見出し画像

#被災地農家応援レシピ :ピーナツバター

レシピと言う程のレシピでもないので恐縮なのですが、色んなものは意外と作れる、と言う事を伝えたくてTwitterに投稿したら、意外と反響があったので、詳しい作り方をこちらでご紹介致します。

今回は、実家から届いた千葉県産千葉半立を使いました。

ピーナツバターの作り方

【材料】
炒り落花生 … お好みの量

※殻付き落花生200gをむくとだいたい150gくらいです。
※普通に販売されているものが炒り落花生です。
※秋になると生落花生が出回るので、生では上手くペースト状にならないので必ず炒り落花生を使用して下さい。
※コンビニで売っているおつまみのバターピーなどは味が付いています。
※殻付きを剥いても大丈夫です。

【作り方】
1、落花生の茶色い薄皮をむきます。むきにくい場合は、2で炒った後でも大丈夫です。
薄皮付きのままでも出来ますが、色が濃くなるのと、薄皮のえぐみが出る場合があります。

2、フライパンやお鍋に落花生を入れて弱火にかけ、鍋肌を触らない様に気を付けて、手で混ぜながらギリギリ触れるくらいの温度になるまで炒ります。
面倒な場合はオーブン130〜150度で20〜30分ローストしても出来ますが、炒った方が断然早いです。火の強さや鍋の厚さにもよりますが3〜5分で炒り上がります。

3、炒り上がった落花生を「ピーナツバター作れます」と記載のあるハイパワーブレンダー(バイタミックス、ダネッツなど)または、液体OKのハイパワーミル(写真は山本電機の「NEWよめっこさん」)で粉砕します。

4、15〜30秒できな粉っぽくなって来ます。

引き続き、オンオフを繰り返してペースト状になるまで粉砕します。

内壁にくっつくので、ヘラでこそげながら続けます。

だんだん滑らかになってピーナツオイルが滲んで来ます。このくらいまでなると摩擦熱で湯気が出て来ます。

一見ザラついて見えますが、味見をして滑らかになっていれば出来上がりです。
摩擦熱でかなり熱くなっているので、味見の際は舌を火傷しないようにご注意下さい。

ビンに入れるとこのように滑らかになるのでわかりやすいです。

煮沸したビンに入れて常温で1ヶ月くらい日持ちします。トーストに塗る場合など、パン屑が入らないように気を付けて下さい。

冷蔵庫に入れると固くなって塗りにくいのですが、湯せんしたり、しばらく常温に置いて戻して下さい。

この状態でも充分香ばしくて甘さもあって美味しいです。
お好みで砂糖や塩を入れても、そのままでも。
トーストに塗ったり、ピーナツ和えにしたり、とお料理にも活用出来ます。練りごまの代わりにも使えます。

私の実家は千葉県山武郡の山間の小さな町にあります。今年の台風19号と21号でかなりの被害を受けました。
幸い、家屋が無事だったため、南房総地域ほどではありませんが、それでもビニールハウスが倒壊したり、畑が被害を受けたりして生活はかなり厳しい状況です。実家は花卉栽培がメインで野菜は少ないのですが、他人事とは思えなくて、微力ながら応援させて頂きます。

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!