「僕らの恋愛シェアハウス」シーズン2について話すから聞いてくれ2024/07/31
韓国の恋愛リアリティ番組、「僕らの恋愛シェアハウス」シーズン2にどハマりしている。この記事を書いている時点で2.5周した。0.5周というのは辛気臭くて飛ばしたところを見直したということ。辛気臭いパートを飛ばしたせいでラストでびっくりした。見直したおかげで少し納得度が上がった。
この番組は男性しか出てこない。恋愛リアリティ番組というだけでセンシティブなのにさらにゲイ男性だけが出る番組を楽しんでいいんだろうか、と少し葛藤がありつつもひっそり見ていた。見てみると出演者が男性のみということはある回を除いて全く気にならなかった。
その回はカミングアウトについて話し合う場面だった。「秘密にする必要がないと思うからカミングアウトで悩んだことはない」という人、「恋人との写真や手紙が親に見つかり、それが意図せぬカミングアウトになって半年家出をした」という人、「まだ家族には言えていない」という人。番組に出演するにあたり、自分の口から伝えたくて急いで友達にカミングアウトした人もいた。
印象的だったのは最初に伝えたのが女友だちや女きょうだいだと言う人が多かったこと。理由は想像できるようなできていないような気がする。女性はホモソーシャルの外側にいるから?それだと主語が大きすぎるな(ホモソーシャルという言葉をすごく理解しているわけでもないのに使っちゃったかも)。シンプルにその人を信頼しているから、かな。どうだろう。わからない。
この回を見てまた少しコンテンツとして楽しんでいいものか悩んだけど結局続きを見た。わたしは恋バナが好きだ。小学生の頃もあいのりを見ては友だちとキャーキャー言っていた。あいの里も呑気に見た。こう書いてみるとわたしは男女の恋愛と同性同士の恋愛を区別しているな。差別だ。勝手にセンシティブなものだと線を引いてしまっている。じゃあ楽しんで見てもいいのかな…。ただ恋リアを楽しむ人としてやっていっていいのかな。ちょっと踏ん切りがつかない。でもさっきまで気が付かなかった差別心が見えてよかった。
悩んだ話はここまでにして、わたしがニマニマしながら見たシーンの話を始めよう。
1番好きな回はジュンソンとソンホが初デートをする8話。
ジュンソン:ヤンチャ系の顔立ち。背が高い。口が悪い(多分)。初日からソンホが気になっていて積極的にアピールしている。
ソンホ:小型犬のような見た目。トテトテ歩く。最初は別の人が好きだったけどジュンソンのストレートな好意によって気持ちが揺れている。
ジュンソンは一途にソンホを思い続けていたけどデートできずにいた。その日は「これまでデートをしたことがない人とデートできる」ルールだったので、ジュンソンはシャワーの後の髪も乾かさないまま大急ぎでソンホを誘いに行った。床に座って髪をセットしていたソンホの横に跪いて「デートしよう」と言いながら、寒がりのソンホのために温めておいたカイロをプレゼントするジュンソン、健気だ。ソンホはジュンソンの方を見もせず「いいよ」と答えて、ジュンソンがいなくなった後「やっと来たか」と呟いていた。待っていたんだね。このシーンが好きすぎてここだけ何回も見た。
恋愛シェアハウスでされるデートは番組が用意しているものが多い。それは2人でマグカップやブレスレット、似顔絵などを作って距離を縮める、みたいなもので普通のデートとは少し違う(人のデートを知らないのに勝手に普通を知った気になっているけど許して、でもそうだよね?)。デートコースを自分で用意していた人もいた。彼らは本当にデートしたい人とは別のデートでそれをすることになって歯痒かった。
ジュンソンとソンホの初デートは「海沿いを歩いて美味しいごはんを食べてカフェに行く」というめちゃくちゃ“普通”のデートだった。2人が軽口を叩き合いながら2ショット写真を撮ったり景色を眺めたりしているのが、とてもリアルなデートに見えた。ちなみに恋愛シェアハウスではたくさんのポラロイドカメラが用意されていて、デートには必ず持って行かれている。みんなすぐ自撮りをする。
ジュンソンもソンホもすごく気楽に自然に過ごしているように見えて、良いデートだった。ジュンソンは寒がるソンホに再び温めておいたカイロを渡していた。準備がいい。好きというより愛なのでは?好きと愛は何が違う?わからないことを言わないようにしよう。
カフェでソンホの好きな甘いものを食べた後、ジュンソンが「たい焼きを食べるか?」と聞いて「お腹いっぱいだから無理」と断るシーンの次に2人でたい焼きを食べていて、それがソンホすぎてウケた。
その夜のコールタイム(1人にだけかけられる)では初めてソンホからジュンソンに電話がかかった。「今日は楽しかった」と言うソンホに、「僕はもっと楽しかった」と答えるジュンソン。ジュンソンは本当にソンホが大好きでデートも幸せそうだったので、おい、よかったねジュンソン…と得も言われぬほど大きな感情が生まれた。このコールタイムの様子は10話で見られる。ジュンソンってコールタイムでいつも目を閉じて話すところがかわいいんだよな。ソンホの声を聞くだけでとろけている。声が聞けてよかったねジュンソン…。
この1日を振り返るソンホが、「人生を振り返ってみてもこれほど幸せだったことがあるだろうかと思うほど幸せなデートだった」と話すところで、もう決まったじゃん!決まりでいいよね!?と1人大騒ぎした。
簡単に話すとこういう感じ。どうする?まだ話せるけどもう2,000字超えてるからもうやめるか?やめとこう。最後まで読んでくれた人はいるんだろうか。
また明日(明日また恋愛シェアハウスのことを書くという意味ではなく明日の日記でお会いしましょうという意味)。