どこへも行けそうにないから
文章を書く
夏の日 夕暮れ 外はまだ明るくて
こんな日に限って
途方もない 救いようのない気持ちが
突然、やって来たりする
数年前のフラッシュバック
私は何も変わっていない
ただ、蝉の声だけが響く
灯りを消した 暗い部屋
何度想いを馳せても 変わらぬ事実
不幸せではないけれど
幸せにはなれない
「私の気持ちも蝉と一緒に朽ち果ててしまえば良いのに」
数年前にノートに書き記した言葉
あの頃の気持ちが巡り巡ってやってくる
刹那に過ぎていく、なつのひ。
私はずっとこの場所から、動けないままでいる。
#夏 #夏休み #日記
明日には多分、消します。