです。
200件でインサイトデータすべて更新しても1分ぐらいで終わります。

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[ Select dates ]
口コミの件数、平均評価は期間や、過去の日付を指定しても最新のデータしか取れないので【Today】を選択。

[ Select metrics ]
今回は口コミの件数、平均評価なので【Total review count】【Avg. overall rating】にします。
GMB管理画面のインサイトにある項目はここですべて選択できます。

[ Split to rows]
スプレッドシートの行の設定です。弊社の店舗番号で管理したいのでGMB管理画面にある【店舗コード】に店舗番号を入力しています。店舗名はビジネスの名前です。
店舗番号は【Store Code】店舗名は【Location name】です。

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これで設定は終わりです。
データを記述したい行列をクリックして選択しておきます。その後、【Get Data to Table】をおしてしばらくすると以下のようなデータが流し込まれます。
あ


データの取得を自動化する

口コミ件数と平均評価は最新のものしか取れないので、毎日取得してまとめておかないと、増減がわからなくなります。
そこで、Supermetrics のスケジュール機能を使い毎朝自動的に更新をするようにします。

Ash_GMB_-_口コミ件数_-_Google_スプレッドシート

【Get Data to Table】の隣のハンバーガーをクリックして【Schedule refresh & emailing】を選択します。
下記の画面がPOPUPするので [ Action: ]を【 Refresh daily】、[ Star processing at: ]を更新したい時間にしてください。毎日更新する必要がなければ【 Refresh weekly】【 Refresh monthly】あたりを選択して保存ください。

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スプレッドシートのデータを加工する

あとはスプレッドシートの超便利な関数群を使って見やすく加工します。
エリアごとにわけたり、件数順、評価順で並べたり。

画像6

スケジュールで更新されたデータをGASで日付ごとに取得しておけば増減もわかるようになります。

GMB_口コミURL_-_Google_スプレッドシート

最後に
GMBの数値計測はインサイトデータをダウンロードして加工するのが一般的だと思います。しかし、店舗が複数になるととたんに管理がしにくくなります。有料ツールですが、一発でスプレッドシートに持ってこれるのは相当の時間短縮になっています。
また、必要なデータだけを現場スタッフに共有するにもスプレッドシート経由で便利です。

トライアル版でも有料版と同じ動きをしてくれるので試してみてください。
アナリティクスやサーチコンソールのデータを連携すればさらに深い分析もできます。
そのへんはまた書きます。

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