「公立の小学校」でかっこいい大人の話を始めたわけ

小学校の朝の時間に、人生を楽しむかっこいい大人から小学生へお話をしてもらっています。今日はなぜ、そんな活動を始めたのかを書きます。

元々近くの公共施設で学びを楽しむワークショップを細々と続けていました。テーマは「学校では習わないかもしれないけど、生きていくために大切なこと」。他の保護者にも講師をお願いしながら、知人の範囲で参加者を募集していました。ふと、その参加者が「全員」ではないことに気付きます。その存在を知っている、本人が来たい、親が来させたいというフィルターにかかった子どもたちしか参加していない、という当たり前の事実。

それじゃあ、世界は変わらないじゃないか…

何かが絶対なんて言うつもりはありません。ただこんな大人もいるんだよ。こういう生き方もあるんだよ。そんな選択肢の幅があることは、できるだけたくさんの子どもたちに伝えておきたい。そのためには、基本すべての子どもたちが来ることになっている学校を利用するのが最も効率がいい。そして、まずは足元の地元小学校から。そんなふうに思ったんです。

子どもたちにはたくさんの可能性があります。

聞いてすぐに行動や意識が変わるわけではないかも知れません。でも、いつかどこかでそんな話を聞いたな、とかそういう人がいたな、と思い出して、それが何かの助けになることもあります。
そう信じて今日もかっこいい大人を探しています。

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