慣れの果て

この前彼女の事でネガティブになりすぎている話をした。GPSアプリが気になるだとか返信が遅くてもう自分のことを好きじゃないんじゃないかという低身長キモメンヘラ男が垣間見える瞬間だった。

そのあと僕は地元の友達からGPSアプリを消すように言われ、入れたらSIMカードを川に投げるといわれたのでアンインストールした。


最初は頭がおかしくなるくらいつらかった。彼女とのつながりが消えてしまったような気がしてもしかしたら誘拐されてしまうんじゃないかとか高校の僕からしたら「馬鹿じゃねえの」というようなネガティブすぎる思考がぐるぐる回って大変だった。


今も確かに返信が一日以上返ってこないと不安になるときがあるが前ほど気になるときは少なくなった。
更にLINEも一日以上返ってこない時がもう2回くらいあった。毎日LINEをしていたから流石にショックで、追い打ちをかけるように彼女は何の気なしに返信してきて流石に落ち込んだ。
だけどもうそういう人なんだろうと思ってきた、というより思うことにした。

基準が僕過ぎたのだ。人の所作や言動の一つ一つに気をつかって、どんなことよりも彼女優先というのは僕の考えであるだけであたりまえだが彼女はそうとは限らない。今まで距離が近すぎて相手も自分と同じ基準で考えてしまっていたのだ。
そうやってちゃんと他人と接していることを思い出せば、僕のLINEに返信しないでインスタ開いていたり話すときにそっけなかったりしてもなんてことない。
高校時代の自分も圧倒的にそれがたりなかった。根本的に他人への基準が違うことに今更気づくなんて遅すぎるな。

後はもう慣れる。慣れは最強。ずっとつらいんだろうなと思っていたけど一週間もすればもう慣れてしまう。前はもっとかまってほしいって思ってたけどもう今は前はよかったな~って5分くらい懐古してもう無理だろうなと思って終わる。

どうしてもしんどい時は没頭だ。オードリー若林の本でなにかを忘れるには没頭でそれは趣味じゃなくても構わないと書いていた。最初は疑問に思っていたが、今はそれが身にしみて感じている。

かといって時間を忘れてしまうほど没頭できるものが僕には今持ち合わせていない、強いて言うならゼルダの伝説をやるくらいだ。早く探さないとな。

                            2021.3.22

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