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AI(Adventure Intelligence)を育む「かきくけこミットメント」第1回「か」

「か」は関心を持って見守るの「か」です。

自然の中で体験から学ぶ場において前回までの記事に書いた「刃火歩平穂育」のようにどんなことを体験するかも大切ですが同時に指導者がどのようなあり方で関わるかも大切です。

例えば刃物を使うプログラムも指導者が手や口を出し過ぎて結局参加者は何もしてないようなときもあります。

刃物の基本的な使い方は安全上教えても、作品を作るときやナイフの使い方のコツなどは参加者が主体的に試行錯誤体験できるように関わることが重要です。

また、森のようちえんなどのプログラムでも危ないからと言って転ばぬ先の杖を突きすぎてしまうこともあります。

私たちは子どもたちにつかず離れず、安全についてのアンテナはビンビン張りながらも決して手や口を出し過ぎず、かといって放任ではない(心や関心はよせ続ける)スタンスでその場に在りながら子どもを信じて見守ることが大切です。それが「関心を持って見守る」です。


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