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M-1グランプリが終わって、M-1グランプリの恥ずかしいこと

 M-1グランプリ2021が終わりましたね。

 その日、私は朝起きて家事を一通り終わらせ、いつもより早い時刻にジョギングへ出かけました。休日はジョギングを終えると昼食を取ることになっていますので、いつもより早い昼食を取ります。そのあと眠くなるので、予定がなければ大体昼寝をしています。もちろん、いつもより早い昼寝です。いろいろ前倒ししたのは理由があります。M-1グランプリ敗者復活戦に備えるためです。目覚ましこそ必要でしたが、なかなかいい状態で観賞できたと思います。

 大人になってそこそこ経った人間なのに、どれだけやる気なのかと。改めて振り返るとものすごく恥ずかしいです。

 敗者復活戦が終われば軽食を取ります。もともと食べるのが遅い人間ですし、調理の時間も考えると決勝に絶対間に合わない。だからこその選択でした。客観的に見ても存分にやる気ですね。見るだけなのに。いやあ、本当に恥ずかしい。

 スマホにnoteのいいね通知が来ると、ああ敗者復活と決勝の間の時間を利用して見てくれたんだなと一方的に親近感を持つのはもちろん、始まったら座椅子をベストな位置に持っていくのは当然、ネタに集中できないからと3連単をやらないのも、もう全部恥ずかしい。

 テレビ番組で唯一、見るだけで脇汗が出るのも恥ずかしいし、叩き過ぎて手のひらが真っ赤なのも恥ずかしい。錦鯉の長谷川さんはマッサジル、渡辺さんは桜前線の頃から、オンエアバトルなどで親しんできて、M-1予選2回戦で頭を何度もビタビタビタビタ叩く様子を見て「掘り出し物を発見した」とテンション上がって以来、ずっと応援してきて、応援ツイートがご本人ふたりにいいねされたりして、優勝した姿を見てM-1で初めて泣いてしまったのは何の言い訳もできないレベルで恥ずかしい。

 好きなことに夢中になれるのはいいですね、という言い訳も、言い訳だろうがなかろうが恥ずかしい限りです。

 M-1を出た人も見た人も、もちろん関わった人も、お疲れさまでした。また来年、楽しみましょう。錦鯉のおふたり、おめでとうございます。

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