オキシドール

大学生のブログです。

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最近の記事

20歳最初の所信表明

僕はあと40分弱で遂に20歳に突入する。正直なところ実感はないし、大人になるんだ!なんて一切思っていない。せめても大人になったと感じるために近くのコンビニにでも行って12時ぴったりにビールでも買おうと思う。 ここでもう1つ長いこと自分を苦しめてきたものと決別したいと思う。実際できるかはわからないけど、この宣言とともに別れるつもりだ。 高校の途中から社会というより自分より人望が厚くて輝いている人間に嫉妬して斜に構えて生きるようになった。それはどんどん加速し、他人に思っていたこ

    • 逃した魚のデカさに気づく

      半年付き合った彼女と別れることになった。 ただ僕が飽きられてしまった。普通に振られたのだ。 2月頃から彼女の態度がだんだん冷たくなっていたからなんとなくというより、他人のことに対して人一倍センサーが強い僕にとって簡単に察することができていた。でももしかしたらこれが彼女の素なのかもしれなくてそれを僕に見せられるくらいになったのだろうと言い聞かせた。 しかしだんだんLINEの返信も遅くなり、電話も断られ、遊びも予定がわからないと言われていてお金がないから遊べないと言われつつも彼

      • LINEすら難しい

        何回も書いてきていると思うが、世間一般で言えば僕は陰キャラサイドのほうの人間だ。だから友達が多いほうではないから仲良くしてくれている友達には本当に感謝しているし、絶対に裏切りたくはない。 そういうのは潜在的にLINEでも起きてしまっている。中学の時から沢山の友達からLINEしている人が羨ましいと思っている人だった。だから友達から連絡が来たときは今でも嬉しくてすぐに返信してしまう。僕からすれば来た連絡をできるだけ早く返してあげるのがその人にできる最善のお返しだと思っている。

        • 骨折り損

          これはいつからやっていたのかはわからない。高校に入ってからなのかもしれないし、小学校の時からなのかもしれない。 他人の一瞬の仕草や表情、声のトーンでもしかしたら今怒っているんじゃないかとかをすごく察する癖がある。 そのおかげで家族以外で人を怒らせるようなことそれほどなかった(と思う)。もし誰かを知らない間に傷つけてしまっているなら全力で謝りたい。僕自身が人からそういう感情を感じたとき、すごく気まずいしなによりそういう感情にさせてしまったことに申し訳なく思う。 だけど最近は

        20歳最初の所信表明

          風(ふう)を装う

          前まで美容室が苦手だった。昔は床屋で鏡の自分を見ながらボーっとしてたまにおじさんと話すくらいだった。 でも高校に入り、美容室に行くようになり床屋との違いに驚いた。皆髪を切ってもらいながらスマホをいじったりしていて、店員さんからは飲み物とお菓子まで出された。飲み物とお菓子の隣にはタブレットがあって中身はファッション雑誌ばかりのサブスク。 はたしてどのタイミングでスマホをいじれば、飲み物を飲めばと。我が物顔でタブレットを見ながら飲み物を飲むことなんて自分には恐れ多くてできなかっ

          風(ふう)を装う

          慣れの果て

          この前彼女の事でネガティブになりすぎている話をした。GPSアプリが気になるだとか返信が遅くてもう自分のことを好きじゃないんじゃないかという低身長キモメンヘラ男が垣間見える瞬間だった。 そのあと僕は地元の友達からGPSアプリを消すように言われ、入れたらSIMカードを川に投げるといわれたのでアンインストールした。 最初は頭がおかしくなるくらいつらかった。彼女とのつながりが消えてしまったような気がしてもしかしたら誘拐されてしまうんじゃないかとか高校の僕からしたら「馬鹿じゃねえの

          時の人

          前々回コロナウイルスが世間を揺るがせていて自分の周り、ましてや自分がかかっていないので実感がないという話をしたがまさか本当にかかってしまうとは思っていなかった。 前回始まりを書いたのでざっくりと書いておくと、嗅覚と味覚がなくなっていたが花粉症だと考えていて耳鼻科に行ったらPCR検査を受けてくれと言われた。 そして検査当日、病院の前に検査ブースができていて検査はプレハブ小屋みたいなところにマスクとフェイスガード付けたおじさんがいた。 おじさんは淡々と検査の説明をして早速細い

          五分の一

          僕は小学校の時は花粉症に悩まされていた。目はえぐり取りたくなるくらいかゆかったし鼻もつまるか鼻水が滝のように流れ鼻をすすって喉を傷めるというのが一連の流れであった。しかし年々症状は弱まっていき、高校に入ったらほとんどそんなことはなくなり平穏な春を迎えていた。 しかしなんと今年は数年ぶりに症状が出てしまったのだ。 最初はなんか鼻水出るな~って思ってたら止まらないしなんだか目もかゆくなっていた。ただ馬鹿な僕は数年症状が出ていないため、最初は気づかなかったのだ。 そして今日、朝

          使えない奴ら

          現在2021年の三月、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し世界的に大打撃を受けている。 ちょうど今日、二か月にもわたった緊急事態宣言も二週間延長されて流石の僕もしびれを切らしている。正直なところ世界がこんなにも危機にさらされているというのにもかかわらず僕は危機感を全然感じていない。 一番の理由としては実感がわかないことだ。友人がコロナウイルスにより重症化したわけでもないし、そもそも陽性になった人が身内にすらいないため、コロナウイルスで親が亡くなったというツイートなどを見ても

          使えない奴ら

          魔物に追われる

          僕は自分で言うのもあれだが真面目だと周りに思われることが多い。 実際には正義感が強いとかそういうものじゃない。とにかく人に怒られたくないビビりなだけなのだ。勉強しかり、スポーツしかりなんでも手を抜くことはほとんどなかった。結果が出せないと怒られると心のどこかで思っているからだ。 僕の兄二人はスポーツ一本と言った感じでスポーツ推薦に高校に入っていた。だから僕は運動の代わりに勉強を伸ばすことにした。しかし、いい点を取れなかったとき自分の中で口惜しさと母親に怒られるんじゃないか

          魔物に追われる

          おかえりなさい

          つい先月まで一人の時間はほとんどなかった。ほぼ毎日彼女と会ってご飯に行ったり遊んだりしていた。 しかし順調に進んだかに見えていた三ヵ月目、ついにガタがきた。それは僕のほうだった。クリスマスの二日のホテルやデート更にご飯代を全部出し、1月の下旬も彼女は誕生日なので同じことをした。 結果は当たり前だが金欠。 2月は1万以内でやりくりしている。彼女は二月中にも旅行やスノボに行きたいと言っていたが金欠だというと、「いつも金ないじゃん。」と言われた。僕は怒りというよりもそれなりに

          おかえりなさい

          思いがけないことに今更気づく。

          しかし昔から恋愛は人を馬鹿にするというがこれは本当であることは断言できる。 もう付き合って4ヶ月程になるが自分の為の自由時間はほとんど減り、少しでも時間があるのなら会おうとしている僕がいるのだから恐ろしいものだ。 毎週むさぼるようにラジオを週に7番組程聴いていたのだが、今ではもう2番組になっている。しかし最近は二度目の緊急事態宣言の自粛期間などで会えない時が増えて一人の時が増えた。 最初はかなりきつかった。彼女のバイトを迎えに行ったりしていて週4日程あっていたのに週一回

          思いがけないことに今更気づく。

          そんな感じのことわざがあった気がする

          今更ではあるのだが彼女ができた。 もう二か月程経っている。彼女のことは詳しく話すと長くなるのでまた今度書くことにする。 高校の時はリア充なんてものは本当に敵だと思ってた。大体人前で抱き合ってたりしているの奴らはスクールカーストなんかでは一軍ではない奴らなんだから身の程わきまえやがれタコ!なんて思ってた。 この前、地元の友達と飯に行く約束をしていた。僕はスケジュールは基本カレンダーアプリに入れているのだがたまたま入れるのを忘れていた。 それとすっかり予定を忘れていた僕はがっ

          そんな感じのことわざがあった気がする

          赤鬼に夢見た少年

          「僕の夢は仮面ライダー」小さいころから色んな人にそんなセリフを言ってきた。 それを言うことを僕は先週やめることにした。 始まりは幼稚園だった。幼稚園の一番仲のいい友達のお父さんは仮面ライダーだった。幼稚園の卒園式にその友達のお父さんは仮面ライダーのスーツを着てクラス写真をとってくれた。その写真は今でもアルバムに残っていてそこに映った僕は目を輝かせながらその仮面ライダーを見ていた。そこからすべて始まっていた。僕は本当になりたかった。毎週日曜にはテレビの前で正座をしながら変身

          赤鬼に夢見た少年

          大人

          僕は小さいころお菓子を全然食べたことがなかった。 母親は「虫歯になるから」と言ってお菓子を食べると叱られていた。僕が唯一のお菓子を食べれる瞬間は友達の家に行って客人として出されたポテトチップスやポッキーなどの盛り合わせだった。普段お菓子を食べられない僕からしたら友達と遊ぶよりもお菓子という宝のほうが惹かれていた。 小さいころ躾けられたこともあってお菓子を食べたいと思うことは少ないが中学や高校にもなれば自分でお菓子が買えるのでお小遣いをもらってはすぐ買っていた。しかしいざコ

          ダサいDNA

          僕は長年悩まされていることが一つある。 それはすべてにおいてダサい事。容姿を抜きにしてもダサいことがかなり多い。 中学時代は陸上部だったのに運動会の200m走で最下位になり、「校庭曲がりにくいし、そもそも長距離だしね」と内心で言い訳していた。結局3年間で一位をとったことがないから、「やっぱ陸上部は速いよな~」という憧れの眼差しを受けたことがない。 勉強面に関しても沢山ある。頭いい雰囲気が出てしまっているため、「流石!やっぱ頭いいよな~」というくらいの成績ではない70点台と