堆肥を送って野菜が届いた！：庭なし集合住宅で都市型コンポストを使ってみたら

今年2月から利用している都市型コンポストLFCの「堆肥を送って野菜をもらおう」キャンペーンに当選しまして、9月中旬に我が家にあった1クール分（2ヶ月分の生ゴミで1ヶ月以上熟成させた堆肥）を福岡のLFC農園に送っていました。
（この時点で、3クール分あった堆肥は全て消化出来ました。1クール分→プランターと鉢植えで消費、1クール分→イベントに持参しバジルペーストと交換、1クール分→キャンペーンで農園に発送）

2Lペットボトル6本入の段ボール1箱にピッタリ収まりました。

このキャンペーンは、熟成させたは良いけれど庭や畑が無く堆肥を活用出来ていない人向けに企画されたキャンペーンで、堆肥を送るとその堆肥を使って育てた野菜がもらえる、と言うものです。（初回キャンペーンだったので、福岡への堆肥送料のみ負担でしたが、2回目以降に申込まれた方は、堆肥を送る送料と参加費1,500円負担のようです。）

届いた野菜には手書きの手紙と、どの野菜が入っているかのリスト入りでした。

全て葉物だったので、このリストはありがたい！（見た目や香りでわかるものもありますが、難しいものもあるので）

今回我が家に届いたのは…
・小松菜
・人参
・わさび菜
・ルッコラ（ミックスリーフ）
・ビーツの葉（ちびビーツ付）
・パクチー
・レモングラス
・アップルミント
・水菜（ミックスリーフ）
でした。

全て葉物なのは、葉物の方が畑での効率が良いからでしょうか。
どれもパリッと瑞々しく新鮮で、食いしん坊ゆえ見てるだけで嬉しくなってしまいます。

人参の葉は天ぷらかかき揚げ、ちびビーツとちび人参は丸ごとじっくりグリル、小松菜は油揚げと炊いたん、あとは何によしようかな？と悩みに悩んで楽しい時間を過ごしています。

・小松菜と油揚げの炊いたん
白だしとみりん少々で炊いた小松菜は、茎はシャキッとした歯応えが残り、葉はしっとり優しい甘みが出て、油揚げには出汁と小松菜の美味しさがじゅわーっと染みています。

・人参の葉のかき揚げ
軽めの衣でカラッと揚げた人参の葉は、サクサクッと軽くほのかな苦味と甘みが感じられる野趣あふれる味です。

我が家のプランターもちょうど2個空いたので、例年ラナンキュラスの球根を植える時期なのですが、今年は出来た堆肥があるので野菜にしようと思います。
何度か野菜も植えて収穫しているのですが、どうも手入れが悪く栄養不足のようで美味しく出来なかったのですが、今年はこの堆肥があるのできっと美味しい野菜が育つはず！！

何を植えようか、こちらも楽しみです。

今後もこう言ったキャンペーンや取組みは継続して企画して下さるとのことでしたが、企画で終わらずサービスの一環として続けて欲しいと思います。
そのためには、福岡以外にもユーザーの多い地域に提携農園を作るなどして堆肥を送ったり野菜を送ってもらう送料負担を減らしたり、直接受取りに行けたり、堆肥を提供した農家さんとの交流が出来るようになると、サービスとしてより魅力的になるのではないかと思います。

一方で、我が家では自治体の回収に出す生ゴミは明らかに減っているので、FLCの企画やキャンペーンに頼らずに、キッチンとベランダで循環させられるように今ある果樹やプランターをもう少し精査したいところです。

我が家にある果樹のほとんどが市販されている果物の種を発芽させて育てたものなので、多分果実を収穫出来ないのです。レモンもりんごも7〜8年経つのですが花が咲く気配もありませんので、もう少し調べてから整理整頓しようと思います。