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noteで美術館巡りしませんか? 京都編1

コロナでどこにもいけない日が続いてますよね。美術館はどこも閉まってますがさまざまな手法で美術作品を楽しめるように工夫していて、新たな美術ファンが増えそうな予感!

ということで(?)noteで美術館巡りをしている気分になれないかな〜と思って、わたしの行った美術館をまとめてみました!まずは京都編!

細見美術館

東山の美術館密集地区にある美術館の一つ。規模的には近所の国立美術館の方が大きいとは思いますが、この小ささが逆に気品があって京都っぽいな〜と思います。展示の順路を巡るだけでもなんかワクワクするダンジョンのような建物。いつか併設されてるおしゃれなカフェでお茶してみたい!

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【石本藤雄展】 
https://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex063/index.html 
言わずと知れた北欧のファブリックブランド「マリメッコ」のデザイナー、石本藤雄さんの展覧会でした。面白いなーと思ったのが、北欧のデザインでありながらも石本さんのバックグラウンドはやっぱり日本で、そのテイストが感じられるところです!後期は陶器の作品が多く、丸いフォルムがすごく新しいなと思いました。なんか名の馳せてるデザイナーさんって、どれだけ昔の作品でも現在まで通用するセンスを感じます。


京都国立近代美術館

ドレスコード

この美術館は個人的にツボを突いた展示をしてくれます。やっぱり近代が中心なんですけど、京都ならではの繊細で歴史ある作品も多数あります。やっぱり芸術には歴史抜きで語れないな〜と思います(歴史好きな人と美術館いったら楽しそう)

【ドレス・コード?】https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2019/433.html

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ドレス・コード?展は周りにも行かれてる方が多くて、キャッチーな内容、ポスターだったと思います。「コード」展というだけあり、社会との関わりをテーマに展示が展開されていました。「コード」から逸脱してシャネルやデザイナー達が新しいファッションを作っていき、日本ではギャルや突っ張り、メンヘラへと「主張」にファッションが用いられていく。そのストーリー性を重んじた展示がすごく面白かったです。服は個性で、文化で、生活でもある。様々な角度から見ることでその奥行きは無限大でした。

【京都の染織展 1960年代から今日まで】 
https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2018/430.html

京都の染色1

京都の染織の繊細な技術は歴史あるものですが、それが代々受け継がれて新しいカタチでアートを生み出していました。染織作家さんの作品はあまり見たことがなくて斬新な表現なものばかりだったので、めちゃくちゃ刺激になりました。伝統を重んじるだけでなくそこからまた生み出そうとする熱い心意気を感じて胸アツでした!

きょうとのせんしょく3


京都文化博物館

京都文化博物館は重要文化財に指定されていて明治時代の建物です。ファッションブランドや海外チョコレートブランドが立ち並ぶ三条通りにあっておしゃれ。煉瓦造りの建物はノスタルジックですごく京都感が伝わってきます。

京都文化博物館

【ARTISTS' FAIR KYOTO 2019】
http://www.interior-joho.com/social/detail.php?id=4475 

アートフェス1


別館で開催されていたこのフェアは毎年京都でやっているものです。今年は中止されてしまったみたいですけど、作品はWEBサイトで見れます。実はここで見た作品が、その後BALにできたスターバックスに沢山展示されていました。BALに行ったらいつでも見れるというのは嬉しいですね。やっぱり今注目のアーティストさん達が携わっているだけあって技法や表現も新しく、新鮮な感覚になるアートが多かったです。(下はBALのスタバ)

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【みんなのミュシャ展】 http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/mucha2019/

ミュシャ

こちらは本館での展示でした。ミュシャからマンガへという副題のとおり、後期になるにつれ線がメインになります。「Q型」という円と女性を組み合わせる構図は今でもよく見かける構図で、最後には最近活躍されているアーティストのQ型構図の作品がたくさん展示されていました。
 綺麗な装飾とともに花や宝石の擬人化を描いたポスターは見ているとドキドキしてしまいますよね。庶民の画家であり続けたというのもポイント高いですし、線画でも生身の人間を思わせるその技術の高さに感嘆でした!思ったより長い展示で、美術鑑賞で一作品にどれだけ力入れるか問題が浮上しました笑。 

まとめ

noteで美術館巡り 京都編 いかがでしたでしょうか。まとめてみると、京都って本当に文化と芸術が発達したいい街だなと思います。これから京都編の続きと海外の美術館もまとめる予定です。お楽しみに!