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いろいろあっていい

このところ、文型の学び方をいくつか提案してきました。文法を取り立てて学ぶスタンスをとり、しかも説明を先に理解するという演繹的な方法で学ぶとしても、「文型学習」という単元の展開にはさまざまなものがあるということです。

演繹的の最たるものは、文型の全体像を先につかんでしまうやり方です。ある程度英語に触れてきた人であれば、これが有効である場合も多いはずです。

逆に、「文型学習」の単元内では帰納的な積み上げ式に展開していくやり方もあります。一気に理詰めで責めていくのが辛く感じる人にはこちらの方が学びやすいと言えます。

個々の文法知識をわかりやすく説明してあれば文法学習が容易になるとも限らず、わかりやすく感じる配列の順序というのもあるわけです。これが「わかりやすい」説明と「わかる」説明の差なのかもしれません。

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