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アレンジ色々、懐かしの母の味:鶏ごぼう

時々無性に食べたくなる味、ありませんか?
その一つが、母がよく作っていた鶏ごぼうです。

鶏肉とごぼうだけを醤油と砂糖で煮た煮物です。
母はほんだしも入れていたと思います。

この鶏ごぼう、実家にいた頃はたくさん作って毎食少しずつ火を入れ直して食べることが多かったのですが、そういえば大好きなコンビニの鶏ごぼうおにぎりは、コレをご飯に混ぜれば良いのでは?と思い出して久しぶりに作ってみました。

母は鶏肉(むねなのかももなのか定かではない)とごぼうだけで作っていたのですが、私は鶏ごぼうご飯にするという目的があるため、にんじんとしめじも入れることにしました。
もちろんなくても十分美味しいです。

実家では、親戚からごぼうをたくさんもらうことがあったので、きんぴらごぼうもごぼうだけでしたし、鶏ごぼうもごぼうだけでした。

大人になって定食屋さんやお惣菜のきんぴらごぼうに人参が入っているのを見て、衝撃を受けたのも良い思い出です。

では、早速作ってみましょう!

【材料】(作りやすい分量)
ごぼう … 1〜2本
鶏もも肉 … 1/2〜1枚
みりん … 大さじ3
醤油 … 大さじ2

【作り方】

1、ごぼうは水に放つようにしてささがきにして、しっかり水気を切る
人参は水に放さず同じくらいの大きさのささがきにする

ささがきしたごぼう

2、鶏もも肉はキッチンバサミで2〜3cm角くらいの角切りにして鍋に入れ、弱火にかける

鶏もも肉を焼き付けて脂を出す

3、ごびりつかないように時々混ぜながら脂を出す

火が通ってジュージュージュー脂が出てきた

4、脂が出てジュージューしてきたら、ささがきにしたごぼうを入れて炒める

ささがきごぼうを入れて炒める

5、ごぼうがしんなりして色が変わってきたら、人参も入れて炒め合わせる

人参を入れて炒め合わせる

6、人参がしんなりしてきたら、ひたひたより少ない量の水を入れて、ふつふつしてきたらみりんと醤油で味をつける

ひたひたより少ない量の水加減

7、味見して塩味と甘味のバランスが良ければそのまま汁気を飛ばす
しめじや油揚げを入れる場合はここで入れる

ヘラなどで混ぜて鍋底が一瞬見えるくらいまで煮詰まったら出来上がり

鍋底が一瞬見えるくらい汁気を飛ばす

まずは盛付けてそのままでどうぞ!

副菜や小鉢にピッタリ

何度か火を入れ直しているうちに、ごぼうや鶏肉、人参が煮崩れて小さくなってくるので、そうなってきたら鶏ごぼうご飯の作り時です!
やや固めに炊き上げたご飯に煮汁ごとたっぷり混ぜ込みましょう!
自家製鶏ごぼうご飯の出来上がり!

この他、うどんや焼きうどん、卵焼きやオムレツの具にしたりしても美味しいです。

ごぼうがたくさんあってきんぴらばかりでは飽きてきて…という方、たくさん作っておくとしばらくの間、副菜を作らなくて良いので食事の支度が少し楽になりますよ。

是非お試し下さい!

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!