ビットコインの時間足 攻略のコツ
株式、FX、商品先物、仮想通貨(暗号資産)などでは必ずファンダメンタルズ(基礎的要因)とテクニカル(技術的要因)があります。
でも本当は、もう一つ内部要因というのもあります。
内部要因までいくと、話が深い深い海の底に向かうので、今回は割愛しておきます。
ファンダメンタルズ、例えば、天変地異とか、戦争だとか、政治的なものとか、抗うことに出来ない金融政策だとか、そういうものはニュースで見る内容もあれば、誰かの発言(実行の伴う)もあります。
最近だと、イーロンマスク氏のビットコイン大量購入がありましたね。
仮想通貨においては、そういう一般投資家が「うぉおおおおお!」と盛り上がれるものがあると、弾みがついたりします。
しかし、よく言われるのが「織り込み済み」というフレーズ。
つまり、相場展開において
〇〇ということがあったので上昇!(急騰、暴騰)
●●ということがあったので下落!(急落、暴落)
これって、原因があって結果があったということですが、原因となる記事、ニュースはネットなどのニュースやtwitter拡散によって、今やすごいスピードで広がりますよね。
「え!?そんなことがあったの!」と知るまでのタイムラグは、24時間寝ないで世界中のニュースを追うことなど不可能なわけですから、実際、知るスピードには、運もあります。
なので、特に値動きの大きい(ボラティリティ=変動が大きい)場合には、テクニカル分析を重視したほうが良いかもしれません。
それが上述した「織り込み済み」になっている可能性が時間の経過とともに色濃くなってしまうからです。
例えば、googleのトレンドワードありますよね。あれって何かあると、「どわ~~~」と、今起こっていることに対しての検索が走るからです。
それがトレンドになるということですよね。地震があれば、地震というワード検索が一気に増加するから「そのときの」トレンドワードになってるわけです。
先般の大統領選挙は、けっこう盛り上がり世界中が注目したわけですが、そのきな臭い展開に、ハラハラしながら選挙速報をネットやテレビで見た人も多いのではないでしょうか。
一種のドラマを観ているかのような感覚でしたね。
で、バイデン氏が大統領になった・・・あのとき、まさに選挙での盛り上がりのあと、なんか普通にバイデン氏が大統領になったわけですが、選挙中の方が盛り上がっていましたね。
トランプ氏が勝ったら⇒ふにゃらら~
バイデン氏が勝ったら⇒ふにゃらら~
このように経済面、政策面、対中政策など、いろんなことが予測されていました。
でも結果、それらの ●●が勝ったら・・・のすべてがその通りになるとは限りません。
コロナだってそうです。
コロナ=経済最悪⇒普通に考えれば株価とか暴落すんじゃね?
いやはや30年ぶりの高値とか、米国市場は市場最高値更新とか。。。
ふつ~に考えたらこうでしょ~というものが通用していないです。なので、ファンダメンタルズは「普通こうでしょ」と考える当たり前の予測が大きく覆されてしまう可能性も孕んでいるのです。
テクニカル分析はそういういわゆる人間の感情面を冷酷にも無視してあくまでもインジケータやトレンド分析を機械的にやってトレードを決めていきます。
ですから時に、というか、ものすごく多くの場面で
「市場はやけに盛り上がってるじゃん!」というときに暴落するんです。
「市場は総嫌気状態、もう終わりぽ!」というときに買い場到来してるんです。
人間の感情のそれこそ世界中に渦巻く感情の悲観、総悲観場面が買い場で、ウキキキキ!とウキッキ~の状態が売り場ということになります。
でも・・・
同じ感情をもった人間が周りにたくさんいたら、自分の感情もそう流されてしまうので、それに対抗して逆張りするのは、すっげー勇気がいります。
でもテクニカルのオシレーター系は、そういう感情無視でしっかりと示してくれることが多いのです。
上記の画像みたいなテクニカルをdiscord上の「テクニカル分析」というチャンネルにUPしていますので、是非ご確認ください。
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