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自称受験生の人々:根性の可能性と限界

受験生を自称し、自称受験勉強に日々取り組む。

一般に「受験生」というのは、大学受験の場合、直近の年度の入試に合格することを目標として受験勉強を生活の中心に据えている人を言います。ところが実際には直近の入試、現在であれば2025年入試を目標としているのかが明確でない「受験生」が多いようです。そして日々取り組んでいるものが受験勉強なのかどうかも怪しい「受験生」もいるようです。

そんなやついるわけないだろうと思う人も多いと思います。しかしながら予備校生にはこういうタイプの「受験生」が一定の割合で存在します。こうした「受験生」の中には、単にやる気がないだけの人もいれば、精神的に不調を来している人もいます。このためすべての自称「受験生」を「へたれ」と括ることには慎重になる必要があります。

自分が本当に2025年入試に合格して志望校に入りたいのか。本当に入りたいのであれば受験勉強の内容を自分にとって適切なものに改めていく必要があります。いやそこまで2025年入試にこだわりはない、というのであればもう少し気長に考えていってもいいでしょう。2025年入試を目標にしたいけど、受験勉強に身が入らないと感じている人は、状況によってはカウンセリングや治療を受けて、いったん目標をリセットする必要があるかもしれません。

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