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ぬま田海苔さんで初摘み海苔を満喫して海苔沼にハマりそうになった話

飯田屋さんのラボを見学させて頂いたその後、実はもう一軒立ち寄った場所があります。


合羽橋道具街のメインストリートからスカイツリーに向かって曲がった合羽橋本通りにある初摘み海苔専門店ぬま田海苔さん。

白を基調としたスッキリと洗練されたデザインの店構えと商品パッケージが素敵で、一見海苔屋さんとは思えない雰囲気で近いのになかなか伺いそびれていたお店です。

ぬま田海苔のご主人のnoteを読んで、商品への愛情や海苔だけに拘らない商品企画・開発力にも注目していました。

今回は、この手巻き煎餅またはうまみフレークを試してみたくて伺いました。

以前からnoteとTwitterでフォローしており何度かコメントのやり取りをしていたため、入店して名乗ると「あぁ!」と覚えていて下さりとても嬉しかったです!

海苔も旬があるのですが、どうして通年初摘み海苔を店頭販売出来るのか、産地の環境の違いでどれだけ味が異なるのか、四代目の沼田晶一郎さんからじっくりとお話を伺うことが出来ました。ぬま田海苔さんの海苔の商品名は「産地名+等級」となっており、海苔のグレードも思った以上に細かく分かれていることがわかりました。

ぬま田海苔さんで扱っている商品は「初摘み」だけなので、普段使いにはなかなか手の出ないお値段ではあるのですが、お話を伺いながら試食させて頂くと、やはりそれだけの価値のある海苔だと納得出来ます。
試食してから選んで買える安心で良心的なお店です。

我が家の子供達は幼い頃から海苔が大好きで、海苔だけをおやつにパリパリパリパリ食べてしまうので絶対に手の届くところに保管出来ないのですが、やはり良いものを食べさせてあげたい親心。ぬま田海苔さんの魅力の一端が味わえる「極上青混の海苔手巻きせんべい3種セット」を購入し、おやつに食べましたところ、大好評!
だよねーと思いつつ、美味しく楽しい団欒のひと時となりました。ぬま田海苔さん、ありがとうございます!

ちなみに、この「青混(あおこん)」とは普通の海苔に青海苔が混ぜてあるものの事で、築地の海苔専門店などに行くことがあるので「青飛(あおとび)」は知っていたのですが青混は初めて聞きました。飛より混の方が青海苔の含有率が高いのだそうです。
着物の柄で、「飛び小紋」と言うものがありますが、模様を全体に敷き詰めるのではなく、無地の上に散らしてある様を表しているので、同じ意味ですね。
青海苔が多くなると、独特な香りは強くなると同時に若干の苦味が出るそうなのですが、試食させて頂いたものも、手巻きせんべいセットに同梱のものも嫌な苦味は感じず、うま味を引き立てて深みを増しているように感じました。

おにぎりやご飯と食べるだけでなく、チーズやパテと合わせる新しい食べ方のご提案もして頂き、次回はワイン好きの友達と一緒につまみとしての「海苔」を選びに行きたいです!

はー、海苔の世界も奥が深い!

沼田さん、ありがとうございました!
また伺います!

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!