自己紹介、語学学校生活

初めまして。

日本の大学を休学し、オーストラリアのブリスベンという都市でワーホリとして生活しています。国立大学の国際学部に所属しており、研究テーマは日本語教育方法論です。

去年の十月に渡豪し、初めの二か月は語学学校に通いました。

英語の実力はと言いますと、渡豪直前に受けたTOEICは785点と、低くも高くもない点数とともに、それまでネイティブの方々と関わる機会も持ってこなかったため、自分の英語力がどの程度通じるのかまったく予想もつかないまま語学学校に入校しました。

学校でのレベルはIntermediate(中級)からのスタートで、周りの生徒には日本人や韓国人は1~2人で、他の10数名程は全員コロンビア人でした。

そこで初めて感じた文化の違いというか日本人の特徴がありました。

それは他の国の生徒たちは、どれだけ英語の発音や文法が違っても、質問があれば躊躇することなく先生の言葉を遮るし、十分ではない英語を使って自信をもってコミュニケーションをとる姿が印象的でした。

日本人の多くは(偏見ではなく語学学校で目にしたかぎり)、文法を気にしすぎるあまり、自分の発する英文に間違いのないようゆっくり話す特徴があると思います。私を含めて。

これについて私の先生がいうには、正しい文法を使って間違いのないようにゆっくり自信がないように発言する英語よりも、文法が間違っていても自信をもってつまずかずに話している英語の方が聞き取りやすいみたいです。

これは、文法から学習し文法の正確さをテストする日本の教育課程から生まれた差だろうなと思います。

その仕組みが良いとか悪いとかではありませんが、文法をマスター(?)したおかげで(?)、語学学校生活のなかで一度だけ受けたクラス替えのテストの結果、一番上のクラスであるAdvancedにチェンジして卒業することができました。

私の語学学校は朝の8時半から授業が始まり、2時間の授業が二コマと1時間の授業が一コマがあり14時半には終了する時間割だったため、毎日放課後にはクラスの友達とカフェに行ったり、毎週卒業する誰かしらの卒業パーティーとしてBBQパーティーに参加したりして、ホームステイ先に帰宅したら晩御飯をみんなで食べて課題をおわらせ、翌日6時半に起きれるようにはやめに寝るという、規則正しい生活をしていました。今となっては毎日9時半にならないと起きれない生活になってしまったのですが(笑)

この2か月過ごしたホームステイ先の家族とは今でも連絡を取り合うほどの仲になれたことは、これまでのオーストラリア生活のなかでも貴重な経験になったと感じています。


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