オインゴ

主に音楽の感想文を書いてます。週1で投稿してましたが、ネタがなくなってきたので、のんびり不定期投稿することにしましたー。読んで頂いているみなさんに感謝。

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最近の記事

【第146回】たかがゲームと、侮るなかれ

私が好きなゲームの1つに「MOTHER」というゲームがある。赤い下地に「MOTHER」のロゴ(「O」の部分が地球になっている)が入ったシンプルなパッケージで、コピーライターの「糸井重里」氏が監修をされたゲームだ。結構有名なのでご存じの方もたくさんいらっしゃると思う。当時としては珍しく1980年代のアメリカを舞台としたRPGゲームで、主人公は半袖半ズボンに野球帽といった出で立ちで旅に出る。フライパンやバットを武器にしたり、魔法ではなく超能力を使ったり、パーティーのメンバーのこと

    • 【第145回】私の青春ミッシェルさん

      これを書いている年(2023年)はミュージシャンの訃報が多いなぁなんて思っていたら、12月に入って「チバユウスケ」氏の訃報が飛び込んできた(毎度公開時期の関係で昔の話ですんません)。「坂本龍一」さん、「谷村新司」さん、「櫻井敦司」さん、「KAN」さん、そして「チバユウスケ」氏だ。調べればもっと出てくるかもしれない。チバ氏は結構いろいろなバンドで活動していたけれど、私にとっては「ミッシェル・ガン・エレファント」のチバ氏に尽きる。ミッシェルさんは私の音楽人生で1番聴いたんじゃない

      • 【第144回】キング・クリムゾンの衝撃

        理解しているかどうかは別にして、私は比較的どんなジャンルの音楽も、抵抗無く聴いていると思うのだけれど、その名前を聞いただけで身構えてしまうジャンルがある。それは「プログレッシブ・ロック」、略して「プログレ」だ。「プロ・グー・レッシブ」、その1文字1文字に私を寄せ付けない圧を感じる。「レッシブ」の部分で唾が飛んできそうだ(プログレ・ファンの皆様ごめんなさい)。 私がプログレにここまでネガティブな印象を持つようになったのは、20年程前に「クリムゾン・キングの宮殿」を聴いてからであ

        • 【第143回】布袋と書いて兄貴と読むぜ

          世のギター・キッズ・ラプソディーの皆さんこんにちは。今回は永遠のギター・キッズの憧れ、「布袋寅泰」さんについて書かせていただきます。完全なる個人的偏見だけれど、世のギター・キッズの皆さんは、絶対に「布袋寅泰」さんを通っているはずなので、その憧れの気持ちから布袋の兄貴、もしくは布袋兄さんと呼んでいるはずだ。そして布袋兄さんから見たら、僕たちはいくつになってもギター・キッズなのだ。ちなみに私はギターは全く弾かない。それでも布袋さんはやっぱり布袋兄さんと呼ぶのが1番しっくりくる。

          【第142回】耳に心地ぃスミスさん

          私は音楽を聴いていて、特に洋楽なんだけれど、「自分はどれだけ純粋に、この音が好きで聴いているのだろうか」と思うことがある。なんか恋するおっさんみたいで気持ち悪い発言だけれど、要はどれだけその音楽のバックボーンを抜きにして、好きでいられているのかということです。バンドのネームバリューとか、アルバムのジャケットとか、周りの評価とか情報は無限に入ってくるわけで。私の場合そういった情報の影響をモロに受けて、好き嫌いがブレちゃっているような気がするのだ。まあ、どんな方でも多かれ少なかれ

          【第142回】耳に心地ぃスミスさん

          【第141回】覚悟を決めて聴くBUCK-TICK

          先日「BUCK-TICK」の「櫻井敦司」さんがお亡くなりになりました(例によってこれが公開される頃には、ずいぶん日が経っているかと思いますが)。あくまで私の印象になるけれど、最近メディアへの露出が増えていて、しかも57歳という若さだったこともあり、ニュースを聞いたきは結構驚いた。熱狂的なファンが多いバンドなので、悔しい思いをしておられる方がたくさんいらっしゃるだろうなと思います。ご冥福をお祈りします。 櫻井さんというとスゴくホリが深くて、眼力の強さが半端ない。演ってる音楽とそ

          【第141回】覚悟を決めて聴くBUCK-TICK

          【第140回】ストーンズ聴いてるって格好良す

          前回「ビートルズ」について書かせていただいたので、そしたらこっちも書かなきゃいかんだろということで、今回は「ローリング・ストーンズ」について書いてみた。ローストさんといえば「ベガーズ・バンケット」「レット・イット・ブリード」「スティッキー・フィンガーズ」「メイン・ストリートのならず者」の4枚が超有名である。当然その4枚は聴き済みではあるけれど、その中でも私は「スティッキー・フィンガーズ」をこよなく愛している。 私が最初にローストさんに触れたのは「フラッシュポイント」というライ

          【第140回】ストーンズ聴いてるって格好良す

          【第139回】ビートルズを語れる男になりたい

          ロック史上最も有名なミュージシャンといえばやっぱり「ビートルズ」になるだろう。名前も聞いたことないなんて人は、この世にひとりも存在しないのではなかろうか。そんな超有名なビートルズさんなのだけれど、その凄さというものが私には理解できていない。まあ普通に聴きはするのだけれど、めちゃくちゃハマったとか、衝撃を受けたとか、そういうものはなかったのだ。ただなんとなく聴いている感じ。きっと音楽に造詣の深い人が聴くと、その凄さが分かるんだと思う。ビートルズさんの凄さを語れる男になりたい、そ

          【第139回】ビートルズを語れる男になりたい

          【第138回】初めてのエルビス・コステロ

          皆さんは邦楽から洋楽を聴くようになったときのことを覚えておいででしょうか。まあ、いきなり洋楽から聴いていたという方もいらっしゃるでしょうけれど。そういう方は親の影響が大きいのかなと思っていて、私の親は音楽には全く無関心というか、聴きはするけれどBGM的な感じで、こだわりがほとんどない。そんなわけなので私の音楽の入り口は当然邦楽だったわけだ。 邦楽から洋楽を聴くようになったのは、20歳くらいだったと記憶している。当時は「B'z」とか「THE YELLOW MONKEY」とか「米

          【第138回】初めてのエルビス・コステロ

          【第137回】スピッツを選曲してみた

          前回までで現在発売されているスピッツさんのアルバムについては全て書かせていただいた。かなり勢いに任せて、かなり稚拙な文章となりなからもなんとか書かせていただいたのだが、これでいったん一区切りである(またアルバムが発売されたら書くと思います)。ただせっかくここまで書いてきたんだから、最後に個人的に好きな曲を選ぶということをやってみようかなと思う。ただ普通に選曲するだけじゃ面白くないので、ちょっとしたルールとして、各アルバムに収録されているそれぞれの曲順の中から1曲ずつ選ぶという

          【第137回】スピッツを選曲してみた

          【第136回】スピッツ/とげまる

          私はとても臆病な人間である。そのため人前で怒りをあらわにすることはほとんどなく、周りからは穏やかな人に見られがちなのだが、実は心のなかではイライラっとしていることが多々ある。それも小さなつまらないことでだ。例えば電車を降りようとしているのに乗って来る人とか、通路を通ろうとしているのにリュックを背負って通せんぼしている人とか、ながらスマホでぶつかってきそうになる人とか、自転車で逆走しているのに当たり前の顔をしている人とか、爆音で車とかバイクを走らせている人とか、車で危険でもない

          【第136回】スピッツ/とげまる

          【第135回】スピッツ/ひみつスタジオ

          私、前からやってみたかったゲームがあって、その名も「歌詞から曲名わかるかなゲーム!」というもの。ゲーム名から大体想像はつくかと思うが、念のためルールを説明させていただくと、知らない曲を聴いて曲名を推理するという単純なもの。しかしこのゲーム、あまりにも知らないアーティストだと情報が無さすぎて面白くないし、ある程度知っているアーティストだとそもそも知らない曲が無かったりで、やるには結構条件が難しかったりする。しかしこの度、スピッツさんが最新アルバム「ひみつスタジオ」を発売(これが

          【第135回】スピッツ/ひみつスタジオ

          【第134回】入門じゃないイエモン

          2024年1月5日、私のnoteのアイコンにも使っている実家の飼い猫「ポッポ」さんが亡くなった。2023年の大晦日の日に実家に戻ると、親から「もうポッポちゃんダメだわ、あんた来るの間に合って良かったよ」と告げられ、様子をみると目や鼻から茶色い液体を流して、グッタリと寝ているだけの状況である。一切食べなくなって、おしっこもトイレでできなくなっているらしい。これは素人目にも長くはないなという印象であった。治療についてはもう23歳の超おばあちゃん猫だったこともあり、以前から家族とは

          【第134回】入門じゃないイエモン

          【第133回】スピッツ/さざなみCD

          毎年彗星のごとく現れては消えていく一発屋芸人さん達、若い頃は「どうせすぐ消える一発屋だろ」なんてバカにしていたところがあったけれども、最近は「一発当てただけでもスゴいんだよな」と考えを改めるようになった。一発屋と言えども、改めて見るといまだに面白いものも少なくないし。「つぶやきシロー」とか「ジョイマン」とか「AMEMIYA」とか(AMEMIYAさんはネタだけでなく、大物感溢れる佇まいもイイ味出している)。私は特に「ブルゾンちえみ」が好きで、何が良いってあの上から目線のセリフに

          【第133回】スピッツ/さざなみCD

          【第132回】レコードにまつわるエトセトラ③

          しばらくスピッツさんについて書いてきたけれど、今回は一回箸休めということでレコードプレーヤーを新調しましたよ、というお話。しかも珍しくリアル・タイムのお話。 【第75回】レコードにまつわるエトセトラ②以来1年半活躍してきたIONさんの「Luxe LP」だけれども、この度ついに買い替えをすることになった。別に「Luxe LP」がぶっ壊れたとか、不満を抱えていたとかいうことではない。「Luxe LP」に悪いところなんて1つもない。ただ前から想い続けていた人が、急に目の前に現れた、

          【第132回】レコードにまつわるエトセトラ③

          【第131回】スピッツ/名前をつけてやる

          私はちょこちょこ程度でゲームをするチョコゲマだ。Switchやプレステ5は持ってなくて、未だに3DSのサッカーゲームをふと思い出したときにやる程度のライトユーザーである。そして好きなジャンルはRPGゲームで、時間をかけて成長させるというのが、ちまちましていて好きなのだ。不器用でどんくさいのでアクションゲームは苦手、ポチポチやってたら確実にキャラが成長するというのが自分の性にあっている。上述したサッカーゲームも自分で操作するものではなく、選手を育成して試合は観てるだけというゲー

          【第131回】スピッツ/名前をつけてやる