就職活動の話をしてみたいと思います。就職活動している方にとって、お役立ち情報は全くありません。
入りたい会社を選ぶ基準
就職活動をするにあたって、私の本当の気持ちというか、正直な気持ちは、
雇われる会社、企業にいいように使われてはいけない
でした。
なぜそういうふうになってしまったのかの理由はいくつか思い当たりますが一つは、私の実家父親が自営業で会社員ではなかったということは大きく影響していたと思います。
子供の頃は、私は、サラリーマンという言葉を聞くと、押し売りのことだと思っていました。
サラリーマンがセールスマンで押し売り、みたいな、勝手に自分の中で脳内変換して、会社員というのは、人のお家に直で訪問して、何か物を玄関先で広げて売る、押し売りをやってる人、それがサラリーマンだと誤解していました。
全く違うというのは、もちろんどこかで気づいたのですが。
就職活動のとき、自分の会社を選ぶ基準は2つ
・給料が高い
・休暇が取りやすい
当時は就職関連雑誌を買ってきて、自分が興味ある会社に郵送で書類請求し会社説明会等の情報をゲットしていました。
お給料が高い基準に当てはめると消費者金融の会社が該当していました。噂によると、それらの会社は多くがコネ採用、と聞いていました。
雑誌で江東区の建設会社の下請け会社を見つけました。会社名は聞いたことはなかったけれど、女性の総合職を採用している、かつお給料が高い。これだ、と思い連絡して会社説明会に参加しました。説明会に昼食が出て、お寿司を食べた記憶があります。
選考の二次面接はもう社長面接でした。ザ・社長室みたいな感じの部屋に、私を含め数名の女性の就活生が通されました。真ん中に社長が座っていました。対面にわたしたちは座りました。社長が言いました。
甘ったれんな!
甘ったれんな、といきなり言って、それ以上のことはあまり話さずに終わったと思います。わたしは男性にも女性にも期待しています。だから、甘ったれないで女性だからといって甘えないでやってほしい、
というメッセージなんだと解釈しました。
で、わたしは内定をいただきました。
内定をもらった時に、先輩社員が社内を1対1で案内してくれました。その方は出身大学が同じのおとなしい印象を受ける女性でした。内定をもらい、あとはわたしが家族と相談して内定を受諾するかどうかお返事する、というステータスでした。その先輩の社内見学が終わりお別れする際に、会社の門の外までわたしは連れて行かれ
この会社は絶対にやめといた方がいい
と言われました。態度が切実だったし、思えば社内を案内しているときもポジティブオーラは感じませんでした。
これはマジだな
と私は思い内定を辞退しました。助言してくださった社員さんに感謝しています。なにがどうして絶対にやめたほうがいい、と言ったのかはわかりませんが。
こっちからやーめた
五反田にあるP化粧品会社。
男性の方と一対一面接、圧迫面接でした。面接官はタバコを吸い、椅子にふんぞり返ってまともに私と話をする感じが全くないという態度でした。つまり、この会社に入ることは諦めろ、という態度だったのか。そんな状況だったので何を話したかは全く覚えてないんですが、そういう会社なんだなと残念に思いました。もちろんその会社の化粧品はそれ以来一度も買ったことありません。
有名な和菓子の会社。説明会に行ったらたくさんの人が集まってました。説明会が非常に長くて、おそらく説明会の後にグループ面接を実施するタイムテーブルだったのだと思うのですが、午前中の説明会の時に、新人は入社したらまずは工場勤務3年間と説明がありました。
これは無理
と思い、私はその後の時間はもういいやと思って説明会会場を後にしました。いまでもその会社の和菓子は買いますがあのときに判断は間違っていなかった、と思います。
スタエフはこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?