オインゴ

主に音楽の感想文を書いてます。週1で投稿してましたが、ネタがなくなってきたので、のんび…

オインゴ

主に音楽の感想文を書いてます。週1で投稿してましたが、ネタがなくなってきたので、のんびり不定期投稿することにしましたー。読んで頂いているみなさんに感謝。

最近の記事

【第139回】ビートルズを語れる男になりたい

ロック史上最も有名なミュージシャンといえばやっぱり「ビートルズ」になるだろう。名前も聞いたことないなんて人は、この世にひとりも存在しないのではなかろうか。そんな超有名なビートルズさんなのだけれど、その凄さというものが私には理解できていない。まあ普通に聴きはするのだけれど、めちゃくちゃハマったとか、衝撃を受けたとか、そういうものはなかったのだ。ただなんとなく聴いている感じ。きっと音楽に造詣の深い人が聴くと、その凄さが分かるんだと思う。ビートルズさんの凄さを語れる男になりたい、そ

    • 【第138回】初めてのエルビス・コステロ

      皆さんは邦楽から洋楽を聴くようになったときのことを覚えておいででしょうか。まあ、いきなり洋楽から聴いていたという方もいらっしゃるでしょうけれど。そういう方は親の影響が大きいのかなと思っていて、私の親は音楽には全く無関心というか、聴きはするけれどBGM的な感じで、こだわりがほとんどない。そんなわけなので私の音楽の入り口は当然邦楽だったわけだ。 邦楽から洋楽を聴くようになったのは、20歳くらいだったと記憶している。当時は「B'z」とか「THE YELLOW MONKEY」とか「米

      • 【第137回】スピッツを選曲してみた

        前回までで現在発売されているスピッツさんのアルバムについては全て書かせていただいた。かなり勢いに任せて、かなり稚拙な文章となりなからもなんとか書かせていただいたのだが、これでいったん一区切りである(またアルバムが発売されたら書くと思います)。ただせっかくここまで書いてきたんだから、最後に個人的に好きな曲を選ぶということをやってみようかなと思う。ただ普通に選曲するだけじゃ面白くないので、ちょっとしたルールとして、各アルバムに収録されているそれぞれの曲順の中から1曲ずつ選ぶという

        • 【第136回】スピッツ/とげまる

          私はとても臆病な人間である。そのため人前で怒りをあらわにすることはほとんどなく、周りからは穏やかな人に見られがちなのだが、実は心のなかではイライラっとしていることが多々ある。それも小さなつまらないことでだ。例えば電車を降りようとしているのに乗って来る人とか、通路を通ろうとしているのにリュックを背負って通せんぼしている人とか、ながらスマホでぶつかってきそうになる人とか、自転車で逆走しているのに当たり前の顔をしている人とか、爆音で車とかバイクを走らせている人とか、車で危険でもない

        【第139回】ビートルズを語れる男になりたい

          【第135回】スピッツ/ひみつスタジオ

          私、前からやってみたかったゲームがあって、その名も「歌詞から曲名わかるかなゲーム!」というもの。ゲーム名から大体想像はつくかと思うが、念のためルールを説明させていただくと、知らない曲を聴いて曲名を推理するという単純なもの。しかしこのゲーム、あまりにも知らないアーティストだと情報が無さすぎて面白くないし、ある程度知っているアーティストだとそもそも知らない曲が無かったりで、やるには結構条件が難しかったりする。しかしこの度、スピッツさんが最新アルバム「ひみつスタジオ」を発売(これが

          【第135回】スピッツ/ひみつスタジオ

          【第134回】入門じゃないイエモン

          2024年1月5日、私のnoteのアイコンにも使っている実家の飼い猫「ポッポ」さんが亡くなった。2023年の大晦日の日に実家に戻ると、親から「もうポッポちゃんダメだわ、あんた来るの間に合って良かったよ」と告げられ、様子をみると目や鼻から茶色い液体を流して、グッタリと寝ているだけの状況である。一切食べなくなって、おしっこもトイレでできなくなっているらしい。これは素人目にも長くはないなという印象であった。治療についてはもう23歳の超おばあちゃん猫だったこともあり、以前から家族とは

          【第134回】入門じゃないイエモン

          【第133回】スピッツ/さざなみCD

          毎年彗星のごとく現れては消えていく一発屋芸人さん達、若い頃は「どうせすぐ消える一発屋だろ」なんてバカにしていたところがあったけれども、最近は「一発当てただけでもスゴいんだよな」と考えを改めるようになった。一発屋と言えども、改めて見るといまだに面白いものも少なくないし。「つぶやきシロー」とか「ジョイマン」とか「AMEMIYA」とか(AMEMIYAさんはネタだけでなく、大物感溢れる佇まいもイイ味出している)。私は特に「ブルゾンちえみ」が好きで、何が良いってあの上から目線のセリフに

          【第133回】スピッツ/さざなみCD

          【第132回】レコードにまつわるエトセトラ③

          しばらくスピッツさんについて書いてきたけれど、今回は一回箸休めということでレコードプレーヤーを新調しましたよ、というお話。しかも珍しくリアル・タイムのお話。 【第75回】レコードにまつわるエトセトラ②以来1年半活躍してきたIONさんの「Luxe LP」だけれども、この度ついに買い替えをすることになった。別に「Luxe LP」がぶっ壊れたとか、不満を抱えていたとかいうことではない。「Luxe LP」に悪いところなんて1つもない。ただ前から想い続けていた人が、急に目の前に現れた、

          【第132回】レコードにまつわるエトセトラ③

          【第131回】スピッツ/名前をつけてやる

          私はちょこちょこ程度でゲームをするチョコゲマだ。Switchやプレステ5は持ってなくて、未だに3DSのサッカーゲームをふと思い出したときにやる程度のライトユーザーである。そして好きなジャンルはRPGゲームで、時間をかけて成長させるというのが、ちまちましていて好きなのだ。不器用でどんくさいのでアクションゲームは苦手、ポチポチやってたら確実にキャラが成長するというのが自分の性にあっている。上述したサッカーゲームも自分で操作するものではなく、選手を育成して試合は観てるだけというゲー

          【第131回】スピッツ/名前をつけてやる

          【第130回】スピッツ/三日月ロック

          私は子供の頃、物事があまり長く続くタイプではなくて、野球もサッカーも地域の少年チームに入っていたけれど、どちらも1年程度で辞めてしまっている。中学生のときも剣道部を2年足らずで辞めてしまったし、そんな私を見て父は「そんなんで大人になってからちゃんと仕事を続けることができるだろうか」とよく不安がっていた。いざ大人になってみると、最初の会社には6年、次が10年、続いて7年半とそれなりに務めてきたし、社会人になってから始めたサッカーも未だに楽しく続けている。この試聴感想文だって2年

          【第130回】スピッツ/三日月ロック

          【第129回】スピッツ/花鳥風月

          今思い返すと、私が新社会人になったときの課長はとても魅力のある人であった。その人は気功みたいなのにハマっていて、飲み会のときによく「呼吸を整えてこうやるとビールの味が変わるんだよ」と言ってビールジョッキを両手で包み込んでいた。私はお酒を飲まないのでビールの味が変わったかどうかは分からなかったけれど、大真面目に話しているその課長に可愛気を感じていた。呼吸にこだわっているので、その分声も大きくて、よく電話で「これナイショの話なんだけどさ〜」って課内全体に聞こえる声で話していた。

          【第129回】スピッツ/花鳥風月

          【第128回】スピッツ/ハヤブサ

          以前毎年のように沖縄方面へ旅行していることを書かせていただいたけれど(第125回参照)、その旅行メンバー(以下、「愉快な仲間たち」と呼ぶ)にはテーマ曲があって、旅行に行くたびに旅先で流している。その曲というのはオープニング・テーマが「渡辺真知子/かもめが飛んだ日」、そしてエンディング・テーマが「渡辺真知子/迷い道」である。まあ、別に明確にオープニングとエンディングを聴き分けているわけではないのだけれど。きっかけは愉快な仲間たちと小旅行で伊豆に訪れた帰りの車で、調子にのってずっ

          【第128回】スピッツ/ハヤブサ

          【第127回】スピッツ/オーロラになれなかった人のために

          今回はスピッツさんの「オーロラになれなかった人のために」について書きたいと思う。書きたいと思うと言ってもこのアルバム、ミニアルバムなので5曲しか収録されていない。なのでそんなに話膨らまないので、今回は私の思い出のミニアルバムの話も交えて書いていこうと思う。まあ、毎回雑談のほうが長くなったりしてるけれどね。 ミニアルバムって言うと、まず思い浮かぶのは「B'z/MARS」だ。私の中でミニアルバムというよりはマキシシングルというイメージが強い。目玉は「孤独のRunaway」。この曲

          【第127回】スピッツ/オーロラになれなかった人のために

          【第126回】スピッツ/スーベニア

          これが投稿されている頃には、私は転職先でバリバリ働いていると良いのだけれど、転職が決まってから退職するまでの2ヶ月間はいろいろと考えさせられる期間だった。(ちなみに転職については【第113回】でお話させていただきましたので、よろしければ是非。)まずは7年半、なんの取り柄もない、スキルもない私がよくまあここまで続けてこれたなということ。これに関しては周りの皆さんのサポートのおかげとしか言いようがなく、ホントに感謝しかない。 そしてもう1つは自分も限界がきていたのだということ。こ

          【第126回】スピッツ/スーベニア

          【第125回】スピッツ/惑星のかけら

          私は毎年のように沖縄方面、石垣島や西表島、宮古島などへ旅行に行っている。そしてこの感想文を公開した今まさに、沖縄に居るというなんという奇遇。沖縄に旅をするメンバーは私を含めて毎回同じ3人。気心の知れた仲なので気を使う必要がなくてとっても楽ちん。さらには私は旅行の計画とか超苦手なのだが、その旅行メンバーの1人がそういう計画を立てるのが好きで、進んで計画・手配をやってくれるのでこれまた超楽ちん。毎回お任せで甘えちゃっている。メンバーのもう1人は私と性格が全く同じで、2人揃っても戦

          【第125回】スピッツ/惑星のかけら

          【第124回】スピッツ/色色衣

          昔縦長にパッケージされた8センチCDというのがあって、最近の人はその存在ってご存知なのかしら。曲数は2曲くらいしか入っていなくて、アルバムを発売する前に、先行シングルなんて謳い文句でよく発売されていたのだけれど。最近の音楽事情はよく分からないのだが、ストリーミングとかになるとそもそもアルバムという概念がなかったりしてるのかな。 まあそれはともかく、そのシングルCDの2曲目に収録されている曲をカップリング曲と言って、これがなかなか味のある曲が収録されていたりする。私がシングルC

          【第124回】スピッツ/色色衣