お笑いこたつ

お笑いに関するこたつ記事(コラム)を書くアカウント。何も知らない素人そのものの人間です。

お笑いこたつ

お笑いに関するこたつ記事(コラム)を書くアカウント。何も知らない素人そのものの人間です。

最近の記事

キングオブコント2023で塗り替えられた4つの記録

サルゴリラが激闘を制し、見事な優勝を遂げたキングオブコント2023。点数の開きをみるとサルゴリラが圧倒したように映りかねないが、今大会は多くの記録が塗り替えられた大接戦となった。それを象徴するように塗り替えられた4つの記録から、大接戦を総括していきたい。 ①トップバッターの歴代最高点数 審査員5人による500点満点の形式になった2015年以降、長らく2019年うるとらブギーズの462点がトップバッターとしての歴代最高点数だった。 今回、カゲヤマはお尻丸出し謝罪ネタという、

    • データをざっくり俯瞰して「M-1グランプリ2022年大会ファイナリスト候補」を考えてみた

      錦鯉・長谷川さんの涙で締めくくられた素晴らしい2021年大会が終わりました。M-1を愛する人からすると、M-1が終わった瞬間に「素晴らしい大会だった。来年はどうなるのだろうか」という予想を行う、1年の中でどこで頭を休めればいいのか、という悩みが付きまとって仕方ないことでしょう。 さて、ということでタイトル通り、来年のM-1ファイナリストを、この段階で考えてみました。今回は好みよりも先に「データ」を軸に考えてみました。今回でM-1は復活して7年が経ち、「前年の傾向と照応する」

      • 誰が上沼恵美子に怒られるかが読めない

        ランジャタイの陰に隠れているが、真空ジェシカも、モグライダーも、ロングコートダディもあり得る。上沼恵美子怒られ枠の話だ。 M-1は格闘技のK-1を模して名前がつけられた大会だ。ただ1つの頂点を争う、お笑い芸人のアスリート性が強調されたショービジネス。これまでの賞レースよりも多くの人を惹きつけたのは、この「お笑いは遊びではなく競技」という側面を強調したことが大きかっただろう。 立川談志がスピードワゴンに辛口の評価をするなど、審査員の厳しさも”ガチ”感を見せつける象徴となって

        • M-1準決勝が来たる

          準決勝が開催されるということで大盛り上がりだ。もちろん、盛り上がっているのはお笑いが好きな一部の人間に限られるのだが、皆さんはこの「準決勝」で一喜一憂している私たちのことをどう思っているのだろうか。私は正直「わけがわからない」と思われているような気がしてならない。 スポーツ観戦を趣味としている人間を見ていると、手前の段階での熱量でファンとしての度合いが変化している。高校野球を愛してやまない人間は、一定のレベルまで行くと地方予選に足を運び、涙を流す。 私は野球が好きだが、そ