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料理の家事シェアをしたいなら、まずは炊飯器をおすすめします!

ミニマリスト志向が流行り始めた影響か、炊飯器を持たない人が増えているようです。

鍋炊きするとご飯が美味しく炊けるから、「無くても困らない」となるのも理解出来ます。

でも、家族全員、お鍋でご飯が炊けますか?

我が家の場合で言うと、夫と中学生の息子、小学生の娘と4人家族なのですが、上の息子が小学生になった頃からご飯の炊き方を教えているので、家族全員が誰でもご飯を炊くことが出来ます。

・お米のある場所
・計量カップのある場所
・研ぐ時に使うボウルとザルセットのある場所
・お米の計量と研ぎ方
・水加減
・炊飯器の使い方

これらを伝えてあるので、私の帰宅が遅くなったり、体調不良で少し休みたい時があっても、手の空いている家族の誰かに頼んでおけば、ご飯を炊いておいてくれます。

ご飯さえあれば。

後は、常備菜があればそれを冷蔵庫から出したり、温めたり、卵や納豆、ふりかけがあれば、軽めの食事として十分です。
冷凍庫に冷凍食品の唐揚げやハンバーグがあれば、それを使ってワンプレートご飯を用意してもらうことも出来ます。
私が体調不良で、息子に冷凍ハンバーグをチンして、目玉焼きを焼き、ロコモコ丼を作ってもらったこともあります。
何もなければおかずだけスーパーやお惣菜屋さんで買って来てもいいのです。

主食だけでも、誰かに任せられるとちょっと気持ちが楽になったり、安心出来ませんか?

毎日帰宅途中に、ご飯を炊いて、炊いてる間にアレやって、コレやって…ときっと考えながら帰宅されると思いますが、もし先に帰宅しているパートナーや子供がご飯を炊いていてくれたなら。

帰宅してから食事を始めるまで、最低でもご飯が炊けるまでの40分弱から、おかずを用意するだけの時間に時短が出来ます。
主食がご飯の時に限って言えば、夕飯の支度をする中で、他の主菜副菜汁物のなかで、1番時間がかかるのが炊飯です。そこをシェアしたり、時短出来るとちょっと気持ちが楽になりませんか?

さらに、時間のある時にみそ玉を作っておけば、お湯を沸かすだけでおみそ汁も出来ますから、完全におかずを1〜2品用意するだけですぐに食事が食べられます。

もちろん、お子さんが大きくなってもう安心して炊事を任せられるなら鍋炊きでご飯を炊いておいてもらってもいいのですが、そうでない場合、自分やパートナーが不在の間に、火を使うことに不安がありますので、ちょっと頼みにくいですよね…
パートナーが料理好きで鍋でご飯を炊くことに抵抗なく出来るならお願い出来ますが、ただでさえ炊くまでに計量したり研いだりと作業が多いのに、鍋炊きだと視界の片隅で炊き上がるまで常に意識をしていなければなりません。

その点、炊飯器なら火は出ませんし、空焚きや蓋が開いているなどの問題があれば作動しないように安全センサーが付いていますし、スイッチさえ入れてしまえば、後は完全に手が離れるのが魅力です。

タイマーをセットしておけば、自分で未来の自分を助けることも出来ますし、途中で火加減を変えたり、吹きこぼれの心配をしなくていいのです。

もちろんIHなどの場合も火は出ませんしセンサーも付いていますしタイマーもあるのですが、ワンアクションで済むかと言うと、ちょっと難しい気がします。

以上の理由から、食事の支度に関する家事をシェアしたいのであれば、まずは家族全員がご飯を炊けるようになることをおすすめ致します。
そのための最適なツールとして、炊飯器があると手っ取り早いですよ、と言うお話でした。

◇◇◇

食事の支度に限らず上手く家事シェアするコツは、一人で抱え込まないで、家族全員が誰でも出来るように環境や運用方法を整えておくこと。

我が家では、アイロンがけも誰でも出来るようにしています。
・アイロンのある場所
・アイロン台のある場所
・アイロンの使い方
を伝えてあるので、「ハンカチと給食着にアイロンかけておいて」と頼むと(快諾か不承不承かは別として)やっておいてくれます。

誰でも出来るようにアレコレ手を尽くさなくてもやってくれるならそれに越したことはありませんが、それを待っていてはいつまで経っても家事の負担は減りませんし、シェア出来ないままになってしまいます。

「家事は出来る人が出来る時にやる」

は、理想ですが

・出来る人を増やす→誰でも出来るよう環境整備
・出来る時を見計らう→お互いの都合を尊重

する努力はしていくことをおすすめしたいと思います。

少しでも家事をシェアする事で、ご自身の負担を軽くして、家庭円満になるお手伝いになれば幸いです。

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!