解散について
Twitterやさきほどのnoteでも触れたのですが、ポタラは今日4月28日をもって解散することとなりました。
約1年半ほどの活動でしたね。
個人的には事務所が変わったりして状況が変わったとかもあって長いなーと思っていたのですが、短かったですね。
まず相方は結婚をしています。
ライブとかでもよく言っていたのですが、ちょうど僕とコンビを組んだ1年半前に籍を入れたのです。
なので相方には初めからダラダラと芸人として続ける時間はないことは言われていました。
なのでここ最近ライブ数を減らしたり、相方は相方でいろいろと活動をしていました。
そこでコンビとしての方向性で溝が生まれたというのがあります。
僕はライブに出たい、ネタをやりたい。
でも相方は売れたい、稼いで家族を食べさせたい。
どちらが正しい、どちらが偉いということはないと思います。
ただ僕には僕で譲れないライン、相方には相方で譲れないラインがありました。
そこでお互いコンビとして活動していくよりかはおのおのがプラスになるような道を歩んだ方がお互いのためだということで解散することになりました。
解散の話自体が出たのは2週間前だったと思います。
ただその場では決められない、特に相方には奥さんがいるので一度家庭に持ち帰ってから決めてくださいと相方に委ねることとなりました。
そして数日後、事務所ライブのネタ見せ前に相方から解散を切り出されました。
解散を切り出されて思ったのは不仲ではない解散は頭がスッキリとするなということです。
相方と解散の話し合いをしていた時にはどうしようもないモヤモヤで頭がいっぱいでした。
「解散する」のではなく「解散するかもしれないしそれを相方に委ねている」という状況は誰でも彼でも話して相談できるものではないと思っていたからです。
それから開放されただけでも僕としては意味のある解散だなと思いました。
ポタラというコンビを組んで一番の思い出といえば僕は当然事務所の移籍です。
5年間お世話になった松竹芸能を退社して、相方が前から所属していた太田プロへの移籍。
事務所にギャラを取りに行ったり、結構な先輩に出くわしたり、今までとはまた違う経験をさせていただきました。
相方が元々入っていたレギュラーライブに出させてもらうことで太田の方々とは割と早くに仲良くなれた気がします。
特に1、2年目の後輩達は相方より僕の方が太田での歴が近いからこそ積極的に話しかけていました。
キングオブコント、M-1はどちらも2回戦落ちでしたけれど、自分達が納得のいくネタで挑戦は出来ました。
相方は今のコンビを組むまで漫才の経験がほとんどなかったので、M-1で一回戦を通過出来たのはとても思い出に残っています。
またキャモン西本さん主催の大阪でのライブや座・高円寺2でのライブでは普段出られないような大きな舞台も経験させてもらいました。
今後のことですが、僕は芸人を続けます。
まだ気力がある限りあがいてみようと思います。
ピンでも活動は続けますが、出来ればコンビを組みたいです。
今後どういう人と組むかはまだ分かりませんが、解散を2回経験している分、より一層相方思いの芸人になれればと思っています。
また作家やライブ主催など芸人以外の活動にも力を入れていこうと思っています。
面白いことに関わり続けることが出来ればこれ幸いですので。
あと365日お笑い出るか見る生活ももちろん続けますので。
明日もピンでライブに出ますしね。
さて普段のnoteよりも長文になってしまいました。
それだけポタラとしての1年半は濃いものだったと思いますし、悔しさの残るものだったとも思います。
中地さんも1年半組んでくれてありがとうございました。
芸歴は1年先輩でしたが、そのポンコツさがどんどんと露呈していくたびにイジリキャラになっていったのが印象的でした。
そのキャラクターの面白さは芸人という活動を辞めてからも関わった人たちを笑顔に出来ると思うのでぜひ今後の人生に生かしていってください。
短い間でしたが、僕たち目当てで見に来ていただいた方、目当てではないものの僕たちのネタで笑っていただいた方、お世話になった先輩、同期、後輩のみなさん、各ライブのスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
活動する道は違えど僕たち二人を応援していただければ幸いです。
最後に今の気持ちに寄り添った歌を添えておきます。
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