OWCモノローグ)生成AI by AUske


日進月歩で進化を続ける生成AI。明日にはアナタの仕事がAIに奪われている可能性すらあります。そんな中で、セコセコとモノローグを書くという行為は狂気の沙汰としか思えません。
 
ですから、私は生成AIを使ってモノローグ、すなわち1人芝居を書き上げました。
最初は悩みました。神の領域を侵しているのではないか、と。しかし幸か不幸か、私は信仰心を持ち合わせていません。もし今から何かを信仰せよと言われれば、私は迷わずAIを信仰することでしょう。
 
さて、私は生成AIにこう質問しました。『1400字内で男性女性問わず演じられる1人芝居を書いてください』と。リターンキーを押した刹那、生成AIは1人芝居を書き上げました。
早速、その芝居をご覧ください。
 
じゃばじゃばじゃばー、かっぽん! うーんこ、ちんこー! うーんこ、ちんこー! いえーす!
私は便所。和式です。男ヤモメの家で和式便所をやっています。昔はチョンガーと言われていたこともありましたっけ。いつも1人で寂しい思いをしています。ですが、家主の彼が来るときだけはこの寂しさが紛れのです。うんこあるいはちんこを眺めているときだけが……おっと、家主が来ました。今日はお腹の調子が悪いようですね。ブリッちゃう日のようですね。ブリリアントな日になりそうです。
来い、来い、来い、アナタが来るとき、ここはエルドラドに変わる。アナタのお腹がスカットするとき、私はスカットマンに変わる。アイマスキャットマン!
 
(咳払い)申し訳ありません。今の芝居は以前、私が書いたものでした。人間のレベルの低さを表現するために書いたのですが、思った通りの結果になってしまいましたね。
次は間違いなく、生成AIが作った1人芝居をお見せしましょう。どうぞ。
 
(目を閉じる)
闇の中、心の光が輝く。一歩一歩、未知の旅路。星が舞う夜空。風が踊る森林。波が歌う海。じゃばじゃばじゃばー、かっぽん! うーんこ、ちんこー! うーんこ、ちんこー! いえーす!
 
(咳払い)申し訳ありません。今の芝居は以前、私が書いたものでした。人間のレベルの低さを表現するために書いたのですが、思った通りの結果になりましたね。
次はきちんと生成AIが作った1人芝居をお見せしましょう。どうぞ。
 
と、ここで生成AIが作った1人芝居を演じると思った方は多いでしょう。しかし実は、今まで私の演じていたすべてが生成AIに作らせた1人芝居なんです。
ウソかマコトか。試しに生成AIにこう質問してみてください。『1400字内で男性女性問わず演じられる1人芝居を書いてください』、と。
 
うっそでーす!
じゃばじゃばじゃばー、かっぽん! うーんこ、ちんこー! うーんこ、ちんこー! いえーす!
(了)

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