見出し画像

FIVE GUYSのフライドポテトは絶対に余る量|29 July - 3 August 2024

 先週のBournemouthトリップでは、列車を逃して、切符を皆で買い直すという失敗をした為、今週は節約生活。チケット代の32.65GBP分を1週間で回収できるでしょうかって話。

29th Monday (+6.30GBP)

友人が店員にナンパされたついでに自分も名前を聞かれる優しさとは - Neds Noodle Bar - founded London 2000

 わりと新しめな友人(会うのは3回目、名前はまだない)に誘われてピクニック。ご飯買う店、行きたいパブ、この時間帯にここを歩きたいまで、入念なプランが1週間前に送られてきて、私の友達市場では割と珍しいタイプの子。超潔癖のイギリス人(通称:オレオ)も来て、買ったビール缶をめちゃくちゃ拭いてたし、ピクニック中も一人だけ立ってた。その後に合流して5人で行動。昨日も5人で、私は自然と5人を集めたがりなの謎だと思った。

レモンサワー飲みたい気分だったのでフルーティーなおすすめを聞き17を頼んだ - BrewDog Waterloo

 FIVE GUYSに行き、ぜったい誰かは余らせるだろうと思っていたフライドポテトを案の定もらい、何も買わずにフリーの落花生を食べた。過去5回くらいは誰かしらがポテト余らせてる、絶対余る。私が食べてもなお余る。彼女のプラン通り、夜のビックベンの景色はすごくよかったって話

30th Tueseday (+1.95GBP)

かーらーそーうーまーそー

 以前、引越しを手伝ったKOGの家で韓国本格チゲパーティー。本日も相変わらずBubble tea店を見つけて、閉店間際の時間に3人と1匹で競歩。間に合って、今週の一杯を飲んだ。自分の家まで微妙な遠さだったから、そのまま、ほぼおばあちゃん家になっている家に向かって泊まったって話

ノーマークの無名店ながら上位にランクインする旨さでした - Gonuts Bubble Tea London

31th Wedneseday (+7.40GBP)

朝起きて出勤前にこんな最高なご飯を作ってくれちゃうあなたは絶対に幸せにしかなってはいけない make by あだち

 この日も友だちの家に初めていく予定でワクワクしてたけど、1人がキャンセルになって、自分だけ行ってもなと思ってやめた。電話で先週とは別のイタリア旅行会議。会って話すべきじゃんと思ってた先週に比べて、移動しなくてラクだしもう今後全部電話でいいとなった。で結局、イタリアじゃなくてクロアチアに行くことになったって話

1th Thurseday (+3.80GBP)

友だち推薦のお店に間違いはない
£8 - Kangnam Pocha

 ロンドン生活においてTwitterで情報収集してた時に、とても助けられた子が来週、本帰国する。彼女は以前から1年で帰国すると決めていて、友だち作りで企画したピクニックにDMで誘ったのが始まり。何かのきっかけでまた会いたいなと思ってDM。予定した当日は、大遅刻かましたのにすごく心配し許してくれて、優しさの塊だと思った。引っ越しを決めた時も、彼女の話を参考にして、近所になって、電車で偶然会ったりするようになって、約束もしてないのに普通に日常で会えちゃう友だちがいるのテレビドラマで繰り広げられる世界の狭さだなって嬉しかった。

 一日めいいっぱい過ごしたくて、途中の病院で抜けてからまた合流(活発に動きたかったし3回目のステロイド注射は断った)。帰りの電車も、買い物するからと嘘ついて、自分の一つ前の駅で降りてその子と歩いた。もっと陽キャだったら、「最後はイギリススタイルでハグしよ」とか言えたのに、そういうとき日和る。ここでのコミュニティって日本で普段遊んだり話してた友だちや家族がいないから、その分一緒に過ごしてくれてるんだなと思ってて、悲しいかな、ここでだけ。また、いつか会うきっかけがあったらいいなって話

2th Friday (+16.95GBP)
 私が働く日本食レストランには、イタリア、フランス、イギリス、タイ、香港(カントニーズ)、中国(マンダリン)、インド、ベトナムからの子たち、且つスペイン語、韓国語を話せる子がいて、どこの国の観光客来ても無敵(キッチンにはポルトガルとかもいる)。いつも、いろんな国の言葉を教えてもらっている。最近はイタリアに行くのでイタリア語を集中して教えてもらっていて、ジェラートを注文するときは「ピスタチオ」じゃなくて「ピスターキオだよ」って言われた。でも、同僚のフランス人は「ピスタッシュだ」って言い出して、フランス人とイタリア人はhate each otherって言ってお互いの国のイントネーションを真似して笑ってた。

 仕事後はBournemouthに一緒に行った若者たちのトレンドに乗るべく、ロンドンのホットスポットであるゲイクラブ「Heaven」に行くことに。23時に合流すると、台湾女子(通称:DJ)が病欠、韓国男子(通称:ビット)がなぜかご飯を作るためにDJの家に向かったという謎の話を聞かされ、クラブではなく3人でPub Crawlへ。通りかかったバプのドアマンがおすすめのカクテルバーを教えてくれて「僕の友だちだと言えば入れてくれるはず」と彼はリチャードと名乗った。外国人の名前っていつも覚えられないのに、そういう時はね。紹介されて辿り着いたお店が素敵すぎ、でも本来入るのは難関、リチャードは私の中で一気に親友に昇格した。

半年前くらいまでcocktailってコーラと何かを割った飲み物だと思っていたら 普通にカクテルだった kがaに見える視力 - Mr Fogg's Pawnbrokers

 バーでは香港人の子(通称:八木ちゃん)が永遠に自分でパワポにまとめた「2023年のDatingアプリでの活動の記録」を見せながら発表してた。このアプリデートを通しての目標を先に掲げ、22人とデートして、合計£88の出費だったこと、3択の顔写真で「この中でmaking outした人は誰でしょう」とかいうそれぞれ会った人の説明をクイズ形式で出題された。日本にもアプリでのデートの結果を長文レポートで送ってきたキチガイな友人いたな。自分はどこにいてもおかしな友人たちに囲まれてバラエティ豊かな日々が送れていることを再確認。

 終盤、デート相手全員の顔写真一覧のページになって、この中で質問があったらなんでもどうぞとか言われている途中に気づく。あれ、クラブに行くと思ってたから、荷物は職場に置いて、持ってきたのはスマホと財布だけ、家の鍵を忘れた at 3am。こんな夜中に誰にも連絡できない、ここでよぎった選択肢、2人のどちらかの家に入れてもらうしかない

1.日本人だし頼みやすい、けど男、そして遠め
2.八木ちゃんはまだ浅い中(会うの6回目)、実際は彼女の家ではなく親戚の家

 これは流れに(相手に)委ねるしかなかった。そろそろ帰ろうか、何線?の流れで白状。結果、普通の如く「泊まりなよー!」と八木ちゃんが泊めてくれることに。こういうピンチがチャンスに変わる感じ、仲を深めていくきっかけにできたことに拍手。

 日本人男(通称:くっきー)も家まで連行してルームツアー。立地からして、そんなとこに住んでるって相当だろうなと思っていたけど、外観から入り口から間取りから全てが桁違いだった。しかも私用に一室使わせてくれ、わざわざ布団を出し、シーツをかけ、枕もふたつ、掃除機かけ始めて、ドライヤーもくれ、トイレとシャワーも専用で、ホテル以上。本人は住んでないのにロンドンに家を買うってなに? 世界がこんなにも違うことを目の当たりにさせられ、「わー!すごーい!なにこの家ー!超イイねー!アゲー!」じゃなくて「え……」って言葉を失う方向性の興奮だった。私こんなところで寝るの?恐縮するってメールの文面で何度も使ったことがあったけど、たぶんはじめて本当に恐縮した。圧倒されて、ベットに横になってだいぶ長い時間天井仰いでた。でも快適ベッドすぎてぐっすり眠れた。って話。

八木ちゃんが散々デート相手がお金を出してくれなかった話で攻め 私がボーナスもらった?というアシストを決め くっきーが本日のお会計

3th Saturday

昨日仰いだ天井

 友だち宅に泊まって先に家を出る時あるある、声かけてから出ようか迷う。そのまま出てっていいよーっては言われたけど、「普通に考えてお礼とおはよう言っていくべき」 VS 「起こしちゃ悪いしなんか緊張する」の感情。結局日和って言わずに扉の前で念を送ってから、家を出てすぐメッセージ送った。

 もう一つ、人の家に泊まるときに悩むのが、片付けをどこまでするか。とりあえず、ベットシーツを剥がし、毛布・枕カバーをとり、シャワーとかはもう使ってないんじゃないかレベルの状態で、タオルはかけたまま、借りたものはいい感じに棚の上に配列して置いた。これで合ってます?ほんとは一宿一飯の恩義(田舎に泊まろうで学んだ)をしたかったけど、人の家勝手に触るのもだし、もうこんなところに見ず知らずの私を泊めてくれて、何を恩返ししたらいいのかわからない。後日奢りまくる。

 その後はその家の凄さを母に電話し、職場でも同僚二人とボスとマネージャーに話して、一日中、仕事中もずっと謎の放心状態だった。ボスに言われたのが「チャイナの金持ちは桁が違うからね」。日本に土地や家を買ったり、爆買いしてる中国人たち、その彼らが君だったのかとハッとした。すごく衝撃を受けたけど、その感情の詳細はわからない。八木ちゃんはこれが目標って言ってたし、みんな周りがこうだって言ってた。

 周りの環境。こっちに来て節々に思うけど、ロンドンにいる人って金持ちだ。それか、学びに来てる人か、稼ぎに来てる人。学びに来てる人たちも家庭は確実にお金がある。ストレートに親の仕事聞いちゃうとみんな納得する職業。性格が悪い金持ちに会ったことは特にないけど、すごく教育も行き届いている子たちばかりで、ちゃんと両親なのか本人なのか努力あってこそのこの子たちと彼らの今の環境だよなというのもわかる。東京にもロンドンにも、私なんかでも一応一時的には住むことはできるけど、“そこにふさわしい生活”が未来永住できるのは、お金を持っている人だ。金持ちがいいとか悪いとかなりたいとかの話じゃなくて(いや普通になりたいに決まってんだろ)単にリッチピーポーの世界を覗けたのが面白かった。

4th Sunday (+25.00GBP)
 最終日は一週間の伏線を回収したかもしれない(?)私はなぜ5人を集めたがりなのかーーそれだけ人がいたら何かが起こってるって話。ビットにDJの家に行った時の話を問い詰めたところ、いつの間にか交際していた(Probably)ことが判明。DJに聞いていたタイプとビットが全く正反対すぎると八木ちゃんも「idk what to say」と困惑。そしてビットも私が「DJ元気になった?昨日誰かとご飯行ってたみたいだから、some guyと」とDJのインスタ投稿で見たことを話したあと困惑。また、他人のケンカのタネを作ってしまったのかもしれない。ちょっと当分本当に黙りますって話。

 今週はご飯の誘いを泣く泣くお断りしたりして61.40GBP分を使わずに過ごせた。節約も完。英語で恋バナできるようになってきてワクワクしてきた。

来週の目標
✔️髪を切りたい
✔️旅行の計画をFIXさせる
✔️連絡とっている人たちとのやりとりをブッチするんじゃなくて完結させる