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介護申請前の準備

介護申請は母のかかりつけ医の内科の先生、夏に母を診療してくれた医師にお願いしようと思い、電話で病院に確認。外来は予約しなくてもOKとのこと。
地域包括支援支援センターのハヤシさんにこのことを電話でお伝えして、外来受診の後で地域包括支援支援センターに母と寄らせてもらい、介護申請したいと伝えた。
ハヤシさんは母の主治医の先生のこともよく知っていて「すごく前向きな先生で、普段は患者さんを励ましてくれるからすごくいいのだけど、介護申請の時も、まあこれぐらいいいんじゃない?とポジティブというか・・・・なんというか・・・」と。こういう情報は貴重だ・・・・・。
介護の申請をすると、。介護の必要な度合いを第三者に評価してもらう「介護認定」が行われるが、高齢者は兎角ここで頑張ってしまう。
自分のことをよく見せようとして張り切って、いつもよりハキハキ喋ったり、できないことを出来る、と言ってしまう。もちろん聴く側もそれはわかっているのではあるが、申請書にはそのまま記載しないといけないので、家族からしたら「もっと日頃はできないことが多いのに!それで介護申請したのに、思ったより介護度が低かった!!」となることは往々にしてある。
母の場合、見栄っ張りで人に頼りたくない性格なので尚更だ。もう、これは間違いなく元気に見せようとするに決まっている。
ハヤシさんは母との関わりは薄いが、さすがプロ。きっと母も先生の前では頑張るだろうと予想していた。スゴイ!!
一応、母と面識のない医師で認知症の専門医にも見てもらおうかと思ってハヤシさんに聞いてみると、専門医の外来は1っか月以上先でないと予約ができないという。母の場合、完全にヤバイ!という状況ではないので、この場合診察してほしいけれど必須でもないか・・・・と思いながら一応近隣の認知症対応の先生のクリニックも教えてもらった。

介護保険の申請は、受理されてからだいたい1ヶ月程度確定までに時間がかかる。それまで何もしないで待っていなくても、暫定的に介護サービスをスタートすることもできる。このことは在宅医療の現場にいたので知っているが、一般の人は知らないかも知れない・・・・。
母の状況がまだ正確に把握できてはいないが、車がない地方都市の高齢者の一人暮らしの困りごとはだいたい察しがつく。
・食料などの買い出し
・ちょっとした日常の用を足すときの交通
・ゴミ出し
・体調に変化があったときの受診の交通
これに困るだろうとは想像がついたので、もし介護サービスが使えるようになった場合にはこれらに対応するサービスが必要だろうと考えていた。

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