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「ミシック行くだけなら誰でもいつでもできる」について
私が常日頃よく言ってる言葉ですが、若干言葉足らずというか、真意のところがちゃんと伝わってない気がして、後今日仕事始めだと思ったらまだ休みだったので何か一筆書くかぁって気になったので書きます。
・ホント行くだけなら簡単
勝率55%以上出せるTier1デッキ握って延々ラダーしてれば行けます。
要は負けより勝ちが多ければいいだけの話ですので。
それ以前の資産やプレイング、時間の問題で行けない方についてはそれぞれカード集めるか課金する、ひたすら練習する、うまい人のプレイを参考にする、睡眠時間削る(非推奨)等で頑張ってください←
ただ、今までそっから先の事について言ってなかったなーと。
・ミシック行って、どうしますか?
もう落ちる心配もないし、%帯で好きなデッキ遊び倒しますか?
それとも1200位以内目指して更なる研鑽を積みますか?
さらに言うならば、BO1で目指しますか? BO3で目指しますか?
・ここで先に結論を述べときます
ミシック行くだけなら誰でもできる。
でも、そこから先、毎月BO3で1200位以内をキープできるなら実力者。
誤解なきよう言っておきますが、私はMTGアリーナをBO1で遊ぶ事を否定しているわけではありません。特にガチで競技に取り組まない、上を目指さないのであればBO1で遊ぶのは全然アリです。ただ、BO1でミシック行ったから俺TUEEEって思ってる人がいたらそれは違うよ、という事です。何と言うか、アリーナ界隈ではミシックに行くことがステータス化してる(かくいう私も始めたばかりの頃はその辺勘違いしてましたが)ような気がしていたので、そこには異を唱えたい、という事です。
例えミシック帯でBO1やって1200位以内に入ったとしても、その先のMCQに求められるのはBO3のシビアなデッドorアライブの勝負です。断言しますが、ずっとBO1だけやってきた人がいきなりBO3の世界に飛び込んでもフロック(まぐれの意)以外では絶対勝てないです。BO1はあくまで遊び、真に競技プレイヤーとして勝ちたいのであれば、MCQはもちろんの事、日本選手権予選、本戦、Star City Gamesのような賞金制の大会では絶対にBO3での勝負が求められます。
・そもそも、競技マジックとラダーが別物
さらに、賞金制の大会は基本的にリスト公開制です(個人的にリスト公開制は好かんのですが、まぁそれはまた別の話)。相手のリストを見て、相手の手札や今後の展開を推測する力までが求められます。
対して、ラダーはどうでしょう? ランクを上げる為に速度重視、勝つのも負けるのも早い赤単アグロのような、競技シーンではまず選ばれないデッキが幅を利かせていて、その中で勝つためにデッキが歪んでいく。ランク上げる時間が惜しいのかどうか知りませんが、ちょっとでも勝てそうにないマッチアップを引くと即投了する人までいる。
こんなんでちゃんとした実力が付くはずがないと、私は思います。
もうほぼ勝ちがなさそうなところから一縷の勝ち筋を引っ張ってくる力、これはホントのホントにライフがゼロになるまで(もしくは何か敗北条件が満たされるまで)プレイした人間にしか身に付かないものだと私は思ってます。
日本選手権予選がオンラインで行われる事になり、競技マジックの世界に身を投じる決意をした私は、当然アリーナの慣習に慣れきっていたので、最初はホント自分下手になったなぁ……と思いました。そこで、自分のプレイを見てもらう人が欲しい、予選突破、ひいては本選で好成績を残すためのデッキを作るためのチームが欲しいと考えるようになり、調整チームを立ち上げる事にしました。
幸い、集まってくれた人達はみんなひとかどの実力者で、私はその中で往年の現役時代の感覚を取り戻しつつ、現役時代すら出る事のできなかった日本選手権本選への出場ができるところまで来る事ができました。
・因みに私は
未だにミシック帯1200位以内に残留できた事はありません。
あまりガチでやってないっていうとすごく言い訳っぽいですが、それだけ1200位以内に残るというのは過酷な世界と言う事で、だから最初に述べた結論の通り、ミシック帯BO3で1200位以内常連の方はすごいなぁと思うわけです。
以上が、私がラダー、ミシック帯、競技マジックに思うところです。
ほんとに自己満な内容で申し訳ないですし、これが誰かの為になるのかもさっぱり解らないですが、私はラダー、ミシック、競技マジックをこう考えてるよっていう思考開示でした。以上、オチ無し!←
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