誰のための作品?誰のための時間?
少し前にツイートで発信した内容になります。
図工は、毎年、作品提出に追われてしまうことがあります。これについては、今後見直していく必要があると思っています。が、今回は置いておいます。
本年度の図工は、級外の先生に入っていただいています。この方が、なかなかクセの強い方で、教室から離れられないほどです。
しかし、指導に入っていただいて、助けられていることには間違いありません。級外という立場の難しさも理解しているつもりです。
が、上記のような発言を私だけならまだしも、子どもにも嫌味のように言ってしまいます。
分かります。締め切りが迫り、限られた時間の中で、完成させなければならないというプレッシャー。若手だろうと、ベテランだろうとあると思います。
では、どのように指導・声掛けをしていけば良いのか。
私なりに、客観的に授業を見ていたことで思ったままに書き残そうと思います。
1 見通しを持つ
子供は、その瞬間を全力で過ごしています。
「先を見通す力」というのは、鍛えていかなくてはいけないと思います。
だからこそ、我々教師は、どのくらいの工程があるのか、どのくらいの時間がかかるのか、今何時間目なのか、最初に又は定期的に見通しを持てるように声をかけていく必要があると思います。
2 工程を示す
子供に見本を見せて、見通しを持たせた!と思っていても、作りたい物を作りたい!とその瞬間に全力を尽くします。そうすると、いきなり難しいものを作り始めます。結果、時間がなくなり、何にも完成していない状況が生まれてしまうと思います。
まずは、どこから作ればいいのか教えてあげるべきだと思います。
全体→部分よりも、部分→全体に広げていくことも必要なものもあるかもしれません。
3 子供に寄り添う言葉がけ
ここを一番言いたいです。
決して、図工の作品は「ノルマ」ではありません。今回の出来事の先生は、仕切りに「ノルマだから」「休み時間使っても終わらせよう」と言葉掛けしていました。
これは絶対違いますよね。
子供は全力です。しかし、限られた授業時間があります。時間だけを意識させるのは、大人の都合です。さて、どんな言葉掛けが必要になってくるか考えてみましょう。
終わりに
今回は、自分の言葉掛けや授業デザインを見直す、良い機会となりました。
みなさんならどうしますか?
ぜひコメントで教えてください。
お読みいただきありがとうございました!!
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