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大宅壮一文庫 雑誌記事索引データ紹介

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週1回更新。大宅壮一文庫の雑誌記事データベースを使ったテーマ別索引紹介マガジンです。記事資料の取り寄せにも対応しています。
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記事一覧

雑誌記事索引紹介「岩明均」

漫画家・岩明均さんの漫画『ヒストリエ』の12巻が2024年6月24日に発行されました。ゆっくりゆっくり進む古代ギリシャを舞台とした歴史ストーリーですが、9巻:2015年5月22日発行、10巻:2017年3月23日発行、11巻:2019年7月23日発行ですので、それにしても久しぶりの発行となりました。待望の新刊ですが、やはり『ヒストリエ』は魅力のある作品です。今回は岩明均さんの雑誌記事索引を紹介します。 ※掲載内容は大宅壮一文庫HP内の雑誌記事索引紹介と同一記事です。 ※今回紹

雑誌記事索引紹介「ルービックキューブ」

2024年6月12日にハンガリーの首都ブタペストの聖イシュトバーン広場で立体パズルのルービックキューブ誕生50周年を記念したフラッシュモブがあり、多くの子供たちが参加して一斉にルービックキューブに挑戦しました。 ルービックキューブは1974年にハンガリーのエルノー・ルービック教授によって発明された立体パズルで、これまでに世界中で5億個以上が販売されました。 1977年にハンガリーの玩具メーカーからルービックキューブは発売され、日本では1980年7月にツクダオリジナル(現メガ

雑誌記事索引紹介「ドクターイエロー(新幹線電気軌道総合試験車)」

「ドクターイエロー(新幹線電気軌道総合試験車)」(2024年7月5日作成) 駅や高架下などで通過する新幹線を目にすることがあります。種類や車体も様々ですが、その中でも「見ると幸せになれる」という都市伝説を持つのが黄色い「ドクターイエロー」です。 ドクターイエローは正式名称を「新幹線電気軌道総合試験車」といい、走行しながらレールや架線の不具合をチェックする“新幹線のお医者さん”としての役割を担っています。仕事内容とインパクトのあるカラーリングと相まって鉄道雑誌が1970年代につ

雑誌記事索引紹介「スマート農業(アグリテック)」

日本の食糧危機を解決するための方策として、5月31日のこのコーナーで「家庭菜園」を取り上げましたが、もうひとつの重要な対応策が「スマート農業」です。今回は、件名キーワード「スマート農業」最新から30件を紹介します。 農林水産省の統計によると、国内の農業従事者はこの約20年間で半減していて、2023年には116万人にまで減少しています。そのうち65歳以上が全体の約7割を占めていて、平均年齢も上昇を続けています。国内農地面積も年間数万haずつの減少が続いています。この数字を見ると

雑誌記事索引紹介「マヂカルラブリー」

先日のテレビ番組「あちこちオードリー」のゲストがお笑いコンピ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルさんだったのですが、ファッションがスマートで昨今お仕事も順調とのことで充実期を迎えているように見えました。今回はお笑いコンピ「マヂカルラブリー」に関連する雑誌記事索引を紹介します。 ※掲載内容は大宅壮一文庫HP内の雑誌記事索引紹介と同一記事です。 ※今回紹介した索引の雑誌記事のコピーをご希望の場合は、遠隔地の方は資料配送サービスで取り寄せることが出来ます。どうぞご利用ください。 ※

雑誌記事索引紹介「クマによる災害」

4月16日に環境省は「指定管理鳥獣」にクマを追加することを発表しました。 今までは、自然環境や農業に大きな悪影響を与えるニホンジカとイノシシが「指定管理鳥獣」の対象でしたが、北海道のヒグマと本州のツキノワグマが新たに追加されました。 都道府県は今後、クマの捕獲や固体数調査などに国の交付金が活用できるようになります。 今回クマが指定された大きな理由は、2023年度のクマによる人身災害が過去最悪を記録したためです。環境省が6月に発表した「クマによる人身被害件数」によれば被害者数2

雑誌記事索引紹介「平安時代の日記文学」

1000年以上昔の平安時代の出来事について、現代の私たちは当時の貴族たちが残した日記文学を読んで知ることができます。 日本における日記は、男性の官僚が漢文で書く日々の記録が主なものでしたが、日記文学の元祖とされている『土佐日記』は紀貫之によって10世紀前半に書かれた日記で、冒頭で「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとて、するなり。」と女性になりきって仮名文字で書かれています。これは“記録”ではなく、心情などを自由に表現するためにあえて女性として仮名文字で書いたとされてい

雑誌記事索引紹介「家庭菜園」

2024年3月のこのコーナーで「食糧危機」をテーマにした雑誌記事が増えていることを紹介しました。 それに伴うように、自分で食べものを育てる「家庭菜園」をテーマにした記事も目立つようになっています。今回は、2020年以降の「家庭菜園」についての索引を30件紹介します。 東日本大震災の後には、夏の日射しを防いで節電するゴーヤのグリーンカーテン作りが日本中に広まりました。 2020年からのコロナ禍では、「おうち時間」を充実させたり、これまでのライフスタイルを見つめ直す機運の高まりか

雑誌記事索引紹介「カンニング」

先日、早稲田大学で2月に行った入試の際、スマートグラスを使ったカンニングがあったことが公表されました。その受験生はスマートグラスで入試問題を撮影しSNSで外部の人物に渡し、解答を依頼していたそうです。 近年高度な機器を駆使するようになったカンニングですが、雑誌記事検索をするとテクノロジーの進歩と共にカンニングも進歩した様子がわかります。 今回はカンニングに関連する雑誌記事索引を紹介します。 ※掲載内容は大宅壮一文庫HP内の雑誌記事索引紹介と同一記事です。 ※今回紹介した索引

雑誌記事索引紹介「唐十郎」(交友関係を中心に紹介)

5月4日、劇作家の唐十郎さんが急性硬膜下血腫のため84歳で亡くなりました。 唐さんは1964年に劇団「状況劇場」を立ちあげました。新宿・花園神社での紅テント公演は演劇界に衝撃を与え、アングラ演劇の旗手として注目を浴びます。 屋外に設置した紅テントで公演をするスタイルは、当時の若者達に絶大な人気を誇りました。 「状況劇場」解散後、1989年に劇団「唐組」を結成。「唐組」でも紅テント公演は続けられ、多くの独創的な作品を発表しました。 唐十郎さんの雑誌記事索引データは全件で416件

雑誌記事索引紹介「セブン‐イレブン」

2024年5月15日にコンビニエンスストアチェーンのセブンイレブンが日本でオープンして50年を迎えます。 1974年5月15日に東京・江東区で誕生したセブンイレブンは、早くも翌1975年6月に福島県の店舗で24時間営業を開始しています。そこからも勢いは止まることがなく、1976年に出店数が100店舗を達成しました。その後も2003年に10,000店舗、2018年には20,000店舗を超え、日本で最も多いコンビニチェーンとなっています。 取り扱う商品も1978年にそれまで「家庭

雑誌記事索引紹介「柚木沙弥郎」

染色家の柚木沙弥郎さんが、今年1月31日に101歳で亡くなりました。 晩年まで精力的に創作活動を続けた柚木さんは、「今年で100歳ですが、80歳くらいから精神が自由になったと感じます。染色家として布を染めるだけではなく、アートの枠にとらわれずにいろんな表現をするようになりました。」と『文藝春秋』2022年5月号の記事中で語っています。 Web OYA-bunkoの柚木さんの雑誌記事データは全50件中44件が2008年以降のもので、それを眺めるだけでも、柚木さんが80代半ばから

雑誌記事索引紹介「YOASOBI 幾田りら」

アニメーション映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』が大ヒット公開中です。 No1. 対談 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』 声優として共演した2人の「相乗効果」 2人でやっと録れたときは感動しました。「生おんたん!」って アーティスト同士だからこその相乗効果… ※アニメ映画 発言者 幾田りら/あの 雑誌名 日経エンタテインメント 発行日 2024年04月 ページ 110-112 原作は浅野いにおさんの同名漫画で、宇宙から来た巨大な

雑誌記事索引紹介「タイムマシン」

SF小説やSF映画の定番として“タイムマシンもの”があります。 SF小説の古典とも言えるH.G.ウェルズの『タイムマシン』から始まり、映画では『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、マンガのドラえもんなどは誰でもご存じかと思います。 タイムマシンは月ロケットのように実現可能なのでしょうか? 結論から言えば、未来に行くタイム・マシンは物理法則上は可能です。 アインシュタインの特殊相対性理論では“物質は光速に近づくと質量が増加し、時間の流れが遅くなる”という法則があり、もし光速に近い