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開講までに学んでおくべきこと

はじめに

この記事は、主に持田が英文法を担当する駿台予備学校大宮校SP・LPクラスの学生を読者として想定しています。もちろん、他校で同レベルのコースに通う予定の学生・生徒にも参考になる内容です。

中学英語の復習の必要性

英語に関して、浪人する人の多くは基礎に不安があるようです。特にセンター試験(筆記)で2桁の得点しか取れなかった人は中学校で学んでいるはずの知識が定着していない場合がほとんどです。たとえば、『短文で覚える英単語1900』の例文を、日本語を見て正しく再現できることができなければ、中学レベルの知識が身についていないと言わざるを得ません。

別の記事で例文暗記も推奨していますが、独習で例文暗記もなかなかつらいと感じる人も多いと思います。そこでお薦めしたいのが『中学3年間の文法・単語・発音が1冊で身につく!英語フレーズ101』です。これを手と目と口と耳で覚えていくことを勧めます。1か月程度かけて取り組んでもいいと思いますが、私立文系などで科目数が少ない人であれば、もう少し速いペースで進めてもよいでしょう。先ほど取り上げた『短文で覚える英単語1900』との併用もお勧めです。

中学英語から高校英語へ

中学英語のレベルが乗り越えられそうだ、となったら、『英文法入門10題ドリル』に取り組んでみましょう。これが1回終わったらいったん『英文法基礎10題ドリル』に進み、そのもう一度『入門』→『基礎』と繰り返すとよいでしょう。どちらも必ず、文を書き出して解くようにしましょう。この辺りになると、前期授業が始まっている可能性もありますが、万一開講がさらに遅れてもここまで進めておけば英文法の基礎については不安が解消できるはずです。

おことわり

持田は駿台では英語科講師として契約して出講しております。英語以外の質問や学習相談には応じられませんのでご了承ください。もちろん英語の質問相談は大歓迎です。学期中は大宮校で毎週火曜日、昼休みが終わるくらいまでは講師室におりますので、遠慮なく声を掛けてください。



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