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「ない」という言葉への反応


最近、このテーマで話したり、書きたくなる欲求がすごい。

先日もこのテーマで書いたばかりだけど。


結局、同じようなことを書いてしまっているけど、noteは日記的なものなので気にしないで今日も「出す」ことにしよう。



「ない」という言葉への反応



「〜がない」という言葉を聞くと、ものすごく嫌な気持ちになることが多くなった。


「嫌な気持ち。」

何か表現が違うような・・・


違和感。
えっ、「ない」ってなくないですか?みたいな(笑)



そうだ、
あるはずのない言葉がある不思議な感じ。なのかもしれない。




いやいや、とはいえ、

「おぬしも毎日使っているじゃないか〜」

と自分ツッコミが入る。

(よく、自分にも子供にも夫にも、「できていない!」って言っているし〜)




外側で使われている言葉に敏感なのに、自分では使ってしまっている。

ということは、よくあること。

外に存在しているものの違和感から、私たちは内側の変化に気づいていくものなのかもしれない。



反応している自分から見えてきたもの



ともかく、

自分に自分で◯をつけることをコツコツ続けてきたら、

「ない」という言葉が嫌いになった、変だと思うようになった。

というのが、今の状態。


「ない」ってなくないですか?のツッコミ


例えば、

「あの人は愛がない」という言葉を聞いた時。

愛がない人っていなくないですか?

とか。



「私は愛されていない」という言葉を聞いた時。

愛されていない人はいなくないですか?

とか。



「あの人はできている人」という言葉を聞いた時。

逆に、できていない人っているんですか?

とか。

「私はできていない」という言葉を聞いた時。

できていないって、何を持ってそう認定するんですか?

とか。


まあ、めんどくさいくらいに、いちいちそういうツッコミが入る。



私たちは、すべてあった世界から、一度分離された「ない」がある世界へと移動してきて、この人生を生きている。

だから、また「すべてある」の世界へと戻る。

それを繰り返しているわけだから、

とすると、ぐるっと回ってきて、また「すべてある」のところに近づきつつあるということなのだろうか。



一度、究極に「ない」を体験して「ある」の世界の幸福感を感じてしまうと、もう「ない」がある世界には戻りたくないって思うけれど、

でも、「ない」も存在していい世界が「すべてある」の世界なのかもしれないな〜とか。

こういうふうに哲学的に考えてしまうところが、私であり、それが面白さでもある。

そう、めんどくさいことは、面白いことのだ。


「ない」も「ある」もすべて存在している世界が、「すべてある世界」

矛盾が存在するのが、真実の世界で、それが面白い世界なのだ。



0か1で全てを捉える世界からの卒業



「ある」と「ない」は0と1の世界。

ところが、0から1の間には、

数えきれないほどの「ある」が存在している。

0.0000000000000000001

があるように。



その間にあるものを、観ることができるかどうか。

それが、この世界を広げることになる。

そして、実は私たちは豊かだったということに気づく。

それって、ものすごく幸せな状態。



それが、統合であり、目覚めであり、愛の状態。



例えば、人の命もそう。

生まれてからが「命がある」となるのか。

いや、そうではない。

生まれる前から「命はあった」



肉体を持って、このように生まれる時からが「存在」になるのではなく、

その前に、見えないけれど「ある」が存在していた。



死んだら「ない」になるのか。

いや、死んでもなお、そこに「ある」

それが魂。



「ある」と「ない」の世界をなくすこと。

それが、見えない世界と見える世界の統合。

分離のない世界。

すべてが繋がって、すでにある世界。

そういう意識になった時、とてつもない安心感と幸福感を感じるはず。




間にあるものを「観る」意識を持つこと

「ない」と「ある」、0と1の間にあるものに意識を向けていく。

顕微鏡で世界をグッと狭めて拡大していく。




そして、そこに目には見えないけどあったものを確認できたら、

今度は、目を離して、意識を広げて全体をマルっと捉えていく。



般若心経に出てくる「観自在菩薩」のごとく、自在に観る力を高め、全てを「ある」にしていきたい。



「ない」の封印実験


ということで、まず私がやることは、普段使う言葉から「ない」を手放していくこと。


「できていない」→「できつつある」
「愛がない」→「愛はすでにある」


というように、言葉に意識を向けて、よりフィットする言葉を使っていこう。

さあ、今日から意識を向けよう。どんな変化、気づきに繋がるのかな。






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