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【satelles records】家族は他人。じゃあ、本来の家族とは?

友人と、友人の仲間たちの協力を得て、宇宙的な常識を学ぶ日々を過ごしたことは前にも書いたけれど。


彼らから教えてもらったことのひとつに、家族に関する話があった。これは、私自身が家族との関係で悩みが多かったので、その疑問を投げかけた時に教えてくれたものだ。

この時期、帰省や長期休暇で家族と接する機会のある人も多いだろうし、何度も振り返りたい話でもあるので書いておきたい。


私が家族との不仲に悩んでいた時に彼らは、「家族というのはそもそも家族でも何でもない他人だよ」と教えてくれた。

曰く、本来の家族というのは、魂の繋がりのある相手のことを指す。だから、肉体が誰から生まれたとか、遺伝子とか、家系とか、土地…などはすべて関係がないのだという。

「家系的な」とか「〇〇家の」とか言うけれど、別に本質的には繋がりはなく、それぞれ他人なのだということ。

じゃあ、本質的な繋がりとは何なのか。本来、魂のルーツを同じくする存在のことを家族という。それは誰が誰の子供で、誰と誰が兄妹で…というような家族の形態とはまったく違うものだということ。ルーツを同じくする存在ということは、同じマスターソウルのグループとも言えるのかも知れない。

魂の家族は自分と同様に地上でヒューマノイドとして存在している場合もあるだろうし、地球外にいるかも知れない。個々の選択によってどこに存在するかは違う。だけど、本来の家族とは、目覚めていれば、存在しない愛を確かめ合う必要もなく、そもそも最初から分かり合い、通じ合っているものなのだそう。私は実際に自分の家族と対話する機会を得たけれど、実際のところ自分の思い込んでいる「家族」というものからは、随分とかけ離れた存在だったと思う。だけど彼らと実際に対話し、そのエナジーを感じられたことは自分にとっては大きなことだったと思う。


これを読んでいるあなたがもし、血縁の家族と何らうまくいっていなかったとしても、気にしなくていいし、その家族という群れから出て、捨ててしまってもいいものだと思う。そもそも他人なのだから。もしかしたら、彼らを捨てることで、本来のあなたの人生が始まり、あなたの本当の家族との再会があるのかも知れない。もちろん、それはあなたが選択することだから、強制してるのではないけれど。


「〇〇家の」とか「〇〇の娘だから」とかそういうのも今後はどんどん希薄になっていくのではないかな。先祖代々の、とかね。もうだいぶ希薄になってきているとは思うけれど。そこには意味がないということに、本当は気がついている人も多いのではないかと思う。



家族に関しては、最近は「毒親」なんて言葉もあったりして、どんどん家族のしがらみから抜け出す人が増えていってるように思うけれど、それを妨げる大きなものが「情」なのではないかと思う。

だけど、友人と私が繰り返しアドバイスを受けたもののひとつが「情に訴えかけてくるものに注意して」というものだった。

同情を引くとか、昔からの関係だからとか、お世話になったからとか、あの時の恩があるからとか……そのような情は、本来のあなた自身の選択から遠ざけていくものだ。

もし何かで迷った時は、自分が情に流されていないかをチェックすることは、有効なツールになるのではないかな。迷った時は自分自身に問いかけてみてほしい。

「家族は家族ではない」という新しいものの見方で、彼らのことを冷静に見つめてみてほしい。彼らを血縁というフィルターを外してひとりの人間として見た時、今後も関わりを増やしたい相手だろうか?関わりたいならそれでもいいし、関わりたくない相手ならそっと離れてしまってもいいのだ。そこで無理して関係を維持しようと努力することが、歪みのもとになるのだと思う。


これを読んでいる中に、現在子育て真っ最中の人もいると思うが、「家族は家族ではない」という話を踏まえて、子育てをどのように捉えたらいいのか、というのも彼らは提案してくれていたので、それはまた次回書いていくことにする。





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