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令和二年 5月30日 Awareumにてオンラインフェルデン。椅子を使ったATMレッスン

awareum.comで行なったフェルデンクライスオンラインレッスンの感想。備忘録です。

歩き方が変わった。というか変えてみた。↑これが今回のレッスンで身体の内側に感じた動きのイメージ、、な気がするけどちょっと違うw

思えば誰にも正しい歩き方って教わった記憶はない。なのにいつの間にか歩いたり走ったりできている。それが生き物の本能ってやつなのか?言語にしたって気づいたら喋ることができてる。多分記憶の曖昧なうちから聞いたり教わったり、周りのだれかが教えてくれたんだろう。その時に身近にいた人間の癖や仕草が今身についているってことになる。できてると思うと学ぼうとするのをやめる。そして毎日普通に歩いている。不便はないが、果たして学びはそこで終わりなのだろうか?

今回の椅子を使ったATMレッスンはそんな問いを投げかけられそして答えが見つかったような気がした。我々は身体は日々衰えていこうとも常に学びの最中にあると。

・まず坐骨の存在を知らなかったこと

それを前後に動かすことができる。またそれだけでなくXYZ軸に傾けることができる。見た感じは大きな動きに見えないのかもしれないけど、身体の中で骨の位置がけっこう移動してるイメージ。

・ずっと作業椅子にストレスを感じていてしっくりくるものがなかった。

けどそれでもある程度身体の軸を意識すれば心地よい座り方のポイントはあることがわかる。

・あえて意味のない動きをすることが楽しい

レッスンには日常生活には必要ない動きをしてみる箇所がある。実はそれが一番好きで、まるでダンサーになった気分になれる。ダンスの源流はそういう身体の遊び部分を存分に探すという行為だったのかな。

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そして椅子から立ち上がった時の体のイメージがこれ。たくさんの関節をポイントとして棒が連なっていろんな方向へ引っ張られて動く。あっちへこっちへ下へ上へ斜め後ろへ。面白くてしばらく一人でタコダンスを踊った。


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そして身体の中心軸を感じながら旋回する動き。螺旋状に背骨が伸びる感覚はずっと彼らを思い出してた↑動物たちは人よりもずっと身体に素直なんだな。

レッスンが終わったあとその感覚を味わいながら外を歩いてみた。いつもよりズーーッとゆっくりに、そしてこれ気持ちいいなーと思うあえて変な動きを加えて歩いてみる。骨の移動幅が広がっていつもより筋肉が引っ張られる感覚が感じられる。それが心地よい。

動き方に正解はないけど、自分にとって効率的でシームレスな動きは考えているよりもずっとたくさんあったという発見だった。そしてまた外を歩いた時、人の視線を気にしていかに身体を強張らせているのかがわかる。この静かな個人的な遊びを見られたくないという意識がいつもの固くて早足な自分に戻せという意識からバイアスがかけられ身体が緊張する。こうでなければいけないという思い込み。その緊張はいかに意味のない不必要なものであったか。対人恐怖的な側面を持っている自分にとってこの発見は一つの大きな収穫だ。

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