学習観の変容
大学受験において、これが合格の決め手となる人が多いようです。自分の学習状況を客観的に捉えることができていなかったり、できていたとしてもその見立てが妥当なものではないようでは合格には至らないのです。
オンラインや対面で個別指導をしていると、受講生の学習観が徐々に変わっていくのがわかります。「ああ、こうすればできるようになるんだ」という実感が得られるようになるのです。
集団授業、それも講義を担当している場合は初回授業から適切な学習法を提案していきます。あくまでも提案ですが、それを受け入れ、ためしてみる学生もいます。個別指導と違ってすべての学生に個に応じた提案はできませんが、それでも何とか現状を打開していこうとする受験生が少なからずいることは、休み時間に講師室にやってくる学生とのやりとりでわかります。
それでも、「自分の勉強が・・・」と頑なに変えない人もいます。別にいいでしょう。学習法は自分で決めて実践するものですから、自分で納得しているのであれば、そのやり方でよいのです。