友達をうまいこと励ませない話
なんか、なんですかね。
「がんばれ」ってすごい薄い感じしますよね。
頑張ってくださいって言葉は優しくないというか、頑張ってますけどねもう既にというか、頑張ってもどうにもならないから辛いんですけどねというか、お前はなんの立場でそれ言ってるんですかというか、「いや他人事ですね〜こちとらこんなに辛くて相談してるのに」みたいに思われそうというか。
え、何?
「頑張りすぎないでね」とか言ってみるか?
おぉ、こいつ昨今の「頑張れって言われたくない」的ノリに抗ったコメントしてきてるなって思われない?
なんかがんばって捻り出してきたけど、「うーん、それ言われたかったわけじゃない…」みたいにならない?え、クリティカルなやつ出せるまで一生続くんかこの時間?いやそれはいいんですけど、なんかクリティカルじゃねぇわ〜相談する相手ミスったわ〜ってなって信頼失わない?
は?
え、なんでこの「めちゃくちゃ応援してぇぇぇぇ!!!!」って気持ちが、気持ちだけで直で届かないんですか?
それが言葉を介してうまいこと浸透して相手の腸まで届かないんですか?
この気持ちがどんな言葉より一番相手を元気付けられる気がしてるのに、言葉にしないとなぜか欠片も届かないんですよ。
でも何ですか、この言葉にした時の欠片でしかない感。
この超ド級のクリティカルじゃないどころかヒットもしないみたいな期待はずれ感。
語彙の問題なのかなんなのか知らないけど、落ち込んでる友達を励まそうとするとき、マジでなにひとつ届かない感じがして、たまらんくない?
「何か力になりたい」「私に何ができるんや?」「私に何が言えるんや?」ってもう一生懸命ことばを探して必死になってるんですけど、マジで頭のどこ探しても何もないというか、マジで人生で一度もクリティカルに「これだ!!」っていうものを見つけられたことがないんですけど。あれはなんなんですか?
誰か正解発見した方いたらご報告お願いします。
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