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モザンレーションインタビュー

下島・写真右 高千穂大四年。持ちネタの高千穂大学とは今春でお別れすることができるのか。
高橋・写真左 慶應大四年。モザンレーションのネタ制作担当。コミカルな動きから放たれるツッコミが武器。
筆者・葛城 本名は「桂」に「木」の方のかつらぎだが、家族にお笑いに関する活動をしていることがバレないように検索避けで葛城にしている。
網本 今回はカメラマンとして同席。モザンレーションはオーケイズの先輩。

2022のモザンレーション

葛城 2022年度を振り返っていけたらなと思うんですけど、前回のNOROSHI(2022)からお話を伺いたいんですが

高橋 NOROSHIは、負けましたね。

下島 負けたね。それも僕らのせいで負けたって感じだったから。一緒に組んでた馬並バトルタイプ(オーケイズ)はめっちゃウケてて、僕らが尻下がりで、あまりなんかウケきらなくて負けた感じだよね。

高橋 そうだよね。いつもそうだよね、方南会館は。

葛城 方南だから?

下島 方南だからみたいなふうにいつも言ってる笑NOROSHIはウケきらなくて、もう次頑張ろう、芸会頑張ろうって感じで終わったね。

葛城 当時何が敗因だったかとか考えました?

下島 敗因はー、なんだろうな

高橋 うーん

下島 まずその、僕がお世話になってる経商法の軽米さん(ユクカハノナガレ)には、ネタ選びミスって言われた。

高橋 笑

下島 ネタそれじゃないだろって言われた。まぁ違うネタだったら上がれたとかわかんないけど。

葛城 NOROSHIはなんのネタでしたっけ。

下島 宇宙飛行士。

高橋 結局、それまでのライブでやってきたいいネタで行こうかなって流れが一ヶ月前くらいにはあって、でもその時にできちゃった全然感じが違う、ちょっとふざけたネタがポンとライブでウケちゃって毎回ミスる笑

下島 笑

葛城 負けてしまったNOROSHIから芸会まではどういう動きがあったんですか。

高橋 どうだったろうな、でもあれが、新人戦。新人戦のMC、あれ結構デカかったと思う。

下島 あーあれはデカかったね

高橋 あれは、なんか、もう四年なんだなって思ったし。

葛城 MCめちゃくちゃウケてましたよね。

高橋 うん、めちゃめちゃホームって感じだったね。みんなが味方って感じ。

下島 あれはよかった。

高橋 あれで、芸会いい感じに行けるなって思ったよね。あん時のネタも割とよかったし。

葛城 何やってましたっけ。

高橋 うどん屋のネタだったかな。で、これができるならこのまま芸会もいけるなって思ったね。俺は最後までうどん屋のネタを芸会でやろうって言ってたね。

下島 言ってたね、海は。でも僕は、新人戦の決勝で一回方南でやってるから、芸会でまた方南でやることになるから、それは違うネタをやったほうがいいんじゃないかって

葛城 バレてるってことですか

下島 そうそうそう、バレてるかって。

網本 芸会0日目(大学芸会直前に行われる、芸会模擬ライブ)とかめちゃめちゃよかったじゃないですか。2位とかとって。その時ともネタを変えたんですか。

下島 あーそうだったね

葛城 その時のネタは?

高橋 あれはAED。あれは確か2位とって。だから方南でやったネタはこの人(下島)はもうやりたくないんだよね

下島 方南でやったネタはね、ちょっと怖いね。僕らが三年の時にね、一個上にエビリスっていう先輩がいたんだけど、その先輩が当時の芸会0日目でぶっちぎりで一位で、2位が50何%で、エビリスが80%とかだったんだけど、全くおんなじネタを芸会でやって、ややすべして、26%とかだったかな確か。それを見てて、あんな面白いのにバレてるとこんなにウケないんだって怯えてしまって笑 だからバレてないネタを選ぼうって意識が強かったね僕の中では。

葛城 で、時系列的にいくと、モザン単独を迎えたわけですね。

高橋 そうだね、芸会前に一回やったね。あれはめちゃくちゃたのしかったね。

下島 うん、あれは楽しかった。

葛城 そこで芸会でやるaikoのネタが出たわけですね。

下島 そうだね、aiko

高橋 aikoもあれギリギリだったけどね。一日前とか、ほんとギリギリにできて。

葛城 でもウケてたから芸会でやろうってなったわけですよね

高橋 まあそうだね、あれはほんとに、ホームだったね。でもあの後にもう一回くらい別のライブでやってんだよね。

下島 そうね、二回くらいやってたかな。後押しもいただいて、それこそカーステレオミュージックさん(元オーケイズ)と対戦した時に、あのネタで引き分けたのよ。カーステレオミュージックさんがキングオブコントで準々決勝に行ったネタと僕らのaikoが。それで僕はaikoを過信しちゃって

高橋 まあ確かに、あのライブはでかい。

下島 そうそう

葛城 なるほど、それでaikoいけるってなったわけですね

下島 aikoいけるってなった。

葛城 そして芸会、モザンレーション

高橋・下島 敗退

葛城 何日目でしたっけ

下島 初日

葛城 そうだ、初日のモザンだ

網本 なんで初日なんですか

高橋 知らん笑

下島 オーケイズの系譜なんだよね、大将は初日に出るって

高橋 あ、そうなん?

下島 そう、水島さん(元オーケイズ、ブラウン管ベイビー)から聞いたよ

高橋 基本やっぱその、モザンレーションがどうするかの決定権は全部こいつにあるんだよね

葛城 それっていつからですか

高橋 いつからだろう

下島 でも最初からではない

高橋 やっぱリキが大学お笑いめっちゃ見に行ってるし、芸会とかNOROSHIも見に行ってるから、そういう戦略については全部任してる。

下島 海はネタを書いてくれてるので、それ以外のことは俺がやろうと思って。 

オルガンと奇面導師

高橋 まあ結果として芸会はよかったんじゃない?

下島 まあまあ、でもうん。僕も奇面導師(予選三日目)で決勝行ってるし。

高橋 俺も、オルガン(予選六日目)で敗者復活上がったから。

葛城 高橋さんは初日にモザンで負けて、三日目に下島さんの奇面導師が上がった時、どんな心境でした?

高橋 これはもう発狂

下島 へへへっ笑

高橋 発狂だね。これは多分もう、発狂しかないね。

下島 あんま海が発狂してるところは見たことないけど、それはするだろうね笑 僕のみ上がるわけにも行かないしね。

葛城 焦りとかは?

高橋 焦ったね。オルガンのネタを何するかも決まってなかったし。

葛城 そこで焦りを感じて、オルガンに力を入れたんですね。

高橋 そうだね、その後オルガンの予選日まで三日間しかないから、三日で作ってやるしかなかったね。

網本 オルガンは予選の直前にライブありましたよね

高橋 そうだね、八月一日くらいに。でもあれがオルガンの初舞台だったし、あの時のネタは完全にお遊びのやつだったから、予選でやろうとかは思ってなかったね。

下島 僕はそのライブ見に行ってて、海がめちゃくちゃ楽しそうだったね。オルガンめっちゃ楽しそうなコンビでめっちゃいいなって

高橋 でも本気でやるって感じではなかったね。

葛城 じゃあオルガン上がった時は

高橋 それも発狂笑 発狂だったね。

下島 その日も僕は客席で見てて。僕はでも海に決勝行って欲しかったし、決勝行ってもらわないと僕らの今後の関係に亀裂が…って

気持ちがちょっとあった

高橋 まあ俺はそこまで考えなかったけどね笑

葛城 逆に下島さんが奇面導師の決勝が決まった時、高橋さんが頭の中にちらついたりしませんでしたか?

下島 うーん、まぁ、後からね笑 やっぱりまず決勝がうれしくて。僕が、一年の時、当時四年生のブラウン管ベイビーが優勝してるのを生で見てるから、芸会で優勝するのが一年の時からの目標だったのよ。今年はモザンで負けて、奇面って去年の芸会(2021)の得票率が5%とかなのよ。NOROSHIも全スベだったし、それまでウケるとかがなかったコンビだったから、横田(奇面導師で下島の相方、オーケイズ)が四年生になって急にいいネタを持ってきてくれて、だから上がった時にめっちゃ泣いて。引くぐらに泣いて。僕が泣いてるところがサークルのグループラインで回ってるくらいなんだけど笑 だからめっちゃうれしかった。で、その後僕は横田と朝までなんかして

高橋 セックス!?

下島 セックスじゃないよ笑 なんで僕芸会行った嬉しさで朝まで横田とセックスするんだよ。

高橋 朝までって笑

下島 違うよ笑

高橋 怖いわ今の

下島 喜びすぎだろ、朝まで横田とセックスするなんて

高橋 これは絶対載っけてくれ笑

葛城 それで六日目にオルガンが上がって

下島 嬉しかったね、でも決勝行って欲しかったね

高橋 次点(オルガンは敗者復活戦3位、2位以上が決勝進出)だったもんね。

下島 今は、オルガンが予選3位のせいでめちゃくちゃ応援ブーストがかかってると思うんだよね。だからもう、オルガンは敵として見てる。

高橋 笑

下島 邪魔で仕方ない、オルガンが笑

高橋 ありがたいね

下島 スターすぎるしね、奥林は(オルガンで高橋の相方、千葉大P -RITTS所属)

高橋 奥林は学生R -1で2位っていう応援ブーストだからね

下島 僕には一切ないから、スター性。奥林のスター性はすごいよ。俺が横田と柴崎(かえるのうた、木曜会Z所属)でフォートナイトしながらラジオやってて、そこで3人ともビールが好きって言ったのよ。そしたらその3人で開いたライブにビールを3人分持って差入れしてくれて。とても真似できないよね。

高橋 でも奥林って、人間味がないんだよね、実は。すごい明るくて、誰とでも喋るんだけど、もう一歩踏み込んだ話ってしないんだよね。

下島 多分あいつ親友いないと思う笑 友達めっちゃいるけど親友いないと思う笑笑

葛城 高橋さんは組んでて一回もなりませんでした?

高橋 俺もそういう話しないタイプだから、だからめっちゃ合う。ぶつかることがないからね、オルガンでいるときは。奥林が人のことをめちゃくちゃ褒めるから人間だから、俺がこう思うって言って、奥林はこう思うってことがないんだよね。

下島 仲良さそうだもんね。

葛城 じゃあ奥林さんは変わった人間ではあるんですね

高橋 変わってるね

下島 うん。でももちろん海も変わった人間ではあるんだけどね。

高橋 俺はまあ普通だけど。

下島 いやいや、海の印象は変人スタートだから。最初、中学のバスケ部の一軍のやつが、ギャッツビーのウェットシートをまわりにあげてて、その時に海が「お前ら使い方なってないよ!」って言って、だから海に渡したら、こいつが目にギャッツビーを入れて目を拭き始めて。それを見ててたから僕の中で海は破天荒人間なんだよね。

高橋 いや、違うんだけどね、あれは。こんな話してもしょうがないんだけど。うちの中学は幼稚園からのエスカレーターの人と、もう半分くらいが中学受験で入ってくる人で、僕は受験だったんだけどこの人はエスカレーターだったんだよね。そしたら、4月に入学した段階でもう内部進学のノリみたいなのがしんどすぎて。

下島 あーあったね。僕も薄々感じてた。

高橋 なんか気持ち悪いなって感じてたんだけど、そこに入って行かなきゃいけないって、地位を築かなきゃいけないって中学生ながら感じてて、その結果の目ギャッツビーだったのよ。

下島 それでも目にギャッツビー入れないよ

高橋 それで確立したからね。「こいつはヤバすぎる」って。のしあがったからね。

下島 でもそん時は海のこと敬遠してたんだけどね。やばすぎるやつだって。そのうち仲良くなっていったけど。

高橋 クラスとかも違ったしね。

葛城 じゃあ変わってる人間同士のオルガンなんですね。

下島 でもね、海は大学お笑い始めてからすごい自分を包み込んでる、隠してる。僕からしたら海は「芸人魂」みたいな人間だから、ふざけるし、変なやつだし。大学お笑い入ってから尊敬される対象みたいになってるね。

思い描いていた学生お笑いLIFE

葛城 高橋さんって、学生お笑いの人たちとあんまり絡まないイメージなんですけど、なんで学生お笑いの人たちとは「芸人魂」ってならないんですか。

高橋 なんでだろうね。なんでだろう。

下島 僕の考察なんだけど、大学お笑いって普通の人間のふりができないやつっていっぱいいるじゃん、でも海はね、普通の人間ができるんだよね。だから海はバイトとかゼミとか、そういうところで楽しむことができる人間なんだよね。だから別に大学お笑いにどっぷりハマる必要がなかったんじゃないかなって。

葛城 でも大学お笑いの人といる時もふざけたいって、破茶滅茶な事したいってなんないんですか。

高橋 確かにね。そう考えると高校の時に思い描いてた大学生お笑いライフではなかったと思う。

葛城 それってどんなものを思い描いていました?

高橋 なんかもう、破壊する気満々で、大学お笑い始めたからね。

下島 入る前なんか自分達尖ってるって思ってたし。

高橋 で、入って、ネタ見せ、激尖り漫才やったと思ったら「あ、シンプル漫コンね」って笑

下島 笑

高橋 あれ、え?俺らって、正統派なの?って。

下島 そこで初めて気づいたね。

高橋 ずっと尖ってるって思ってたからね。でも丸くなっては行ったね。

下島 落ち着きも持ち始めたしね。

高橋 大学M -1優勝して、オラァァ!!って感じもなくなってったね。それが結構あるのかも。なんか、一年生で優勝する前は、かなりガツガツやってたから。

葛城 大学M -1優勝して落ち着き持ち始めたんですね。

高橋 で、まあコロナも始まったしね。

葛城 だから破茶滅茶もしなくなったんですね。

高橋 破茶滅茶じゃなかったけどね。

下島 いや、破茶滅茶だったよ。もう宗教みたいだったしね。僕らは高校で一軍とかではなかったんだけど、僕からしたら海はその1.5軍たちのリーダーみたいな感じでみんなから慕われてたし。高校生では珍しくアンチもいたしね。

高橋 爆笑

下島 授業裏回しとかしてたしね。

高橋 あーしてた。これは、ほんとにしてたね。まあ、教員と仲良かった。

下島 仲良かったね。

高橋 それもあって、裏回しも裏回ししてた。俺が「今日授業うけたくないな」って思った時は、授業が雑談になるように回してたし。それくらいのことしてた。ずっと喋ってたね。

下島 僕は逆にずっと喋ってなかった。ずって寝てたね。中二の頃はずっと永遠の0読んでた。一軍の男子も、女子も、みんな壁のほう行って喋ってるなか、僕だけ自分の席にいて、ずっと本読んで、っていうか本ひらいて、全部のゴシップ聞いてた。

葛城 下島さんは思い描いてた通りの学生お笑い生活でしたか?

下島 いや、もうできてるっていうか、僕はね海の後ろをついて行くつもりだったから。海の後ろついて行けばいいんだと思ってたし、こんなにライブ主催したりするなんて思ってなかった。オーケイズに入ったのも海についていった結果だからね。

高橋 俺は元々早稲田行ってルード入るつもりだったから

下島 僕もルードめちゃめちゃ調べてたし、オーケイズもあんまり調べてなかったしね。だから当時は僕はオマケみたいな感覚だったし、高校の同級生とかは皆んな僕のことオマケだと思ってるし。

芸会2022→NOROSHI2023・『学生お笑い終活』 

葛城 芸会終わって、次NOROSHIですけど、お二人が別々で上がってから、モザンレーションに変化はありましたか?

高橋 なんか最近、僕がよくオルガンで呼ばれるようになったし、この前もアルレク(アルティメットレクリエーションフェスティバル)にサムライカーボーイ(オーケイズ三年半谷とのコンビ)で出たんだけど、その楽屋で知らない後輩の子から「もしかしてオルガンの高橋さんですか?」って言われた時はやばいなとは思った。これはやばいなって。

下島 それやばいね。

高橋 これはマジでやばい。

下島 一年生とかマジで知らないもんな俺らのこと

高橋 そう、オルガンの方がだんだんね

下島 僕は別に奇面導師の人間って浸透はしてないしね。実際奇面導師ではあんまりライブ呼ばれてないしね。

高橋 奇面導師ってやっぱオーケイズすぎるもんな。

下島 そうだね

高橋 オーケイズが産んだ人間の横田何やってる漫才みたいな。

下島 でもこのままだと、モザン、よくはないよな…。

葛城 じゃあもうNOROSHIで一旗あげたいって感じですね。

下島 いいチーム組ませてもらったしね。

葛城 チームの話は聞いてもいいですか?

下島 いいよ全然。

葛城 じゃあチーム名とメンバーを教えてください。

下島 チーム名なんだっけ

高橋 チーム空島。

下島 漫才がモザンレーション、コントが祝詞(オーケイズ2年)、ピンが半谷守備職人。

高橋 そう。

下島 これで勝てなかったら、ちょっとほんとに僕ら情けないなっていうチームを組ませてもらいました!

葛城 これは誰が主導でチームを?

下島 僕です!!

高橋 俺はもう、何も。

下島 僕は考えてるチームをまず海に発表して、海は何も言わないから

高橋 まあそれは「わかりました」って

下島 もうね、祝詞もやっぱノってるし、半谷なんてめちゃくちゃノってるから、彼らに上げて頂こうってね。まあちょっとやっぱね、このチーム組んでるからには上がりたいね。

葛城 予選六日目ですけど、怖いなっていうチームとかはありますか?

下島 うーん、でもわかんないね、他のチームに誰がいるかとか。まずは自分達がウケないと。

高橋 まぁネタもないしね。

下島 そうね。聞くところによるとオルガンは5本くらいあるって聞いたけど笑 これね、おかしな話なんだよね、両方とも海が書いてるのに、モザンレーションに一本もないっていう、これはおかしな話です笑 これは「オルガンの高橋」になっちゃう要因ではあるよ笑笑

高橋 これでもやっぱね、モザンはほんとに0から書いてる感覚なんだよね。ほんとに0、何もないところから書いてる感覚。でもオルガンは奥林っていう人間をいかに生かすかっていうとこで一個既にあるから。

下島 まああと組んで半年っていう。

高橋 そう、まだ尽きてないから、新鮮さもあって。

下島 結構最近はね、海はライブ当日にネタを0で持ってきて、その日に考えるってことが多いのよ。

高橋 まずい、これはまずいね。

葛城 そこに対してもうちょっと作ってきてほしいとかって思わないんですか?

下島 できれば作ってきて欲しいけど、でも、僕に能力がないから作ってきてもらってるわけだしね。人任せになるから言えないけど。0できてくれたからには一緒に考えようってなるけど。まぁ結局海が出したボケが採用されるから、海が作ったネタにはなるんだけどね。

高橋 まあそのための一月の3本ネタライブなんだけどね。

下島 そうそう。

高橋 もうそういうのがないと書けないよね。ライブっていう期限がないと書けないんだよね。

葛城 それなのにオルガンで呼ばれる方が多いっていう状況…

下島 まあでも今月は僕も奇面導師で呼ばれてる方が多いね。

高橋 モザンは1/27の3本ネタライブのみだね。

下島 まあそれに賭けようという。最後ね、NOROSHIがよかったらそれでいいからね。

高橋 まああと、そんなにいっぱい書くタイプじゃないからね。

下島 まあね。

高橋 去年なんであんないっぱい書けてたんだろ、ほんとにたくさんライブに呼んでもらってたし、全ライブで新ネタとかやってたしね。

下島 でもさ、4月・5月らへんはふざけたネタもやってたよね。

高橋 そうだね。才漫とか、

下島 衝突事故(1)とか。

高橋 俺が西野カナをフルで歌うってネタもやってたね。

下島 あったね

高橋 確かにそういう遊びも四年生になってできたってのはあるね。

葛城 下島さんがライブ主催してモザンをやるってのはもうないんですか?

下島 僕がね、もうライブ主催欲がなくなって、もう主催したくない笑

葛城 逆に高橋さんは主催しないんですか?

高橋 僕はね、もういいよ。

下島 もうって笑 一回もしたことないだろ笑

高橋 もうね、もう、早く卒業させてほしい笑笑

下島 笑

葛城 就職も決まって、もう、働きたい?

高橋 働きたいっていうか、もう早く解放されたい。

下島 モザンレーションはもう終わりに向かって突き進んでるから笑 いかに良く終わるかだから笑

網本 社会人になってから、ペチカとかに出たりは?

高橋 いや、もう、絶対にしない。するならだって力とじゃないと変だし、それって自分の中では中途半端かなって。奥林も力も、相方がどっちもプロ行くのに自分は社会人でやってるっていうのがなんかね。

葛城 お笑い自体、楽しさは感じてました?

高橋 うーん、楽しくはあるけど、苦しかったよね。苦しいとかしんどいが。それがあるからかもね、大学お笑いにどっぷりとハマらなかったの。

葛城 下島さんは?

下島 大学お笑いしんどい時はあるよ。漫才してる時は楽しいけど、同期ライブ(大きい南瓜)主催してる上での文句とかはね。僕は同期ライブの主催は2回目からモチベ無くなって、使命感でやってるから。主催者としてのしんどさかな、「ネタ書いてないくせに」って言われたりね。

葛城 それでもプロに行くわけですもんね

下島 まあ、芸人として生きる道以外が全然見えなかったからね。元々僕は大学で小学校の教員免許を取るコースにいるんだけど、それを勉強してたんだけど、やっぱりお笑い好きだし、「スターになりたい」っていう夢があって、プロバスケの選手とかも憧れてたし、高校の頃バンドやってバンドマンになりたいとかも思ってたし。まあずっとスターになりたくて、それでプロになろうと思った。

二人が組んでみたい人、注目一年生

葛城 今の学生お笑いで、この人と組んでみたいとかありますか?

下島 まあ僕はライブ(他人に頼りきり)で「組んでみたい」っていう人とは一通りやったからなぁ。

葛城 高橋さんはいますか?

高橋 うーん、えー…

葛城 義和さんとかは?

下島 あー、義和と海がやってるのとかみたいね

高橋 義和面白いもんね

下島 どっちがネタかいて、どっちがやるのか、みてみたいね

高橋 あーじゃあやりたいね。変なネタ好きなんだよね。でも誰だろうね、やってみたい人。あ、泉くん(IOK四年、クラリネ、ドロームなど)とかかな。すごいじゃん、あの脳。「なんでそんなの思いつくの」みたいなの、喋ってても思うもんな。

下島 僕も泉くんかもな、組んでみたいの

高橋 あと、便サン坊や(木曜会Z二年)今好きなんだよな。便サン坊やめちゃくちゃ好きで、もうね、組みたいっていうか、全動画もらいたいくらいハマってる

下島 それで言ったら僕伝書鳩(駒澤ナイフとフォーク三年)に入りたい。もうおもろすぎる、乗っかりたい。一番最初に売れるんじゃないの?

葛城 じゃあ、次来るんじゃないかっていう学生芸人とかいますか?

高橋 わからんな、みてないから

下島 次来る?うーん、あっ、これ1組いて、冠婚葬祭獣ってのがオーケイズの一年にいるんだけどこれ来るよ。面白い。僕らのライブにもゲストとして呼ぶんだけど、ぜひね、ライブに来る人は見てほしい。あんまプレッシャーかけるのは良くないか笑 やっぱ気楽な気持ちで見てほしい!!

高橋 あ、でも千葉大の@野次馬(一年)ってコンビがめっちゃ面白かった。この前千葉大と対決ライブやった時もめっちゃ面白かったし、相当「大学お笑い」を叩き込まれてるなって。千葉大って離れてるから、大学お笑いを知ってる奥林とかが「大学お笑いってこうだから」ってのをすごい教えてんのよ、そういう文化があるらしい。

葛城 卒業してもライブにはきますか?

高橋 いかないなぁ

下島 元々海は見に行かないもんね。でも多分それが逆によかったのかも。

高橋 確かに

下島 変に染まってないしね

高橋 別に一年生の感覚のままでいるからな。

最後に

葛城 最後にしゃべりたいことありますか

下島 まあでも、ね、今後のオーケイズに注目して欲しいね。僕は大学お笑いにいる間に「オーケイズ」にどっぷりハマってしまって、後輩も結構期待しているので、今僕が被ってる後輩たちだけでも見届けたいとは思ってるかな。情報追ったり大会とかは見にいきたいかな。

高橋 まああとやっぱ半谷、半谷は天才だと思うから、半谷の単独ライブをやってほしい。

葛城 それなら見に行きますか?

高橋 もうど真ん中座る。いや、でもね、半谷のネタは袖で見たいんだよね。

下島 やっぱり滑ってる時も面白いからな。

高橋 でも半谷はライブ前、直前にネタ作るから、それで「やばいやばいやばい」ってなって舞台出てめっちゃウケるのを見んのがめっちゃ好きなんだよな。すげっぇなこいつってなるのがいい

告知

下島 僕と半谷が、2021年に免許合宿に行って、その免許合宿に行ってる間の日記がnoteにあるんでそれをぜひ呼んで欲しいです。最近見返したんだけどあれおもろすぎるから、知らない一年生とかに呼んで欲しいですね。

免許合宿1日目「囚人番号714」(半谷)

免許合宿2日目「年上の後輩」(下島)

卒業へ。時間は今日も淡々と過ぎている。無情に流れるその中では、卒業生も在学生もない。残された学生お笑い生活を僕たちはどう過ごすのか。モザンレーションの二人が見せてくれた栄光は、そう考えさせてくれた。NOROSHIが最後の大会となる彼らの勇姿を僕は期待する。

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